令和のパウダーファンデってこんなに進化してたの!?
コスメデコルテが誇る、大人気ベスコス受賞ライン『ゼン ウェア』シリーズから待望のパウダーファンデーションが発売されたのは、2025年8月21日のこと。
リキッドタイプの『ゼン ウェア フルイド』、さらにそのツヤタイプの『ゼン ウェア グロウ』に続く第3弾として、多くのコスメファンが発売を心待ちにしていたアイテムです。
ちなみに筆者の肌質は乾燥寄りの混合肌。
Tゾーンはテカるのに頬は粉を吹く、ちょっと面倒なタイプです。
このタイプ、皮脂量が減ってくる寒い時期は逆転して「混合肌寄りの乾燥肌」になりますよね。

秋冬なんて特に、パウダーファンデは勇気出ない……
正直、パウダーファンデって「乾燥して粉っぽくなる」「秋冬には向かない」というイメージを持つ方が多いと思います。そもそも“朝からパウダーファンデ派”は年々減っている気がする今日このごろ。
令和のベースメイクの中心アイテムはどうしてもクッションファンデな気がするし、実際に筆者もその恩恵にあずかっている一人です。
24時間崩れないって本当?乾燥肌でも使えるの?
そんな疑問を持ちながら、気温がグッと下がってきたこの10月、「今だ!」とチャレンジしてみることにしました。
コスメデコルテ ゼン ウェア パウダーファンデーション基本情報
商品名:ゼン ウェア パウダーファンデーション
価格:レフィル6,050円(税込)/ スポンジ付ケース1,650円(税込)/ スポンジ660円(税込)
内容量:9g
SPF/PA:SPF20・PA++(UV耐水性★)
カラー展開:全10色
発売日:2025年8月21日
色選びのポイント!全10色から自分に合う色を見つけよう
全10色展開のこのファンデ、色選びで迷う方も多いはず。
筆者が選んだのは標準的な肌色の「N16」。
Nはニュートラル系、Cはクール系、Wはウォーム系のカラーとなっています。
色選びのコツ
- C系:ピンクベースの明るい肌色の方
- N系:イエベ・ブルベ問わず使いやすいニュートラル系
- W系:黄みが強めの肌、イエベの方
色々な口コミを見てみると、「C11」や「N12」が人気色のようでした!ベースメイクは明るめがトレンドですものね。
迷ったら店頭でBAさんに相談するか、オンラインカウンセリングを利用するのもいいかも。
令和最新パウダーファンデの技術を徹底解剖
「しっとり、肌どけ艶。24時間、薄膜ハイカバー」と謳っているファンデですが、パウダータイプでこれをやるって本当に難しそうで……半信半疑な筆者。

パウダーでハイカバー=老け見えの恐怖です
いったいどうやってそんな美肌を実現するのでしょう。実際に肌にのせる前にチェック!
薄膜なのにハイカバー「SUMI TECHNOLOGY」
こちらのパウダーファンデに搭載されているのが、ゼン ウェア シリーズ共通の「SUMI TECHNOLOGY(スミテクノロジー)」。
硯で墨を丁寧に磨るように微細に粉砕されたパウダーに、なめらかなオイルを高配合。肌にとけ込むように密着し、薄膜でありながら高いカバー力を実現するというものです。

ケースを開けてまず驚いたのが、パウダーの質感。
従来のパウダーファンデは、なんとなくサラサラしていて粉っぽさがあった印象。でもこちらは全然違う。とてもやわらかな感触のパウダーなんです。
このふわりと軽い質感と、吸い付くようなしっとり感……

そうですね、例えるなら……きな粉。
美容成分をたっぷり配合した美容液パウダー
きな粉ファンデの全成分をチェックして驚いたのが、スキンケアアイテム級の美容成分の豊富さ。
- ヒアルロン酸Na:言わずと知れた高保湿成分
- ナイアシンアミド:美白・肌荒れケアに大人気
- ウメ果実エキス、チャ葉エキス、トウキ根エキス:保湿効果のある植物由来エキス
- シロキクラゲエキス:天然由来で安全性が高いとされている保湿成分
そのほかにもホホバ種子油やムルムル種子脂などのオイル成分など、全部で14種類もの美容成分が配合されているんです。

令和って、パウダーにこんなにも保湿成分を詰め込めるのね……!
コスメデコルテ独自の技術を使用した粉体加工と複合成分のカスタムにより、単なるカバー力だけではなく、透き通るようにほのかなツヤ感を生み出すことが可能に。
驚異の「MULTI-5-PROOF」で24時間崩れ知らず
さらに、5つのプルーフ機能を備えており、崩れ対策もバッチリなよう。
- 乾燥プルーフ:保湿成分配合でパウダーなのにしっとり
- 汗プルーフ:汗をかいても崩れにくい
- 皮脂プルーフ:テカリを抑えて美しい仕上がりをキープ
- こすれプルーフ:マスク着用でもヨレにくい
- 高温多湿プルーフ:湿気の多い季節でも安心
24時間の化粧持ち※を謳う本作なので、キープ力には期待したいところです!
※化粧持ちデータ取得済み(コスメデコルテ調べ。効果には個人差があります)
実際に使ってみた
さあここからは、実際に30代筆者の乾燥肌(混合肌寄り)で試していきたいと思います。

まずこのブラックのケースが美しいのですよ……。
和墨からインスパイアされたゼン ウェアの魂がケースにも息づいているかのよう。
ちなみに黒ケースって指紋が付いて汚く見えちゃうのが気になるタイプの筆者、こちらのケースは指紋が目立たない素材でニッコリです。
こだわりスポンジで仕上がりワンランクアップ
こだわりの専用スポンジにはヒアルロン酸とスクワランを贅沢に練り込んであり、とってもきめ細やか。しっとりと艶めくワンランク上の仕上がりを叶えてくれます。

手持ちのスポンジと比較してみると分かりやすい!
超密で上質。2個買い必須です。
【裏ワザ】手元で試すならココ!
お店でベースメイクアイテムをお試しする際、どこにつけていますか。

きっとこのあたりですよね?

ここでもいいんだけど、実は……
指の関節に塗るのがおすすめです。
このように指を曲げ伸ばしてみたり、くるくると刷り込むように馴染ませてみると、顔の表情の動きが加わった際のイメージをすることができますよ。
あえて関節のシワ部分につけることで、フィット感やシワへの埋まり方をチェックしてみてくださいね。
他メーカーの下地と合わせるぞ
同じブランドの下地と相性がいいのは当たり前。
ということで、最近出番が多い資生堂『ELIXIR(エリクシール)』を使っちゃいます!

エリクシールの化粧下地『デーケアレボリューション』は、マットでも超ツヤツヤでもなく、色補正もそれほどハイカバーじゃないバランス型。
今回合わせてみるのにぴったりな中立タイプだと判断しての採用です。
仕上がりビフォーアフター
サッと馴染ませるだけでテク要らず。下地との相性も問題なしでした!
驚きのビフォーアフターがこちら。


これが本当にパウダーファンデ??
と疑いたくなるようなしっとり具合と仕上がりの密着度。
小鼻の赤みやまぶたの血管の透けまできちんとカバーされており、薄膜でありながら確かにハイカバー!
濃いめのシミはもちろん隠れませんが、圧倒的なうるおい感とカバー力の両立はお見事としか言いようがありません。

カバー力を出そうとすればどうしても厚塗りになりがちだったパウダーファンデの時代は、終わったんですね……!!
頬を触ると、先ほどのサラふわきな粉っぽい質感。
「肌にとけ込む」ってこういうことか、とすっかり納得してしまいました。
グリーンフローラルムスクの香りに癒されて
花々のみずみずしさと梅の優美さが響き合う、グリーンフローラルムスクがふわり。
国の史跡及び名勝に指定されている日本庭園で剪定された梅の花を使用しているそうで、決して強くない奥ゆかしさたっぷりの香りに癒されます。
崩れ方はどう?16時間検証
さすがに24時間メイクは難しかったのですが、16時間経った状態を見てみましょう。
・塗布してから16時間後の肌状態をチェック
・過ごした環境:室内12時間、屋外4時間ほど(うち、マスク着用約3時間)
・メイク直しは無し
今回は最新鋭の技術力のほどを確認したかったので、
半顔は『ゼン ウェア パウダーファンデーション』
もう半顔は2023年版の某デパコスパウダーファンデを使って仕上げました(ベスコス受賞商品!)。
2023年版・某ベスコスファンデと比較してみた

メイクしたてから16時間後ということで、さすがにどちらも額はテカテカ。
24時間化粧持ちとまではいきませんでしたが(さすがに夜までだとお直し必要)、ゼン ウェアパウダーファンデの崩れの少なさにびっくり。
そして、目周りの乾燥レベルや小鼻の崩れ方に圧倒的な差が。2023年版の某ベスコスファンデは小鼻周りがカサカサと皮むけを起こしてしまったのに対し、ゼン ウェアはびくともせず。
個人的に、老け見え感の原因となるパサパサ印象は全くと言っていいほど感じませんでした。
半日以上ほったらかしていたのに……なんて優秀なの。

むしろリキッドで仕上げたようなツヤ感に見えるほどキレイです
うるおいの持続力に感動

目元をクローズアップしてみると、まぶたが突っ張ってないのもわかりますよね。
というか2023年版のファンデも、保湿力が売りだったはずなのですが!ベースメイクアイテムはシーズンの最新作を使うべきだと改めて思わされました……
ゼン ウェアが、とりわけ皮ふが薄く乾燥しやすい目元のうるおいを16時間も守り抜いてくれたことに、感動すら覚えました。
これなら、秋冬も大丈夫だね!
秋冬にも使えると感じた3つの理由
1:保湿成分たっぷりで乾燥しない
ヒアルロン酸やオイル成分など14種類の保湿成分配合で、パウダーなのに限りなくしっとり。湿度43%の室内でも動じないうるおいっぷりでした。
2:薄膜仕上げで崩れの心配なし
秋冬はどうしてもメイクが厚くなりがちですが、これなら薄づきで美肌見せが叶います。素肌感を残しながらカバーできるので、ナチュラルメイクが好きな人にぴったり。
3:マスクとの相性も抜群
こすれプルーフ機能のおかげで、マスクによる摩擦からも守ってくれてうれしい。

寒くなって感染症対策が必須になる時期も安心して使える!
パウダーなので、もちろん外出先でのお直しにも最適です。
注意点を挙げるならば……
気になるデメリット&注意点も正直にお伝えすると。
お安くはないですよね
レフィルとスポンジ付きケースを合わせると7,700円。デパコスとしては標準的な価格ですが、パウダーファンデは減りが早いのでちょっと出費が痛いかも?
ただ、スポンジの質が本当に良いんです。ヒアルロン酸・スクワラン配合で肌触り最高。
替えスポンジも660円で買えるので、長く使うことを考えればコスパは悪くないはず。
超オイリー肌には向かないかも
しっとり感が魅力のファンデなので、超オイリー肌の人には少し重たく感じそう。パウダーファンデ=サラサラでマットというイメージであれば、驚くかもしれません(それほどにしっとり!)。
Tゾーンはやっぱりテカるので、肌がベタつきやすい方は皮脂コントロール下地を仕込むのがおすすめですよ。
濃いシミ・ニキビ跡はカバーしきれない
薄膜ハイカバーとはいえ、あくまで「ナチュラルにカバー」するタイプ。濃いシミやニキビ跡を完全に隠したい場合は、コンシーラーを併用しましょう。
ゼン ウェア パウダーファンデーションがおすすめな人
✓ 乾燥肌、乾燥寄りの混合肌
✓ ナチュラルメイク、ミニマムメイクが好き
✓ メイク時間がゆっくりとれない
✓ 秋冬でも使えるパウダーファンデを探している
✓ マスクとの相性が良いファンデを探している
✓ きちんとした清潔感ある肌印象に見せたい
「パウダーファンデは乾燥する」という常識を覆す、極上のしっとり感。
薄膜なのに高いカバー力。そして、秋冬でも使える保湿力。まさに令和の進化系パウダーファンデです。
今まで秋冬はリキッドファンデ一択でしたが、このファンデのおかげで選択肢が広がりました!
ミニマムメイク派・時短メイク派にとっても、強い味方になってくれること間違いなし。化粧下地とファンデの2ステップだけでも、丁寧に作りこんだような肌に仕上がります。

きっとあなたも、パウダーファンデの概念が変わる体験ができるはず。ぜひチェックしてみてくださいね。
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【選択式】コスメデコルテ / COSME DECORTE ゼン ウェア パウダーファンデーション レフィル用/ C11 C13 C24 N12 N16 N22 N26 N31 N34 W21【国内正規品】SPF20 / PA++ ケース・スポンジ 別売有 選択可能 カバー力 崩れにくい 肌の透明感・薄づき UVカット パラベンフリー
※公式にはありませんでしたが非公式での販売はあるようです
※公式にはありませんでしたが非公式での販売はあるようです
↓ゼンウェアのリキッドタイプはこちらでチェック。
↓持ち歩きの最適解コスメはこちら。











