今やエイジングケアには欠かせない成分となったビタミンA。
そんなレチノールをはじめとする成分は、濃度や配合によっては「A反応」といった皮むけや赤くなってしまうなどの刺激を伴うものも少なくありませんでした。
また、価格が高いものも多く、そういった様々な理由からチャレンジしにくかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日ご紹介するTHE inkey LIST(インキーリスト)のレチノールは、反応は比較的緩やかなのに効果を実感&高コスパを実現する優れもの!
インキーリストは、イギリス発のプチプラ化粧品。低価格ながら確かな成分効果を実現する、人気のブランドです。
日本でもちょっと前にThe Ordinaryが流行しましたが、それに類似したプチプラ優秀コスメといったところでしょうか。
インキーリストには様々なアイテムが存在しますが、やっぱりみんな気になるのはレチノール!
そしてこのレチノールには、注目の成分『グラナクティブレチノイド』も配合されているんです。
グラナクティブレチノイド アメリカの企業が開発した、レチノイン酸ヒドロキシピナコロンという成分の一般的な呼称。光毒性や刺激についてレチノールなど他のビタミンAよりも改良されていて、副作用をなるべく抑えながらビタミンAの効果を叶えてくれる今大注目の成分。
日本でも美容好きな方はご存知の成分かと思いますが、海外コスメはいち早くそんなグラナクティブレチノイドをプチプラで試せるのがとても嬉しい!
とはいえ商品名の通り配合のメインはレチノールです。
濃度はレチノール1%、グラナクティブレチノイド0.5%とのことなのですが、安定化レチノールであるRetistar®︎というものなので、様々な成分と混ぜられており、実際に換算すると0.05%程度。
グラナクティブレチノイドも、成分を混ぜた設計で実際の換算は0.05%のようです。
濃度はかなり低めですが、レチノールの光毒性のためやはり使用は夜のみがベター。
順番は、洗顔⇨化粧水⇨レチノール⇨保湿の順。
テクスチャはやや保湿感のある美容液といったところ。ベタつきはなくさっぱり。
匂いはしっかりレチノールの香り!ほんのり黄色くてビタミンAがきちんと配合されている匂いがします…。
これだけでも保湿力はありますが、乾燥肌さんは、秋冬はクリームを足すのが良さそうです。
一つ気になるのが、普通のチューブタイプなので酸化が早そう。プチプラだとどうしてもパッケージを酸化防止的な構造にするのは厳しいのでしょうか…
ただ、内容量は30mlなので、2、3ヶ月以内に使い切ってしまえば問題なし。筆者は念のため冷蔵庫保管しております。やっぱりレチノールはフレッシュさが大事!
というわけでこちら、1週間ほど使い続けてみました。一回あたりパール1粒大ほどで使用。
筆者は以前から別のレチノール美容液を愛用していたのでA反応はそこまで怖くないかなと、1日おきで使いました。敏感肌さんは、注意書きにある通り3日ごとの使用から試すのが安心です。
結果、頬がツルツルの手触りに&A反応はほとんど出ず!
少しだけ小鼻周りに化粧水が染みることはあったのですが、目立った皮向けもなし。
頬などの部分はツルッとした肌触りに。しっかりとハリを感じることができました。
レチノールユーザーとしてつくづく思うのですが、濃度が高ければ良いってもんじゃない…!
これは続けていきたい美容液!1ヶ月ほどで肌のふっくらを実感するんだとか。
短期間でこれだけツルッとした効果を実感するものには、今までの経験上大きな皮むけが付き物だったのですが…これがグラナクティブレチノイドの力なのでしょうか…!
よく首にはA反応が出やすいと聞きますが、私の場合は首も大丈夫でした。
もちろんターンオーバーを早めている肌は、やや敏感になっているはずなので、日中の日焼け止めは欠かさず塗り、紫外線は避けましょう。
ストレスフリーなレチノール美容液、最高すぎてリピ確定です!
もちろん全ての方が大丈夫ということは決してなく、肌質などは人それぞれ。心配な方は少量ずつ期間を空けながら試し、合わなければ使用はおやめくださいね。
ここでレチノールの注意点を他にもおさらい。
- 夜のみ使用し、朝は洗顔で流す
- ビタミンCと併用しない(効果が減少する可能性あり)
- 肌が敏感になるのでピーリングなどは避ける
- 日焼け止めを必ず塗る
ビタミンCは朝に、レチノールは夜に。保湿にはセラミドを。筆者はこの黄金ルーティーンを信じ続け、肌の変化を実感しています。
賢く使ってハリツヤ肌を叶えましょう!
THE inkey LISTはこちらで購入できます。ぜひチェックしてみてください!