第四回 アメリカで楽しむ本気ハロウィン
みなさんこんにちは、Ayaです。今回は、私もアメリカに引っ越してからずーっと楽しみにしていたアメリカの本気ハロウィンをレポしていきたいと思います!
日本にいた時からハロウィンイベント大好き人間だったので、本場のハロウィン体験が出来るのが楽しみだったんです……!
そもそもハロウィンって何?
ハロウィンとは、毎年10月31日に行われるお祭りです。
ハロウィン発祥は、なんと2000年以上も前だそうです。古代アイルランドに住んでいたケルト人が行っていた祭礼「サウィン」が起源と考えられており、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として古代ケルト人の暮らしに根付いていた。現代ではアメリカの民間行事として親しまれ、カボチャをくりぬいてジャックオーランタンを作って飾ったり、子供達がお化けなどに仮装して近所の家々を訪ね、「Trick or Treat」とその家の大人に声をかける。その言葉に「Hapy Halloween」と呼応した大人が、チョコレートやキャンディーなどのお菓子を子供にあげる、というのがハロウィンの風習だそうです。
引用元:https://skywardplus.jal.co.jp/plus_one/calendar/halloween#:~:text=ハロウィンの起源、「サウィン祭」&text=ヨーロッパの古代ケルト人,暮らしに根づいていた%E3%80%82
アメリカの街の雰囲気を実際に見てみると、宗教的な起源をもとに堅苦しく習慣を守っていると言うよりも、大人たちは家を飾り仮装をして美味しい食事を楽しみ、子供たちは仮装をしてお家を回り、みんなにお菓子をもらって楽しむ、気楽に仲間や家族と関わりあう一つのイベントとして今も尚大事にされているのだと思いました。
ハロウィンに観たくなる映画
わたくし、この時期が近づくと、不思議とちょっと怖い映画も観たくなってしまうんですよね。ハロウィンに関連しておすすめの映画もご紹介するので、気になった方は見てみてください!
①ゴーストバスターズ
言わずと知れた名作!作品を見たことがない人も、このポスターに見覚えがある人は多いはず。ホラーだけど怖すぎない、毎年この時期になると観たくなる楽しいゴースト退治映画です。また、第一作の終盤に出てくるマシュマロマンが可愛くて大好きなので注目してみてください。第一作は1984年に公開されたのですが、なんと40年の時を経て最新作が2024年に公開されているので、シリーズ通して観てもらうのもおすすめです。
②ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ティム・バートン制作の、ミュージカルアニメーション映画です。世界観が美しく、映画を見終わった後も音楽が脳内にずっと残ってしまう、余韻も楽しめる作品です。アメリカでもハロウィンの象徴としてずっと愛されているようで、この時期のショッピングモールや街中、至る所にジャックが飾られています!
③ホーンテッドマンション
まさに、ディズニーランドのアトラクションの世界観そのままなので、映画を見た後はそのままディズニーランドに行きたくなってしまう……!「あ、これアトラクションと一緒!」と思えるシーンが数多くあるので思い出と重ねて楽しめると尚最高。まだディズニーランドでアトラクションを体験したことがない人は、ぜひこの機会に映画と共に!
アメリカでハロウィンの準備をしてみる
せっかくなので我が家も出来るだけハロウィンを楽しんでみよう、と言うことで映画を見て気持ちを高めた私は、夫を連れて装飾などの買い出しに行ってみました。
アメリカでは、ハロウィンをはじめとして、イベントアイテムや装飾品をゲットできる場所がたくさんあります。パーティーグッズ専門店もあり、視覚から楽しめるワクワク感がたまらない……。テンション上がりっぱなしで探索しております。
Spirit Halloween (スピリットハロウィン)
まず訪問したのが、ハロウィン時期にのみ店舗が展開されると言うこのお店。メインシーズン以外はオンラインショップの販売のみらしく、この時期にだけお店を間借りして販売を行うそうです。
私が行った店舗では、レコードショップの一部を間借りした状態でオープンしておりました。中々日本では見ない販売手法ですよね……。
店内に入ると早速お出迎えしてくれる恐ろしい巨大ピエロ!
さすがアメリカ、と言いますか……。「生ぬるい演出はしないぜ!グロさも本気でいくぜ!」という気合を感じる店内です。小物から衣装、装飾品まで圧巻の品揃えなので、気づけば1時間ほど滞在してしまいました。
被り物もホラー作品風やグロテスクなものまで多々揃えてあります。お下品なものもありましたがそれはちょっと載せないでおきます(笑)。
Party City(パーティシティ)
こちらは全米450店舗を展開するパーティーグッズ専門の大型店です。
店内は、イベントグッズをはじめ誕生日、卒業パーティーなど、季節やイベントに合わせてたくさんのコーナーが設置してあり、取扱商品の数はダントツ1位!アメリカ在住者はパーティグッズのほとんどをここで買い揃えるそうですよ。
ホームパーティーの文化が根付くアメリカゆえか、みんなで食事を楽しむためのビュッフェアイテム等もあり、文化の違いに感動しました。
イベントグッズ探しで丸一日使いましたが、初めての場所なのでお店巡りがとっても楽しかったです。クリスマス前もまた違った賑やかさがあると思うので、今から楽しみですね〜〜!
ジャック・オー・ランタンを作ってみる
ジャック・オー・ランタンとは?
現在は魔除けのためのアイテムとしてくりぬいたカボチャに明かりを灯して飾られている。本来はカブを使用して作っていたと伝わっており、現在でもスコットランドでは株が使用されているそうです。カボチャが一般的になった理由は、アイルランド人がアメリカに移住した際にカブよりもカボチャの方が手に入りやすかったからなんですって!勉強になる……。
買い出しを済ませて家に戻ってきた後は、早速ジャックオーランタンの作成に取り掛かりました。
YouTubeでひたすら作成動画を見ながら、慎重にくり抜いていきます。
カボチャの中に明かりを入れるために上をくり抜いて、ここから中身の種をしっかりと掘っていきます。ザクザク。
念の為の注意喚起ですが、手袋を装着して作業した方が良いです。この中身発掘作業は夫が担当していたのですが、途中から手が痒くなって悶絶してたので……。
中身をくり抜き終わったら、緊張の顔作りです。しっかり下書きをして、いざ……!
これ、SNSでよく見てたやつだ〜!とテンション上げながらどんどん作業が進みます。
どん!!
作業時間約20分、か、完成しました〜〜!
構えてたほどは作業時間もかからず、難しすぎず、満足のいく仕上がりになりました(なんだか奥に猫ちゃんが映り込んでますね、ジャック・オー・ランタンを警戒して監視しております)。こちらのカボチャはOrnamental用(飾り用)なので食べることはできないので、ハロウィンが終われば処分しなければいけないのですが、家に一つあるだけで一気に雰囲気が出ますね。
ちなみに、カボチャに刃を入れると長くても10日ほどしか持たないので、彫るのはハロウィン一週間前にするのがおすすめだそうです。
これで我が家も魔除けができていると信じて、アメリカ生活を楽しみたいと思います。皆様も楽しいハロウィンをお過ごしください!それでは、またのご搭乗をお待ちしております。
Aya