第九十八回 生後7ヶ月の赤ちゃんとゆく、夢のグランドサークルロードトリップ⑦Monument Valley編 後編
みなさんこんにちは、Ayaです。
ボリューム多めのMonument Valley編、後編スタート!
Monument Valleyで迎える最高の朝
まだ外が薄暗い早朝。
いつもはまだ夢の中ですが、この日は日の出前に目を覚ましました。
起きてすぐに向かったのは部屋の目の前のデッキ。

昨夜の美しい星空の景色とは変わり、日が出る前のこの朝焼けの美しい景色も感慨深いです。
オレンジの景色から、一気に日が昇ってくると変わってくる空の色と全体の景色。
さぁ、朝日が顔を出してきます……!

オレンジ・青・白と見事な色彩のコントラスト。
空気も澄んでいて、深呼吸するたびに気持ちいいです。
起きた瞬間から目の前でこんな景色が見られるなんて、何にもかえがたい贅沢……。
温かいコーヒーを片手に、ただ静かにこの光景を眺めていました。
鳥のさえずりや虫の声、自然の音だけがBGMです。
娘も起きてきたので、家族三人でただただこの景色をゆっくりと楽しむ、なんとも贅沢な時間です。幸せ〜!
ちなみに、朝早い時間は半袖のTシャツだと少し肌寒いくらい。
やはりここも観光は早朝と夕方が行動しやすいですね。
日の出の時間を過ぎると一気に眩しくなります。日の出の瞬間までを楽しんだら、部屋で簡単に朝食を済ませ、Monument Valleyで気になっていたスポットにむかいます。
映画「Forrest Gump」で有名な場所へ
Monument Valleyに来たら必ず訪問したいと思っていた場所があります。
それが、映画「Forrest Gump」で一躍有名になった一本道。
現在、ここはForrest Gump Pointと呼ばれる有名スポットとなっています。
Forrest Gumpってどんな映画?
映画「Forrest Gump」は、トム・ハンクス演じる主人公Forrest Gupm(フォレスト・ガンプ)の人生を描いたヒューマンドラマ。
純粋でまっすぐな性格のフォレストが、幼少期から大人になるまで、さまざまな人との出会いと別れを経験しながら人生を歩んでいく物語です。
このも物語の面白いところは、フォレストの人生と実際のアメリカ現代史が重なっているところ。
ベトナム戦争をはじめ、20世紀後半のアメリカを象徴するさまざまな出来事に、なぜかフォレストが関わっていきます。
笑える場面もあれば、切なくなる場面もあり、
「人生とは何か」
「幸せとはなにか」
を考えさせられる作品です。
日本に住んでいた時に観て以来大好きな作品でしたが、アメリカに住んでから改めて映画を観ると細かい演出部分で理解できることが増えたり、アメリカのことを知ったからこそ笑えるようになった小ネタに気づくようにもなり、さらに作品の良さに気づくことができました。
この映画は大ヒットし、第67回アカデミー賞では作品賞・主演男優賞・監督賞をふくむ6部門を受賞。
現在でもアメリカ映画を代表する名作の一つとしても知られています。

なぜMonument Valleyが「Forrest Gump Point」と呼ばれるのか?
映画の後半には、フォレストが突然アメリカ中を走り始める有名なシーンがあります。
最初は1人で走っていたフォレストですが、ひたすら走り続けるうちに、その姿が世間の注目を集め、いつしか大勢の人たちが彼の後ろをついて走るようになります。
そして、3年以上にわたって走り続けたある日
フォレストは、Monument Valleyを望む一本道の途中で突然足を止めます。
「I’m pretty tired… I think I’ll go home now.」
そう言って突然走るのをやめる印象的なシーン。
ここが、現在Forrest Gump Pointと呼ばれている有名な場所となっているのです。
映画で何度も見ていた景色が目の前に
車を走らせると、Monument Valleyの巨大な岩山が並ぶ光景と一本道の美しい重なり。
「ここだ!ここが映画で見ていた場所だ!!」
とテンション爆上がりします。

ここ。まさにここ!!!ついに!!!!!

同じ場所に来れたーー!!!この映画が大好きな夫婦、ふたりで大興奮です!!
映画の中でも特に印象的なシーンのひとつでもあることから、現在では世界中の旅行者が訪れる人気のスポットとなっているようです。
我々は朝早くに訪問したため、車も人もまったくいない状態で撮影することができました。
早朝以外だと、撮影したい人がたくさん集まっているのでベストフォトスポットは争奪戦になるようです。
ここは絶対に早朝に行くべし。
この時間は私たちしかいなかったので、映画と同じセリフを喋ってみたり、いろんな角度で撮影したり、お互い気の済むまで撮影しまくりで大満足でした。
Google Mapでも、Forrest Gump Pointで調べるとすぐに出てくるので迷わずいけます。
Monument Valleyそのものの絶景はもちろんですが、こうして映画の舞台を実際に訪ねられるのもアメリカロードトリップの楽しさの一つですね。
ちなみにですが、ここはForrest Gump Pointと名前がついているものの観光用道路ではなく普通に車が走る公道です。
写真撮影の際は周囲の交通状況もよく確認し、道路上に長時間立ち止まらないなど安全には十分気をつけた上で楽しんでください。
Monument Valley Navajo Tribal Parkへ
充分にForrest Gump Pointを楽しんだら、再びMonument Valley方面へ戻ります。
昨日はGoulding’s Logdeから楽しんでいたMonument Valleyの中へ、実際に入園!
以前の記事で説明したように、ここは国立公園とは異なりナバホ族管理の場所。
ナバホ族の人々にとって大切な土地にお邪魔して観光させてもらう、という感覚を持って訪れたいですね。
巨大な岩山を間近でみられる
園内に入ると、Monument Valleyを代表する巨大な岩山が一気に近くなります。

特に有名なのが、
・West Mitten Butte
・East Mitten Butte
・Merrick Butte
の3つ。
Monument Valleyと聞いてイメージするのが、荒野に浮かぶ巨大な3つの岩山のこの景色ですよね。
岩山は高さ400〜1000フィートにも達し、広大な赤い大地にそびえ立つ姿は圧巻の一言です。
実際に目の前にすると、スケールの大きさを感じます。
ここでの最大の楽しみ方は「Valley Drive」
このMonument Valley Navajo Tribal Parkを訪れたらぜひ体験してほしいのがValley Drive。
Valley Driveは、Monument Vallyの巨大なButteやMesaの間を、自分の車で巡ることができる約17マイル(約27km)のシーニックドライブです。
しかも、一般的な観光道路のような塗装された道ではなく、赤土の上を走る本格的なダートロード。
展望台からMonument Valleyを眺めるだけでも感動しますが、Valley Driveではその景色の中へ自分たちの車で入っていくことができるワクワク感もプラスされるのです。
まさにジュラシックパークのような世界観!

ただ、めっちゃくちゃ揺れます。冗談じゃないくらい揺れます。
体浮きます。跳ねます。ほぼアトラクションです。
乗り物酔いしやすい人は少し注意かも。
しかし、岩山との距離感が一気に近くなり、その迫力をダイレクトに感じることができるので感動も割増になるはず。

さまざまな名前のついた岩山を、あますことなく楽しむことができます。
自分たちのドライブなので、好きなペースで進んでいけるのも魅力の一つ。
自由に、ゆっくり、写真撮影も好きなだけ楽しみたいなら絶対にValley Drive一択です。
しかし、車の種類によってはValley Driveが禁止だったり、当日の天気のコンディションによっても状況が変わるので公式HPでしっかり調べてみてください!
Valley Drive以外ではツアーで楽しむ方法も。ツアーの場合はガイドによる土地の歴史や文化のお話も聞けるようなので、そちらも魅力的ですね。
Monument Valleyは遠くから眺めるだけではもったいない。近くを走ることでその土地のパワーとスケールを感じてほしい。と思いました。
Monument Valleyを後にし、Moabへ
Valley Driveでたっぷりと楽しみ、いよいよ出発。
車を走らせ、バックミラーの中で少しずつ小さくなっていくMonument Valley。
昨日の夕暮れ、満点の星空、今朝の朝日。
そして最後には自分たちの車で岩山の中まで。
たくさんの思い出ともに、ここを後にします。
次の目的地は、ユタ州Moab。
グランドサークルの景色は、また大きく変わります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
Aya


