いつまで続くんだ、粘膜ブーム……
最近のリップはなにかと『粘膜カラー』として紹介されているものが多い気がする。もちろん素敵なカラーもたくさんあるのですが、こんなのいったい誰の粘膜やねん!という色もぶっちゃけありませんか。
いったん確認しよう。粘膜リップってどんなのだっけ?
粘膜リップ:唇の内側にある粘膜に近い色や質感を演出できるリップメイクアイテム
つまり、こんなのじゃないですかね。
こちらはVisee(ヴィセ)の新作リップ、ネンマクフェイクリキッドのお写真でございます
粘膜リップ代表とも言える大人気アイテム、ネンマクフェイクルージュ。過去には全色レビューも行いました!
商品名にネンマクを掲げるブランドとして、「これが粘膜だ!」と言うのを見せつけていただきたい!そんな思いで新発売のリキッドタイプをゲットしてきましたよ。
気になるカラバリや発色、そしてスティックタイプであるルージュとの違いまで。期待の新作をさっそく見ていきましょう!
ヴィセ ネンマクフェイクリキッド新登場
2024年10月16日に発売されたばかりの新作リップ、 ネンマクフェイクリキッド。
リキッドならではの濃密なツヤがポイントで、みずみずしいのに、ぷっくりしたボリューミーな
唇に仕上がるティントリップです。
ツヤまでリアルな粘膜を再現
Point1:ちゅるんとした高いツヤ&膜厚フィットな仕上がり
Point2:似合う色味が必ず見つかる粘膜色ラインアップ
Point3:「ラスティングティント処方*」で長時間色持ちキープ!
*ラスティングティント処方採用。染料で唇をじんわりと染め上げるため、つけたての美しい発色が長時間持続します。
Visee(ヴィセ)公式サイトスペシャルページより引用
フェイクするのは、もはや色だけにあらず!リキッドのツヤがぴたりと唇に密着し、まるで自分の粘膜のようにフィット。リアルな粘膜ツヤを再現して唇に色気を宿してくれるんだとか。
リアルな色気、欲しいです!
パーソナルカラー別のおすすめ案内も
ネンマクフェイクリキッド全6色のカラーラインナップはこちら。
全色が、ザ・粘膜カラー!大人も使いやすく、トレンドもバッチリ押さえてますね。
明るいカラーであっても、ほんの少しのくすみを感じさせます。このくすみ感が、本物の唇の粘膜感になりすますポイントなんじゃないでしょうか。
そして毎回カラーネームがかわいすぎるんですが、どなたが考えていらっしゃるの……?センスありすぎ。
どんな肌色や唇の色でも馴染むラインナップですが、公式からはパーソナルカラーに合わせた案内も。イエベ・ブルベからさらに4シーズンに分けた展開でおすすめされています。
パーソナルカラーを重視する方にも安心ですね!絶妙な6色から、あなたにぴったりの粘膜カラーが見つかるはず。
イエベ春ライターの比較レビュー
ここからは、新作のネンマクフェイクリキッドと、大バズリップのネンマクフェイクルージュを比較しながらレビューしていきます。
右2つ:ネンマクフェイクリキッド
今回、イエベ春の筆者が選んだのはこちら。イエベカラーとブルベカラーを1色ずつチョイス。
BE330 したたるアプリコット
PK831 バレリーナの陶酔
さらに、スティックタイプのネンマクフェイクルージュからは
PK850 うさぎの恋人
昨年のベスコスリップで、バズりまくったカラー!まだまだ愛用中!
テクスチャーと発色
新作のネンマクフェイクリキッドと、愛用中のネンマクフェイクルージュのテクスチャー&発色を比べてみました。
ネンマクフェイクリキッド
むっちりとした粘度のあるリキッドかと思えば、大きめチップで伸ばすとスルスルと広がっていくみずみずしいテクスチャーです。かといって、サラサラでもないので垂れる心配は要りません。
ムラなく伸びてきちんと均一に色がのり、うるおい感で手元のシワが目立ちづらくなりましたよ!唇の縦ジワカバーにも期待できそう。
ネンマクフェイクルージュ
元祖粘膜リップのほうは、テカテカしないほんのりツヤ質感。するすると軽い塗り心地でなめらかにフィットするので、いつもノールックでつけています。
ちょっぴり透け感があって自分の唇の色と同化するように馴染むようなイメージです。透けるぶん、先ほどのリキッドに比べると手のシワは目立っていますね。
耐水性チェック
次は耐水性をチェック。公式では、塗布後60秒置いて色を定着させるとのことでしたので、念の為5分待ってからスタート。
軽めのシャワーで、いつものように10秒滝行させました!
最近のコスメはどれも優秀なので、あえて厳しい修行をさせています
結果はこちら。
ルージュの圧倒的勝利! すごいな。
新作リキッドはけっこう落ちてしまいましたが、うるおいは残っていました。触ってみても、カピカピしていない。何をしても落ちない海外メーカーの某リキッドティントのように、唇がパキパキになって色がまだらに、なんてことはなさそう。
ルージュはやっぱり落ちにくかったので、どうしても落としたくない時はこっちですね。ただ、濡れると色がすぐ赤みに寄るのでそこだけ注意!
唇に塗ってみた
ネンマクフェイクリキッド:BE330 したたるアプリコット/PK831 バレリーナの陶酔
ネンマクフェイクルージュ:PK850 うさぎの恋人
をそれぞれ唇に塗ってみました。
ネンマクフェイクリキッド BE330 したたるアプリコット
こちらはメインビジュアルを飾るTWICE(トゥワイス)ツウィちゃんの使用カラー。塗ってみるとどうなる?!
はい、激変!
ツウィちゃんの唇にはほど遠いですが、個人的にはアトピー唇が見事に大変身して喜び爆発です!乾燥、くすみ、色むらをしっかりカバーしてナチュラルなオレンジコーラルに発色。プランパーじゃなくても、こんなにぽってりふっくらして見えるんだ……!
あどけない甘さのあるアプリコットは、血色は出しつつも主張しすぎない万人ウケカラー。黄み・明るめカラーが得意な方には特におすすめしたい!
ネンマクフェイクリキッド PK831 バレリーナの陶酔
これぞリアル粘膜。
つけてみてわかった。わざとらしくないこのツヤ感がリアルすぎる
グロスやプランパーのちゅるちゅる感やキラキラしたそれとは違う、生身のツヤっていうのでしょうか。圧倒的リアル粘膜、これです。
大人っぽさ漂うモーブ系ピンク。ブルベカラーと言われる色ですが、秋冬はこれくらいくすみ感しっかりな青みカラーを使いたいイエベ筆者。リップならメイクのアクセントとして使えば逆に垢抜ける!
青み系はやっぱり肌がグッと明るく見えるし色っぽさも醸し出せるので、冬リップとしてヘビロテしたい一本!迷ったらこの色にしてみて。
ネンマクフェイクルージュと並べてみた
元祖粘膜リップ、ネンマクフェイクルージュ(PK850 うさぎの恋人)と比較して見ていきましょう。
手もとで感じた質感の違いは、実際の唇の上ではこのように見えます。
リキッドは、厚みのある液とツヤで気になる縦ジワをカバー!高発色で、色むら補正力が高いのもポイントです。ぷっくりと美味しそうな粘膜感のツヤリップが爆誕。
ルージュはナチュラルな透明感とふんわりした質感が、まるで唇を若返ったような印象に見せてくれます。もっとうすーく塗れば、ノーメイクでもOKなピュアな粘膜リップを偽装できちゃいそう。
実際の落ち方は?
最後に、唇で実際の落ち方を確認!
リキッドの耐水性チェックがちょっと頼りない結果だったので、短めの3時間設定でそれぞれの落ち方を見てみました。
ちなみに飲食あり、あえて汁気たっぷりのうどんを食しております!
ネンマクフェイクリキッド PK831 バレリーナの陶酔
予想どおり、塗りたてに比べるとすっかり落ちて、輪郭のくすみが透けてしまいました。
ただ、落ち方はかなりきれい。ナチュラル好きな方なら、むしろアフターの仕上がりが好みという声も上がりそうなくらい。
汚く崩れず、全体的にする〜んと無くなる感じの落ち方なので、塗り直せる日ならOKでしょう!
ネンマクフェイクルージュ PK850 うさぎの恋人
ほぼ落ちず!思ったよりシワも目立ってない!
落ちる、というより色が変わります。
愛用リップなのでこれは体感済みだったんですが、白みピンクからコーラルピンクになります。ティントリップの宿命でもある、「赤転び」と言われるものですね。
つけたてのカラーが持続してほしい方は気になるところかもしれませんが、これはこれで、色変化が楽しめて一石二鳥!とポジティブに捉えています!
まとめ
新作のネンマクフェイクリキッドは、イエベもブルベもみんな使える色気爆誕リップでした。
筆者が実際に試して感じた、リキッドとルージュの違いはこちらです。
リキッド推し:発色、うるおい、ツヤ感、縦ジワカバー
ルージュ推し:色もち、透明感、ナチュラル感
正直どちらも好き。これはちょっと選べないので、どっちも使い続けてみようと思います!
おまけ:推しにリップ塗り塗りしてもらおう
公式インスタで、アンバサダーのTWICEツウィちゃんとTHE RAMPAGEの吉野北人くんに、なんとリップを塗ってもらえちゃいますよ……(ご褒美すぎ)
ネンマクフェイクの全色レビューはこちらから♡↓