私のおでこは、まるで広大なサバンナの大地……

おでこが広いとロクな事がないんだ。面長、顔でか、老け顔……
私の場合、持って生まれた性質、そして2児の出産。
ホルモンや寝不足、ストレス……無情にもおでこの衰退にはなかなか抗えません。
以前、neneで取り上げた生え際用ヘアパウダー2つのレビュー記事。
実はこの記事、かなり反響があって、正直私も驚いています。
みんな、言わないだけで実は結構悩んでる。
女性の薄毛事情って、なぜか声高に言いづらい風潮があります。でも、男性と同じく女性だって髪の毛は抜ける!
むしろホルモンバランスの影響などで、男性より抜けやすいかも?!とさえ思います。
前回のヘアパウダーの記事が意外と多くの方に注目されていることを踏まえ、考えました。
もっといいヘアパウダーはないのだろうか?

デイリーに使うので、価格も抑えられると最高。
ということで、前回の
- Fujiko(フジコ)デコシャドウ
- CEZANNE(セザンヌ)ヘアメイクパウダー
と共に、今回は新たに
- ETUDE(エチュード)ポンポンヘアシャドウ
そしてAmazonにて激安で売られていた
- DECIヘアラインパウダーを追加。
総勢4種類のヘアパウダーを検証していきたいと思います。

似ているけど、価格は全然違う
①Fujiko(フジコ)デコシャドウ

言わずと知れたデコシャドウ。前回の記事でも粉質の良さから総評ではCEZANNE(セザンヌ)に勝利していたアイテムです。
価格:1,870円(税込)
色:1色(Everybody Brown)
10種類の保湿成分配合で、しっとりしながらキープ&クレンジングで落とせる

今回のエントリーの中では一番価格が高いわ。
②ETUDE(エチュード)ポンポンヘアシャドウ

ETUDE(エチュード)から出ているポンポンヘアシャドウは、名前の通りポンポンと塗るだけで気になる髪の生え際や分け目を高発色にカバー。
韓国の口コミサイトのヘアメイク部門で1位を取ったこともある人気アイテムです。
価格:1,650円(税込)
色:3色(ダークブラウン/ライトブラウン/ナチュラルブラック)
汗や水に強いウォータープルーフ処方

韓国ではヘアライン修正も人気の施術。髪の毛を大切にしている国ゆえに、レベルが高そう!
今回はダークブラウンを使用。
③CEZANNE(セザンヌ)ヘアメイクパウダー

衝撃の1000円未満!CEZANNE(セザンヌ)のヘアメイクパウダーは、価格は抑えつつしっかりとヘアラインを修正。毎日使うものだからこそ、コスパはかなり大事。
以前のレビューでは、粉質がややパサついていて残念でしたが、全体的には申し分ない仕上がりでした。
価格:880円(税込)
色:1色(なじみブラウン)
10種の美容保湿成分配合。石鹸、洗顔料、シャンプーで落とせる。

フジコの半額くらいで買えちゃうのはありがたいところ。
④DECIヘアラインパウダー

Amazonでヘアパウダーを探すと必ず目にするこちらのブランド。DECI……でし?と読むのでしょうか。(結局分からず)
見た目はETUDE(エチュード)やFujiko(フジコ)にそっくりなのですが、
価格はなんと現在444円(税込)。
や、安すぎませんか?Fujiko(フジコ)のおよそ5分の1で買えちまうよ。どういうことなんだよ……
しかもカラバリは候補の中で最多の4色です。
価格:444円(税込)※2024年6月20日時点
色:4色(light coffee/grey/light brown/brown)
ウォータープルーフ・防汗処方

ただし海外発送のため、届くのが信じられないくらい遅かった。
こりゃ届かないから返金申請するか……とカスタマーフォームを開いた日に届きました。
今回はgrey使用。

パッケージの便利さ
パッケージはほとんど同じ。
CEZANNE(セザンヌ)以外は同じ工場で作ったんか?というくらいそっくりで、ミラーもついていてとても使いやすいです。

ちなみに、これをみて分かる通り、私はFujiko(フジコ)の使いやすさが気に入っています。
今回新たに購入した他のものも、パッケージが同じなのでヘビロテしそう。

CEZANNE(セザンヌ)は蓋を開くとパフが入っていて、さらにその下にパウダーという仕様。
正直ちょっと使いにくい……ミラーもついていません。パフも安っぽくて、粉を均等にキャッチしにくい感じです。

出先で直したいときに便利なのは、ミラー付きよね。
発色や粉質は?

やっぱりFujiko(フジコ)は塗りやすくて綺麗な発色です。
指でとると「サラサラしっとりしているな」と感じたのはFujiko(フジコ)とETUDE(エチュード)。
CEZANNE(セザンヌ)とDECIは、ちょっとパサパサしていてざらつきを感じました。
DECIは発色も少し優しい。


安価なものほど粉飛びしやすそうなクオリティ。
色はそれぞれ似たカラーを揃えましたが、DECIはgreyとだけあって茶色みがなく、アッシュ寄り。
明るめのヘアカラーを楽しみたい方は、色が豊富なDECIがおすすめ。

一番安いのに一番カラバリ豊富なんて、どういうことなんでしょうか……
耐久性
それぞれ水をかけて検証。

どれもびくともしてません。素晴らしい!
けれど、大事なのは皮脂に強いかということ。
オイル成分のあるスプレーを吹きかけて、タオルで押さえると……

やっぱりFujiko(フジコ)、強い。

前回は日焼け止めのついた指で強く擦ったけど、今回はスプレー。
今回の検証環境だと、Fujiko(フジコ)が勝ちね。
とはいえCEZANNE(セザンヌ)も割と保ててる。
あくまで素人検証なのでご留意を!

仕上がり
ビフォーと比べてみると……



どれも綺麗になじんだ。
やはりDECIはgreyなので少し緑がかった仕上がりですが、地毛に合わせて選べば綺麗になじみそうです。
正直、塗り立ての仕上がりに違いは感じませんでした。
塗りやすさもほぼ変わらず。
内容量
内容量を比較してみましょう。デイリーに使うものなので、結構大事!

まさかの、ETUDE(エチュード)がわずかに少ない。
粉の0.5gって結構大きいので、容量を重視するなら他のものを買うのが良さそうです。
結論
今回の検証で感じたのは、やっぱりFujiko(フジコ)デコシャドウがおすすめということ!
塗りやすさ、耐久性、粉質、容量……どれを取っても文句なし。
一つネックなのは割高なところでしょうか。
ただ、髪の毛をぼかすものなので、汗や皮脂で消えたり崩れてしまうと、ちょっと恥ずかしい。
そのリスクを抑える意味でも、多少の値段は仕方ないと思って、私ならFujiko(フジコ)をチョイスします。
残りの3つの中で選ぶとするなら、DECI!
とにかく安い。安い割にそこまで品質が悪いわけでもなく、何よりカラバリ豊富です。
ヘアパウダーの展開が暗いものばかりで悩まれている明るいヘアカラーの方は、ぜひ試してみてほしい。失敗したとて400円ちょい。強すぎるだろ!
いかがでしたか?夏に向けてアップヘアも多くなるし、おでこをギュッと短縮させて小顔効果を狙ったり、白髪ぼかしや分け目ぼかしにも大活躍するヘアパウダー。
ぜひ、チェックしてみてください。

一回使うと、なんで今まで使わなかったんだろうってくらい満足します。
頭頂部、おでこ、全方位から見られても怖くない!