【正直レビュー】赤のVT・アゼライン酸配合のクレンジングオイルを使ってみた!ポツポツ毛穴に変化あり?!【AZケアラインのパック/美容液も】

BEAUTY

アゼライン酸、まだまだ流行ってますよね。

韓国コスメの頼れる定番、『VT(ブイティー)』からも注目の新ライン「AZケア」シリーズが登場し、かなり話題になっている様子です。

2025年2月から順次発売されているこちらのラインは、トレンドの「アゼライン酸」を主要成分として配合した革新的なスキンケアシリーズ。

毛穴悩みが本格化してきた30代筆者、あらゆるブランドがこの成分を取り入れたコスメをバンバン発売していく中で、いつもお世話になっているVTのアイテムは気になっていた!

VTの『クライオひんやりマスク』、めっちゃ気持ちいいんよ……

今回は、混合肌寄りの乾燥肌というまさに典型的な肌質の筆者が、AZケアラインの主要3アイテムを実際に使ってみた正直なレビューをお届けします。

2025年のトレンド成分「アゼライン酸」

まず、このシリーズの核となる「アゼライン酸」について。

アゼライン酸は小麦や大麦などの穀物に存在しており、海外では長年ニキビ治療や毛穴ケアに使われてきた実績のある成分。

日本では2024年頃から注目を集め始め、2025年には本格的なトレンドとして多くのブランドが採用し始めているというわけなんです。

では、「アゼライン酸」は何がすごいのか?

ズバリそれは、驚くべき多機能性!

  • 過剰な皮脂分泌をコントロール
  • 毛穴の詰まりを予防・改善
  • 肌の炎症を抑える
  • 肌表面のザラつきをなめらかにする
  • 色素沈着の改善をサポート

といった具合に、世の30代女性に多いとされる「Tゾーンはテカるのに頬は乾燥する」というあるあるな悩みから、「毛穴が目立つ」「肌のキメが粗い」といった年齢とともに現れるトラブルまで、まとめてアプローチしてくれる。

そりゃあ、各社入れまくりますよね……!

赤のVT(ブイティー)『AZライン』

今回使ってみたのは、以下の3つのアイテム。

【メイク落とし】AZケア クレンジングオイル(200ml・1,980円)

【美容液】リードルS AZケア セラム(30ml・2,200円)

【シートパック】AZケア マスク(30枚入り・2,640円)

※価格は編集部調べ

どれも2000円台前半という良心的な価格帯で、デイリーケアにぴったり!

さっそく順番に使っていきたいと思います。

AZケア クレンジングオイル

ウォータープルーフ対応、まつ毛エクステもパーマもOK、さらにW洗顔不要といううれしいクレンジングオイル。

なんと19種類もの植物由来オイル成分からできており、トラブル肌にも優しく使えるそう。

過剰な皮脂分泌を抑えてくれる高純度アゼライン酸を配合し、ニキビをケア。毛穴のザラつきやブラックヘッドケアにも最適なんだとか!

実際に使ってみた

中身も赤いよ!

かなりサラッとした、ウォータリーな質感のオイルです。

クレンジングオイル特有の重たさやベタつきが苦手な人にもおすすめできる、なめらかで滑りのいい使用感。

使い方
本品を適量手に取り、水気のない乾いた肌に広げ、マッサージするように優しくなじませます。その後、手に少量のぬるま湯をつけ、30秒ほど乳化させた後、十分にすすぎます。

VT COSMETICS公式サイトより引用

シトラスの香りつきで、気分もさっぱり。筆者は、ライム系のフレッシュな香りを強く感じました!

乳化もスピーディーで、文句なし。

W洗顔をしていないのに、ヌルつきもなくスッキリとした洗い上がり。ベースメイクの落ち具合はまったく問題ありませんでした。

メイク落ち追加検証:強めのポイントメイクはどう?

さて次は、なかなか落ちづらいポイントメイクアイテムを使って、メイク落ちをさらに検証!

ティントリップ、ウォータープルーフのアイライナー&マスカラ。

手持ちアイテムの中で、最強に落ちにくいものをあえてセレクトしちゃいました。

さあ、どうなる〜〜??

オイルを垂らしただけでは、さすがにビクともせず。

くるくると馴染ませていきます……

ウォータープルーフマスカラが、するっとオフ完了。乳化させながら30秒ほど馴染ませたところで洗い流すと、ティントリップもほぼ落ちていました!

しかし、ウォータープルーフのアイライナーがしぶとかった……惜しくも完全には落としきれず。

いや、メイベリン使ったわたしが悪いんだ…

↓この記事に登場しています。

ある程度のウォータープルーフアイテムはスッキリ落とせるはずですが、『MAYBELLINE NEW YORK(メイベリンニューヨーク)』など、タフなメーカーのものは厳しいかもしれませんというお話でした!

マジで落ちないもんね、メイベリン……。

毛穴問題は解決したのか

いやいや、一番気になるのは、肝心の毛穴はどうなったんだ?!というところですよね。

毛穴悩みにフォーカスするために、ノーメイクでも試してみましたよ。

ライターお豆腐ちゃんの毛穴悩み

・小鼻→ 黒ずみ、ポツポツ角栓
・頬→ 乾燥による開き(エイジングによる、たるみもあるのかも……?)

公式からも、メイクをしていない日の毛穴ケアとしての使用が勧められていたので、安心してトライ!

ノーメイクでの使用 / ビフォーアフター

写真だと分かりにくいかもしれないのですが、
角質汚れがクリアになったのか、少しだけ肌トーンがアップ。

さらに、小鼻の角栓が顔を出してきたんです!

ホワイトヘッド(=毛穴に角栓が詰まって白く見える状態)に効果的というのは本当でした。

ブラックヘッドの黒ずみはさすがに1回ではケアしきれませんでしたが、なんだか希望が見い出せた気分です!

しかし、頬の毛穴は乾燥でつっぱり、余計に目立ってしまった……

かなりさっぱりとした使用感で、良くも悪くも皮脂はごっそり持っていかれる感じ。使用後はしっかりと保湿しておくべきでしょう。

正直、乾燥肌の方が毎日使うのはおすすめできないかもしれません。毛穴ケア専用のスペシャルケアという位置付けならOK!

こんな人におすすめ

サラサラなテクスチャーも洗い上がりも、オイリー肌なら絶対気に入るはず。

AZケア クレンジングオイル がおすすめな人
✓オイリー肌
✓肌のテカリ・ザラつきが気になる
✓過剰な皮脂による毛穴の目立ちが気になる
✓洗い上がりはスッキリさっぱりが好み

肌の様子を見ながら使ってほしいのは以下のタイプの方。

アゼライン酸以外にも、AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)などが複数配合されているので、角質ケア成分はしっかりめ。肌が揺らぎやすい状態であれば控えましょう!

AZケア クレンジングオイル はあまり向かない人
✓乾燥肌
✓敏感肌を自覚している
✓乾燥による毛穴の目立ちが気になる
✓洗い上がりはしっとりもっちりが好み

リードルS AZケア セラム

続いては、VTの真骨頂であるリードルSの美容液。

アゼライン酸を、VTが誇る「リードル技術」と組み合わせたのがこのシリーズの最大の魅力。

リードル技術とは、微細な針状成分(シリカ)を配合することで、美容成分の浸透をサポートするVT独自技術のこと。肌に微細な道を作って、有効成分をよりしっかりと届けてくれるイメージです。

チクチクのリードルショット、ずっと人気ですよね。

『リードルS AZケア セラム』は、先ほどのクレンジングオイルよりも鮮やかなクリアレッド!

使い方はとてもシンプルで、化粧水で肌を整えたあと、適量を顔全体に優しく馴染ませるだけ。そのままいつものスキンケアを続ければOKです。

みずみずしく、まるで化粧水のようなテクスチャーのセラムが肌にすっと馴染みます!

チクチクは感じなかった

チクチクが有名なリードルショットとは違い、刺激はかなりマイルドな印象。

SNSなどでも、「チクチクしない」という声が多かったです。

筆者の場合、塗布時のチクチクはほとんど感じませんでしたが、時間が経つと頬と目元がヒリついたので一旦ストップ。

翌日もう一度チャレンジしてみたのですが、やはりピリピリする。

それでも1週間使って感じたのは、皮脂を抑える効果の高さです。

・塗布後、肌がキュッとする
・塗布後5分ほどで肌がサラサラ、そのまま置くとカサカサしてくる

泣く泣く使用を中止しましたが、もし筆者がオイリー肌だったら、最高なのでは?!

アゼライン酸の皮脂調整効果がリードル技術でしっかり肌に届いているからこそ、このような肌変化が現れているのではないでしょうか。

編集部の美オイリー肌代表・miyukichanにも使ってみてもらおうかしら。

ライターmiyukichan
ライターmiyukichan

ほんと?アゼライン酸、ハマってるのよね。

こんな人におすすめ

リードルS AZケア セラム がおすすめな人
✓オイリー肌の自覚あり
✓肌のテカリ・ザラつきをケアしたい
✓皮脂によるメイク崩れが気になる
✓毛穴の黒ずみが気になる

AZケア マスク

ラストはシートパックです。

先に言います。こちらはバッチリ使えました!(喜)

このタイプの大容量パックケアを定着させたのって、VTではないでしょうか。30枚入りの大容量パックで1枚あたり88円という、うれしいコスパです。

パッケージが変わった

ちなみに『AZケア マスク』は、これまでの白パッケージから、こちらの赤パッケージへリニューアル販売となっているようです。

VT COSMETICS楽天市場店より
※本記事執筆時点で、VT COSMETICS公式サイトでの扱いは白パッケージ(品切れ表示)でした

中身のアゼライン酸もパワーアップ!

ちなみにVT楽天市場店(公式販売店)では、従来の『AZケア マスク』が『ACケア マスク』と掲載されていますが、公式サイトの商品と同じものだと思われます。

↓こちらがVT楽天市場店(公式販売店)の掲載品

↓こちらがVT公式サイトの掲載品

使ってみた

シート自体は、いつものVTという感じ。
薄めで軽やかな素材ですが、実際に使ってみると破れにくく、剥がれもそんなに気にならないんですよね。

サイズが横幅広め。引き上げながら貼る!

ベタつきのないさらりとした軽めのエッセンスが適度に染み込む程度に入っているので、朝のメイク前におすすめ。

今回の3アイテム中、最も低刺激で使いやすいアイテムだと感じました!

保湿・皮脂バランスケア・角質ケアが一気にできて、メイクのりの良いつるんとした肌状態にもっていってくれましたよ。

Tゾーンの崩れ方も、いつもより少なかった感覚でした!

こんな人におすすめ

AZケア マスク がおすすめな人
✓保湿しながら角質ケアもしたい
✓肌のテカリ・ザラつきをケアしたい
✓皮脂によるメイク崩れが気になる
✓アゼライン酸ケアを手軽に始めたい

肌質で言うとやはり、テカリ悩みが深刻化しやすいオイリー肌向けではあるのかもしれませんが、筆者のように混合肌寄りの乾燥肌でもバッチリ使えました。

リードルS AZ セラムと併用する場合は、セラムのあとにマスクを使うのが推奨されているよ!

取り入れる際の注意ポイント

他の酸系成分との併用は慎重に

すでにレチノールや、AHAなどの酸系成分アイテムを使っている方は、同時使用は避けて肌の様子を見ながらの併用を検討しましょう。手持ちアイテムとの相性を確認してみて。

段階的な導入がおすすめ

まずは皮脂分泌が多めのTゾーンから使って、様子を見るのが間違いないかも。

もしくは週に2〜3度のペースから始めて、肌が慣れてきたら毎日使用に切り替えるのも◎。特にセラムは成分が濃いめなので、段階的な導入がおすすめです。

試す価値は大いにある、アゼライン酸コスメ

残念ながら肌質に合わない商品もありましたが、ここは正直レビューということで。

しかし、どのアイテムも使い方がシンプルで、忙しい朝でもストレスなく使えて便利。特に『AZケア マスク』はデイリー使いできるさっぱり感で、メイク前にも使いやすいのが魅力的でした。

普段はちょっと尻込みしてしまう攻めのケアも、3点合わせて6820円という良心的プライスならチャレンジしやすい!

これってやっぱり韓国コスメならではだよな〜、なんて思ったのでした。

※記事内の商品は企業様より提供いただきました。

↓敏感肌でも使えるひんやりマスクも、ぜひ知ってほしい商品。

↓マイルドな角質ケアならこちらも。

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