目のクマ。
なくせるのならなくしたい、目元に居座る頑固なアイツ。このクマをなんとか隠すべく四苦八苦したり、自分に合うコンシーラーをずっと探し続けているという方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんに朗報です。
目元ケアもしながらクマを隠せるコンシーラー、出てるよ~!
しかもデビューしたばかりの新ブランドということで期待も高まりつつ、筆者のがっつりクマを相手に実際に使ってみました!
Ctrlx(コントロールバイ)
こちらは2024年5月1日にデビューしたばかりの出来立てほやほやブランド Ctrlx(コントロールバイ)。
ビジュアルのおしゃれさから只者ではない雰囲気が漂っているのですが、それもそのはず!
コスメ好きなら一度は見たことがあるであろうアイメイクブランドのラブライナーや、スキンケアとベースメイクが同時に叶うことでファンの多いタイムシークレットを展開するmush株式会社が、デザイン会社と共同開発したブランドなのです。
公式サイトがかなり気合入ってるから一旦見てほしい。
コンセプトは「がんばりすぎない目元ケア」
あなたが、あなたの時間を生きているように。
私も、私の時間を生きている。
誰もが自分の喜びや悲しみを、その表情を毎分毎秒、
その目元に宿している。
つまり、がんばって生きている。ってことだ。
Ctrlx公式サイトより引用
涙、止まらないよ…
優しい。優しすぎる。すでに感無量なわけですが、このコンセプトのもと生まれたアイテムも思いやりの塊なのです。
『アイバーム』『アイコンシーラー』
ブランド第一弾は目元ケアアイテムのこちら。目元悩みの種類とパーソナルカラーに合わせて選べるのが最大の魅力です。
「コンシーラーは難しくて手が出しづらい」「どんな目元ケアをしてもクマは消えない」という悩みに寄り添って生まれたそうで、選んだバームとコンシーラーを専用ケースに入れちゃえば自分だけの目元ケアカスタムパレットが出来上がります。
このアイテムのコンセプトは、パソコンのショートカットキー。
つまりキーボードのCtrl(コントロール)キーとアルファベットキーを組み合わせて入力することで行いたい操作をすばやく処理できる便利技のように、目元ケアもさっとできちゃえばいいじゃない!をテーマにしているのでのですが、パケ買い欲をくすぐるアイテムですよね…!
ひとまず箱チェック
ではまずコスメの箱大好き芸人・ライターゆう子が行うレビュー前の儀式、箱チェック(という名の箱を眺めるTime)でございます。
レビュー始めるんじゃないんかい!
その突っ込みを大いに浴びながらもやってしまう…!はい!今回の箱は、こちらです。
どの商品か、どんな成分が配合されているのか、そしてどのパーソナルカラー向けなのかが一目でわかるありがたいシールが存在感を発揮しておりますが…
これは………
こうじゃっ!!!
箱そのものの全容をチェックするため一旦シールには退場していただきまして、
(この後きちんと元の位置に戻しました)
普段からパソコンを使う方ならすぐに連想できそうな、キーボードっぽさ全開の箱です。どの商品かわかるような文字をバランスよく配置しているのにも関わらず、キーボードっぽさは失われていないという素晴らしいデザイン。
特にブランドのロゴが描かれたカスタムケースの箱は、コントロールキーそのものですよね。
どのキーよりも押したコントロールキー(個人差あり)
バーム・コンシーラー・付属ブラシが入ったコンパクトなケース
次は本体をチェック。かなりコンパクトなケースですが、これだけ小さいのにミニブラシと鏡がついているのが嬉しいポイント!外でのメイク直しでも重宝しそうです。
選んだバームとコンシーラーを左側の空いているスペースに配置して完成です。
バームとコンシーラーの組み合わせでももちろんいいのですが、あえて2つともバームにして保湿メインのパレットにしたり、はたまた色違いのコンシーラーを入れてみたりとさらに自由に作るのも楽しそう!
選べるバームとコンシーラー
まずはバーム。筆者は「めぐりの悪い」というワードに惹かれて一番上のblueを選びました。
目元のくすみに注目したbrownも人気ありそう。
そして、コンシーラーの色選びです。パーソナルカラー別になっていますが、最近パーソナルカラーが何なのか曖昧な筆者はどうしたものか…?
悩みましたが、どちらかというとブルベ寄りなメイクが好きですし血色というワードが気になったので、ここはPlus Bにしてみました。
バームもコンシーラーもほぼ直感で選んだ!どうなる!
コンシーラーは意外なテクスチャ
Plus Bはブルべさんが得意そうな白みピンク。
驚いたのはテクスチャです!目元ケアというだけあってしっとりとしているのかと思いきや、意外にもさらっとしています。こってりとつくわけではないので、調節はしやすそう。
しかし乾燥しがちの目元にこのさらさらコンシーラーはどうなのか…?ドキドキしつつ、いざレビューです。
クマは隠せるか?実際に使ってみた
まず、コンシーラーを塗る前の目元を見ていただきましょう。
目頭~黒目下の付近に青いクマ。これ、学生時代からずっとありまして、このおかげでどんよりとした疲れ顔に見えてしまいがちです。それにすごく眠そう。
ちなみに青いクマの主な原因は、冷えや睡眠不足などで起こる血行不良らしい。思い当たりがありすぎる…
さて、この頑固な青クマを隠すことができるのか…!
筆者は普段コンシーラーをのせるとその部分だけが浮いて見えてしまうのが悩みなので、うまく肌に馴染むかもチェックしていきたいと思います。
バーム+コンシーラー
指でバームを涙袋下全体に馴染ませた後、付属ブラシでコンシーラー少量を点置きしてみました。
バームは無色透明で画像ではわかりづらいのですが、ひと塗りですーっと伸びて力いらず。アイクリームを塗った後のようなしっとり感がありますがべたつきにくく、ベースメイクの邪魔にならなそうなのがありがたい!
筆者の場合コンシーラーが小じわに入り込みやすいので、極々少量からスタートしています。これを薄く伸ばして、状況に応じて足す感じ!
コンシーラーを指でやさしく伸ばしていくと…
これ!どうですかこれ!
先ほどの量から足さずにこの仕上がり。クマが濃い部分はきちんと隠れたと思うのですがいかがでしょう!筆者くらいのクマの濃さであれば申し分ないカバー力。
単体だとさらっとしていたコンシーラーも、あらかじめ仕込んだバームに重ねるとしっとり質感になって伸ばしやすくなり、乾燥しちゃうのでは!?とドキドキしていた筆者も胸をなでおろしました。
バームと合わせることを踏まえて、あのさらさらだったのか…!
ただ若干ピンク色が目立つので、気になる方がいるかもしれません。
バーム+コンシーラー+ファンデーション
しかし喜ぶのはまだ早い。
コンシーラーとファンデがうまく馴染まない事件とか、よくありますぞ…!
目元のベースメイクを完成させてみると…
大丈夫でした。馴染んでます!
厚ぼったくならず自然な溶け込み方がとてもいい!先ほどはコンシーラーの色が浮いて見えましたが気にならなくなりました。むしろピンクの補正効果か、目の下のどんよりとした雰囲気がパッと明るくなったようにも感じます。
このピンクっぽさをもっと馴染ませたいときは、更にファンデを重ねるとよさそう。
数時間後どうなった…?
少量を薄く伸ばしてもカバー力◎、ファンデとの馴染みもよい!という、コンシーラーに求められがちなポイントをがっちりと抑えていましたが、気になるのはメイク持ち。
【悲報】小じわにしっかり溜まった
朝メイクして、昼にはもう小じわに溜まってしまい、更にしわが目立つ結果に…。
これにはかなり個人差がありそうですが、筆者はこういった小じわ事件が起こりがちなのです。
こうなってしまうとなかなか手が伸びなくなってしまうのがコンシーラーというもの。
しかし!筆者のもったいない精神が発動!
なんとか他にも使い道がないかいろいろ試してみたところ、見つけちゃいました。活躍どころ!
リップライン補正にも◎
そう、リップです。
メイクを直す時、ふと口元を見ると朝塗ったリップは色も落ちて、口元はなんとなくくすんで見える…なんてことはありませんか?そんな時にコンシーラーが活躍しそうだったので、筆者なりの使い方をシェアしちゃいます。
こちらがメイクも落ち、ぼんやりとしてしまった唇。ここでリップを塗りなおすのでももちろんOKですが、できることならぼけてしまったリップラインや口元のくすみを補正しつつ明るく見せたい!
そこでCtrlxのコンシーラーを下の画像のように使ってみました。
①口角に沿って斜め上に引く
②上唇の山のふちを消すように引く
これを馴染ませると…
ピンクの効果で口元は程よくトーンアップ。他にもくすんで気になった部分があったので指やブラシに余ったコンシーラーをぽんぽんと広げてみるとさらに明るい印象になりました。ぼやっとしていた上唇の山のラインもリセットできています。
そしてここからが本番!この上からリップを塗りなおしてみると…
まるで別人級では…?!
補正前はちょっとお疲れ気味に見えますが、補正で明るくなりリップの色も映える!個人的に、このひと手間で上唇の山部分の形がきれいに塗れたところに激しく感動しました。
このふっくら唇を作れるとなれば、Ctrlxのコンシーラーは目元に限らずリップメイクにも大活躍なのでは!
ケースのコンパクトさといい、マルチに活躍しそうな便利さといい…これはメイク直しポーチのスタメン入りでしょうか!
自分好みに使える新アイテム、ここにあり
今回はデビューしたばかりの新ブランドCtrlxの目元ケアアイテム、『アイバーム』と『アイコンシーラー』をレビューしながらご紹介しました。
使う側への思いやりにあふれたコンセプトも素敵でしたが、カスタムできる上に目元以外にもマルチに使えるという嬉しいアイテムでした。
自分好みに組み合わせるコスメっていいな、としみじみ。もっと増えたらいいなーー
筆者のように「パーソナルカラーがわからない」などなど色選びに迷ったときは、公式サイトにおすすめアイテムを調べることができる目元タイプ診断があるのでぜひ利用してみてくださいね。
オンラインでは楽天公式ストア、Amazon公式ストア、msh公式オンラインストアにて発売中。店頭では全国のPLAZA、ロフト、ハンズ、アインズ&トルペなどのバラエティストア、一部ドラッグストアで購入できます。
※一部、お取り扱いのない店舗もございます。