【昭和平成令和】40年分のトレンドメイクをキャンメイクの名品で一気に振り返ってみた!

BEAUTY

今年、ブランド誕生40周年を迎えたCANMAKE(キャンメイク)

40年……って、もうほぼ半世紀じゃないですか。1985年に誕生したプチプラの殿堂に、学生時代どれだけ救われたことか。

記念すべきメモリアルイヤーに、全国各地を巡るポップアップストアや人気アイテムの40周年記念カラー発売など、たくさんのカワイイを届けてくれたキャンメイク。

今回は、そんなお祝いの締めくくりとして、1994年から現在までのメイクトレンドを実際にキャンメイクの名品を使って全部再現してみました

細眉コギャル、まつげ盛り盛り、青文字系囲み目、オフェロ血色感、そして令和メイク……。昔を思い出しながら、各年代のメイクを振り返る思い出企画でございます!

皆さんが愛用中のアイテムもたくさんあるかも。さっそく、時代を追って見ていきましょう!

【1994〜1998年】細眉コギャルメイク時代

1990年代後半にかけて、日本はコギャルブーム真っ只中。
アムラーやシノラーなんて言葉も流行った細眉ブームに、小麦肌トレンドが加わりました。

女子高生の聖地はマルキュー(渋谷109)で、ルーズソックスに厚底ブーツ、ミニスカが定番スタイル。筆者もこの時代にJKを謳歌したかった……!!

当時のメイクトレンド

今見るとびっくりするほど細〜いアーチ型の眉毛は、アイブロウペンシルでしか描けません。

筆者は並行眉に近いので、ちょっとコンシーラーの力も借りつつ、『スタイリングエッジアイブロウ』で眉山をしっかり作って、眉尻は下げた角度のあるスタイルに。なぎなたのような細い芯なので、自眉のようなラインが1本ずつ描けます。

そういえば、この細眉ブーム全盛期に自眉を抜いて処理した結果、眉尻の毛が生えてこなくなったと嘆く女性も。

わたしの母です(笑)

↓そんな悩みも、まるで自眉のように描ける令和の最新アイブロウペンシルがあれば解決!

さらに、令和メイクでも定番の『シェーディングパウダー』を使えば、小麦色ベースメイクもちゃんと馴染む。フェイスラインやノーズシャドウに使って、立体感を出します。

粉質がサラッとしてて、ムラなくしっかり塗れます。毛量たっぷりでうれしいダブルエンドブラシの小さいほうを使えば、ノーズシャドウもラクラク!自然な影が完成しますよ。

アイシャドウはブルー系やシルバーラメが流行った時代。メイクの仕上げはオレンジコーラルのチーク・『パウダーチークス P03』『むちぷるティント 07』のフルーツオレカラーでヘルシーに見せると平成初期っぽさが出せます。

どちらも発色・色持ちともに申し分ナシで、特にむちぷるティントはよく使っています。これが700円ちょっとで買えちゃうなんて、今でもちょっと信じられない気持ち。

【2000〜2007年】まつげ盛り盛りモテメイク時代 

2000年代に入るとコギャルブームは落ち着き、「女子力」メイクが流行。

今となってはNGワードの部類に入るであろうこの言葉も、当時は「フェミニン」という意味合いでとにかくよく目にしたものです。ヘアスタイルは巻き髪やふんわり前髪、ファッションはリボンやレースなど、女性らしさやモテメイクがトレンドになりました。

『CanCam』、『JJ』など、「赤文字系」と呼ばれたコンサバ雑誌が人気で、エビちゃん(蛯原友里さん)を知らない人はいなかった!押切もえさん、山田優さん……ほかにも数えきれないほどのスーパーモデルさんたちが、みんなの憧れの的でした。

当時のメイクトレンド

小麦肌から、「美白」へシフト。ベースメイクは白肌づくりがポイントになりましたよね。

そしてクリっと丸い目もとをつくるのに、ベージュブラウンのアイシャドウを何色も重ねたグラデーション技術が欠かせなかったアイメイク。

アイシャドウは4色使いが基本だった!

そんな美グラデを実現するには、『プティパレットアイズ』がベストでしょう。

ハイライト・中間色・締め色・ラメカラーまで揃ってて、これ1つあればアイメイクが完成。まぶたにピタッと密着する粉質の良さにも驚くはず。

04 アマンドブリュレは赤み系ブラウンカラーでちょっぴり甘めのアイメイクにぴったりです。目元の彫りを意識して、アイホールにかけて優しくぼかしながらグラデをかけて。締め色も必須です!

盛りに盛ったまつげもこの時代の特徴。

ばっちり塗り重ねたまつげは、繊維入りでグングン伸びる『クイックラッシュカーラー ロングマスカラ 』で再現。抜け感とは無縁のメイクトレンドですから、盛ったもん勝ち!

ジグザグ塗りを何回も繰り返してボリュームを出す、当時のメイクテク。多少のダマはご愛嬌だったよね

さらに、ジェルペンシルタイプのアイライナーで目力に最大ブースト!『クリーミータッチライナー』01漆黒ブラックで、目元をくっきり引き締めます。

当時は、まつ毛のキワを埋めるように細く引きつつ、目尻は少し長めにするのが主流。つけまつ毛との合わせ技もあるあるでした。

スルスル描けて滲まないし、ウォータープルーフで長時間落ちにくい人気アイテム。当時このクオリティを手にしていれば、無敵だっただろうなあ。

リップとチークはピンクカラーで統一して、甘〜く仕上げて。

【2007〜2015年】青文字系×囲み目メイク時代 

2010年前後、ファッションは「青文字系」と呼ばれる個性派スタイルがブームになりました。

『Zipper』『KERA』などの雑誌が人気で、原宿系・森ガールなど自分らしさを大切にしたスタイルが人気に。短めの眉上バングや、ナチュラルだけど抜け感のあるメイクが生まれたのも特徴です。

当時のメイクトレンド

しっかり感のあるセミマット肌がトレンドに。

ロングセラーの『マシュマロフィニッシュパウダー』で、毛穴やテカリが目立たないふんわり陶器肌を叶えましょう。しっかりカバー力があって、お直しにも心強いミニサイズまで登場中です。

ベースをセミマットに仕上げたぶん、チークはツヤ出しを。ほんのり血色感の出るカラーを目の下からぽわっと丸く入れるメイクが流行りました。

わたしの周りでは美容師さんに多いメイクだったので「美容師チーク」と呼んでいましたね

みずみずしく華やかな花びらのようなグロウフルールチークス で、ハッピー感のある頬に変身。ハイライトカラーもミックスすれば、ツヤと立体感がすぐに叶います。これ、その日の気分で微調整できるところが本当にラブ。

ファッションに負けない強めのアイメイクもポイントで、アイラインはぐるりと囲んで存在感を出していました。『クリーミータッチライナー』は粘膜に使っても滲みにくいのでやりやすかった!

男性ウケを意識した「赤文字系」メイクとは対照的に、自分らしさを追求した個性的なカラーメイクなども注目され、トレンドがさまざまに枝分かれしていった印象です。

【2015〜2018年】 大胆な血色オフェロメイク時代 

ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさんが“オフェロメイク”の火付け役となり、赤みのあるチークやリップ、ツヤ肌が大ブーム。

抜け感のあるファッションと合わせて、ヘアもメイクもカチッと頑張りすぎないオシャレを、ゆるりと楽しむ女子が急増しました。

その象徴として、ベースは作り込みすぎないツヤ肌が必須条件!カラーコントロール系の下地が人気を集めたのもこれくらいの時期だったはず。

当時のメイクトレンド

じゅわっとした頬は、クリームチーク を使えば一発!頬の高い位置に、広めにポンポンとのせれば色気たっぷりフェイスに。しっとりしているのに肌の上でベタつかないところがお気に入りです。

令和の時代は指塗りじゃなくて、スポンジやパフを使い分けるメイク上級者も多いよう。

さらにじゅわわ〜っとジューシーな肌感を目指すなら、濡れツヤ感をパワーアップさせて。むにゅっとハイライター を頬骨、鼻筋、眉下、あご先に指でぼかします。指で触るとむにゅっとやわらかいしっとりテクスチャー!内側から発光しているようなヘルシーなツヤが生まれ、クリームチークと相まっておいしそうな肌に。

うるおい・ツヤ・血色の3点盛りが大事です♡

【2023年〜】ヘルシーな色気・沼らせメイクへ

令和メイクのトレンドは、「自分らしさ」と「パーソナライズ」が共存。パーソナルカラー診断や顔タイプ診断など、自分の肌色や雰囲気に合うメイクを選びたいニーズが高まり、さらにそれがAI技術などによってオンラインでわかる時代にもなりました。

最近では、それらの枠組みからあえて外れて、好きなメイクを好きな時に楽しむ人も増えた印象。自分に似合うものを熟知しているからこそ、いつでもそこに戻ってこれる安心感があるのかも。

SNSの影響も相まってものすごいスピード感でトレンドが移り変わっているからこそ、「これ!」と定義するのは難しい気もするのですが……

ハイライトとシェーディングがマストな陰影メイク、自然なツヤ肌、涙袋メイクなどは共通して人気ですよね。

じわっと惹きつけるツヤ感がポイント

自然なツヤが大事な令和のベースメイクには、スポンジでポンポンとのせるだけで簡単に美肌が完成する『フィットグロウクッション』がおすすめ。厚塗り感のないちょうど良いカバー力で、つるん!と仕上がります。

商品名にグロウとありますが、ツヤツヤ水光肌〜という感じではなく大人も使いやすいセミツヤファンデ。こちらにパウダーを軽くはたくだけでベースメイクが完了するのはうれしい!

↓詳しくレビューした記事はこちらから。

まつげはきれいにセパレートさせ、自まつげが伸びたような質感がトレンド。

『クイックラッシュカーラー』のブラウンはぱっちりと存在感がある印象になるのに、抜け感も出せる液の軽さが使いやすいマスカラです。くるんくるんのカールが長持ちすることで有名で、ほんとにずっと上がりっぱなし。

リップメイクは自然な血色感を出しつつ、ちゅるんとしたグロス効果でツヤをプラスできるグラスティントシロップがおすすめ。

今回は03 ジェントルベージュで肌馴染みの良さとナチュラルな色気をプラスしました。ヘビロテ確定の大人カラー!

↓全色レビューしてます!

どこ見てもかわいいのがキャンメイク

ちなみに筆者はキャンメイクのわくわくするデザインを眺めるのも大好きでして……プチプラ価格で、こんなにディテールにこだわってつくられているアイテム、あります?!

ハート×キルティングは、ほかのシェーディングパウダーでは見られないし、パレットのアイシャドウは一つひとつ絵柄が細かく設定されていたり。チークだってこれ、花束のように豪華じゃないですか……。

みんなを楽しませたい!という気持ちがすごく伝わってくるんです。いつもありがとうキャンメイク。そして40周年、本当におめでとうございます!

◇新しくなったCANMAKE公式サイトはこちら!

まとめ

あなたはどんなメイクで青春時代を過ごしましたか?

ノスタルジー満載の今回、改めて、時代によってこんなにも「カワイイ」の基準が変わるんだって実感しました。それぞれの時代にそれぞれの「カワイイ」があって、どれも本当に魅力的。

そしてキャンメイクは、どの時代にもあったんですよね。90年代のマスカラも、2000年代のチークも、今のティントリップも。ずっと私たちのそばにあって、トレンドを支えてくれていた。

誰でも手に取りやすいプチプラコスメなのに変わらず高品質。新作が出るたびにトレンドを押さえてくれてる。だからこそ、40年も愛され続けているんだと思います。

さあ、次の10年はどんなメイクトレンドが来るんだろう。バーチャルメイクとか?それとも、また細眉が復活する……?

どんなトレンドが来ても、きっとキャンメイクは私たちのそばにいてくれるはず。そう信じています。

↓アイテム別の詳しいレビューはこちらの記事でも!

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