人気コスメブランドのあの頃CMを集めてみたら、今よりずっとお洒落だった。【後編】

BEAUTY

先日公開した人気コスメブランドのあの頃CM集。

どれもこれもセンスが良すぎる!と見ていてコスメみたいに心が躍る名作ばかりでございました。
懐かしいものから、こんな時代もあったんだ、というものまで。

探せばまだまだ見つかる、コスメのあの頃CM。今回は前回載せられなかった作品たちを、後編としてまとめてみました。

カネボウ化粧品

1984年、カネボウ化粧品が発売した口紅のCM。
若かりし頃の松田聖子さんが出演しており、可愛らしさ満点!

植物由来の成分が配合されているからバイオ口紅、ということらしい。
今でこそ成分に詳しいコスメオタクがたくさんいますが、当時はコスメを買うときに大事なのって直感的な魅力だったのかなと思っておりました。

でも、いつの時代も成分はやっぱり気になるということでしょうか。数年後は色持ちリップなんて言葉も消えて、「色が続かないものはリップと見なされない」時代になっていそう。

こちらは同じカネボウから、1987年に小泉今日子さんが出演したアクアルージュのCM。
この製品、面白いから見てみて。

なんとケースを捻るとグロスが出てきて、内蔵されてるブラシで唇に塗るというもの。
これは仕上がりがどうとかいぜんに、コンセプトが面白くて欲しくなるタイプのアイテムです。

正直言ってリップグロスと何が違うのか分からないけど、それでいいんだ。メイクとは楽しむもの!

沢山の有名女優さんが起用されていますが、こちらは1970年後半ごろの夏目雅子さんによるファンデーションのCM。

とりあえず美しい。弱酸性にしたら、私もこんな美女になれるんだろうか。(多分なれない)

NIVEA(ニベア)

NIVEA(ニベア)のコスメラインとして展開していたNIVEA Beauté(ニベアボーテ)。
今ではNIVEAというブランド名で、色付きリップなど最低限のラインを展開しておりますが、
実は昔は割とコスメアイテムも豊富だったようです。

1998年のCMでは、保湿ができて色移りの少ないリップスティックが登場。

いいですね、90年代!って感じのCM。今は粘膜カラーがありがたがられますが、当時の塗ってます!な独特カラーも結構好き。またそういう流行が来たら楽しそうですよね。

あとは、1974年のニベアのボディローションのCMがめちゃくちゃ面白い。これはぜひ観ていただきたい。

老若男女狙ってるのは分かるんですが、なぜこんなテンションなのでしょうか。笑かせにきてるのでしょうか。今の「潤い、優しさ、保湿ーーー。」みたいなNIVEAからは想像できないノリでございます。

Bourjois(ブルジョワ)

日本にも昔はありましたね……Bourjois(ブルジョワ)のコスメ。
こちらは2002年のCMで、下地とデュアルブラシになっているボリュームマスカラのもの。

こういうマスカラ、ありましたよね〜!!
今ではほとんど見かけない、白色タイプのマスカラ下地。
しかも一本で二つの機能があるやつ。

ブルジョワは日本からは撤退しましたが、まだ海外では販売を続けているようです。
またあのチーク、使いたいな!

POLA(ポーラ)

1996年頃に放映されたPOLAのCM。

なんとこの時代のPOLAは、肌を科学的に分析しパーソナルスキンケアを販売していたというから驚き。
最近でも名品が沢山生まれていますが、研究員さんの努力がすごい企業という印象を受けます。
今観てもやってみたくなるサービス。

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Estee Lauder(エスティローダー)

1983年のエスティローダーからはなんとコスメ収納ケースが発売されています。
※動画音声がやや小さいです

今じゃ安価な数百円のコスメケースが誰でも気軽に買えるけど、当時のこのコスメケースの特別感ったら……こういうものに目を付ける時代だったのですね。面白すぎる!

エスティローダーのど定番、ナイトリペアのセラムは実は1982年にもCMが。

パッケージもほとんど変わっておらず、長年愛されている製品なのが伺い知れます。
スキンケアからリペアへ……そんなこと言われたら買っちゃうよね。

GUERLAIN(ゲラン)

1983年のゲランの香水シャリマーの広告。

特別なラグジュアリーさもありつつ、フルーツを齧る官能的な描写も…素敵と思いつつも笑ってしまうんです、シャリマアァァァ……の言い方に。

相変わらずおしゃれ、そしてちょっと面白い

レトロCMのノリって可愛くてオシャレで、それでいて少し大袈裟なところが面白かったりして見応えたっぷり。

前編後編を通して、あなたはどのCMが好きでしたか?

ブランドの昔を振り返るのってこんなに楽しいんだ!と驚き。
またまとめるかもしれませんので(あまりに好きなCMが多すぎる)是非お楽しみに!

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