第六十五回 【いよいよ出産当日】日本とアメリカ、全てが異なる出産事情、初めてだらけの体験……全てまとめてみた。その6
みなさんこんにちは、Ayaです。
2026年がスタートし、皆様忙しくお過ごしのことと思います……。日本のお正月番組とか恋しいですねえ。私はインスタ越しに友人のストーリーを見て日本のお正月を擬似体験しました。こちらアメリカはまだクリスマスの装飾も残りつつ、中にはいまだにハロウィンの装飾も混じっているところもあります。
年が変わってもマイペースに、焦って片付けず楽しんでこうぜ!のアメリカマインド、嫌いじゃない……。ズボラな私には心地いいっす。
さて、怒涛のアメリカでの出産レポ、いよいよ出産当日の様子をお伝えしようと思います。
39週3日、それは突然に
39週と3日が過ぎた日、そろそろ予定日だね〜もうすぐかな〜と言いながら夫とドライブ。(ちなみに、3日前の38週検診では、内診グリグリの結果子宮口1センチと言われ、あとは赤ちゃんが出てくるのを待つのみ!と言われていました。)
しばらくはできなくなるだろう2人での外食で遅めのランチを済ませ、のんびりとした日曜を過ごしました。
良き休日を過ごし、ドライブ中に「もう準備万端だし、今日出てきちゃっても大丈夫だよ〜(笑)」とか言って2人で笑ってたんですが、これが盛大な前フリになっていたとは、この時は知る由もありませんでした……。
前駆陣痛は約1ヶ月前から始まっていたので、その痛みには慣れていました。この日の夜も、いつも通りの前駆陣痛を感じながら就寝。
夜中2時30分
なぜか突然ぱちっと目が覚めて、なぜだか直感的に「なんか来る!!」という感覚。
そしてその直後、股からじゅわっとあたたかい水が溢れるのを感じました。
飛び起きてトイレに直行。「あれ、これって噂に聞く破水なのでは……?」と思いつつ、夜用ナプキンをしていたので一度つけかえて、冷静に便座に座ってみる。
そしてベッドに戻りもう一度横になるが、自分の意思に関係なく再度じゅわっとあたたかいものがお股から溢れる感覚。
「あ、これ破水だ」と確信。初体験ではありましたが、感覚的にわかるものなんですね。ちょうど1週間前くらいに、もし先に破水して気づかずに長い時間過ごしたりしちゃったらどうしよう〜などとと周囲に相談していたのですが、先輩ママたちから「破水したら絶対にわかるから大丈夫」と言われていました。いや、本当にその通りでした。やっぱ経験者すげぇ……!
夫を叩き起こし、出産予定の病院に連絡。コールバック(折り返し電話)するので待機しててね、と言われたので大人しく待機。その間に入院バッグと自分の着替え、簡単に顔のお絵描き(という名の化粧)を済ませる。
はい、やはりここからが海外の洗礼。コールバックが一向にこない。待てども待てども来ない。苛立つ私。落ち着けとなだめる夫。全ての準備は万端、電話だけが来ない。破水している分焦りが募る。待っている間もたまにじゅわっと出る感覚が非常に気持ち悪い。
我慢の限界に達し再度こちらから電話。なんと「待機とかせず、すぐ来ていいよ」とのこと。
おい!!!2時間待機したこの時間返してくれ!!!!!!!!!
と、ブチ切れそうになりましたが怒ってる時間とエネルギーが勿体無いので出発することに。
みなさん、海外では遠慮は不要。言ったもん勝ち。というか待ってたら結局忘れられてこうして損するので、こう言う場合はジャパニーズの遠慮とか配慮の心、忍耐とか忘れてグイグイいってください。あと、スタッフによって言ってること全然違うのも海外あるあるです。これ学び。(これ書いてたら思い出しムカつきしちゃった、いけねっ)
出発前にもう一度夜用ナプキンをつけかえたらピンクのおしるしも出現。破水を目の当たりにし、少し出産への覚悟を決める私。(いや、まだ覚悟できてなかったんかいという話は置いといて……)
病院へは車で向かいます。先に破水している人は、座席にペットシーツや大きいタオルを敷いておくと安心かもしれません。家から10分の距離でしたが、心配だったのでシートとタオル対策をして向かいました。あ、ちゃんと猫たちにもあいさつは忘れずに出発しましたよ。
まだ薄暗い街を眺めながら、「次にここに戻ってくるときにはもう1人増えているのかぁ」と不思議な気持ちで病院に向かっていたのを覚えています。
病院に到着

事前に産前病院ツアーというものに参加していたので、フロアまでは迷わず行けました。
特に海外の場合は不慣れな環境・外国語ということで動揺しやすいと思うので、事前に病院内を把握しておくのをオススメします。アメリカでは、どの州でも妊婦向けに無料の産院ツアーがあるはずです!
破水のチェック・入院手続き
受付で電話連絡済み・また2時間前に破水していることを伝えます。
ちなみに破水は英語で「Water Broke」と言います。「My water broke..」と伝えればOK。
まずは小さい部屋に通され、助産師によって赤ちゃんの心拍・本当に破水しているのか・子宮口の開きの3つを確認されます。
破水確定かどうかのチェックは、リトマス紙で行っていました。色の反応で酸性(尿)・アルカリ性(破水)の判断を行うんだそう。え、小学校の理科で見た以来や〜〜!と謎の感動を覚えましたね。
子宮口は……変わらず1センチのまま!
子宮口の開きを英語表現する場合は、「Your Cervix is dilated to 1cm」(あなたの子宮口は1センチ開いているよ)と表現します。
1センチって、3日前と全然変わってないやんけ〜〜ってか破水したのに子宮口の開きが進んでいるわけじゃないんや……と絶望しました。
赤ちゃんの心拍も問題なし、元気にトクトク心臓の動く音が聞こえて安心しました。この状況でもぐにぐにと強く動く胎動を感じたので、やんちゃな子だ……と思っていましたね。
3つのチェックを終え、破水も確定・このまま入院。お部屋に移動します、ということで先ほどの小部屋を出ると、まさかのその場で事務スタッフによって身分証と保険の確認等が行われます。今やるんかーい!と思いつつ、私は引き続き破水しているので、へっぴり腰の中腰のまま受け答えしていました。
しかしながら、これは自分の加入している保険がこの病院で対象内かどうかを確認される重要なプロセスです。アメリカでは、加入保険によって対応不可の病院などもあるので、きちんと事前に調べておくことが重要ですよ!
やっとお部屋に移動
夜中2時30分の破水から、朝6時30分ごろにやっと部屋に案内され、早速入院着のガウンに着替えます。ナースも明るく優しいので一安心。でも朝7時にシフト終わるから次の引き継ぎの子紹介するねって早々に言われてちょっと笑っちゃいました。いや、労働時間守るの大事だもんね。引き継ぎのナースの方もとっても優しくフレンドリーで一安心。
お部屋は全て個室、広めのお部屋で付き添い家族もゆっくりできるような広さでした。ガウンに着替えた後はベッドに横になり、赤ちゃんの心拍を確認する装置とIV(点滴)の処置を開始。
横になったまま、出産までの流れを確認されます。
まず、無痛麻酔を希望するか・分娩が進まず母子ともに危険になった場合緊急帝王切開を承諾するかの確認が行われました。
もちろん私は無痛を希望!医学の進歩には甘えていきたい所存。ちなみに、アメリカの妊婦さんは7割無痛分娩だそうです。
ここから私の出産までの戦いが始まるー!と元気に意気込んでいました。……この頃は。
長くなりそうなので今回はここまで。続きは次回お付き合いください。それでは、次のご搭乗お待ちしております。
Aya



