涙でストレスデトックス。とりあえず泣きましょう。心洗われる感動映画特集【8選】

COLUMN

はい、あなたもあなたも、そこのあなたも。今日もお疲れ様。

仕事、育児、家事、人間関係。心や体の体調は整っていますか?
最近個人的に思います。セルフメンタルケア、めっちゃ大事だなと。

自分の機嫌を自分で取ることは、簡単なようで、はるかに難しい。モヤモヤが溜まって火山が大噴火寸前な時、私は美味しいものを食べるだけでは気持ちが収まりません。

そんな私のストレス発散方法は……本気で泣くこと!

そうです、大の大人が、嗚咽しながら泣いちゃいます。
場所を選ばずやるとドン引きされるので、必ず1人でこっそりやる必要がありますが、これが本当にすっきりします。あ、次の日顔がブサイクでも問題ない日にしましょうね。

泣くとマジでストレスが排出されるらしい

涙には、コルチゾールと呼ばれるストレス成分を低下させる作用のある成分が含まれています。コルチゾールは、別名ストレスホルモンと呼ばれていて、心身の健康に悪影響を及ぼします。
そのため泣くことは、ストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果があり、身体的・精神的な緊張を和らげる働きをします。泣いたあとになぜか気持ちがスッキリしたと感じるのはこのためです。

YOKUMIRUより引用

↑是非この引用を読んで欲しいのですが、泣いてすっきりするのは、実際にストレスホルモンが体外に出ていっているからという衝撃の事実が分かりました。

どうりで気持ちが晴れるわけだ。

幼児が大号泣しまくった後にケロッとしているのも、「あぁ〜すっきりした」なんて感じなのでしょうか。ならば、大人だって泣いていいじゃない!

繰り返しますが、必ず1人の時にやりましょう。先日大号泣したアラサーの妖怪がガラスに写ったのを見て「ヒッ」となり、悩みも吹き飛びました。(謎の成功体験)

これ観たら全私が泣く映画、選んでみた

自称映画好きとして、日本のマーケティングで使われる「あなたは必ず涙するーーー。」みたいなワードがあまり好きではないのですが、ストレスが溜まっている時はそんなの関係ねぇ。感涙する映画は心まで洗われるので本当に癒されます。
とりあえず泣かせてくれ。無茶苦茶にな!!そんな気合いで映画を選びました。

大人が泣けば、あまりにもみっともない姿と勢いで、きっと私に憑いている邪気も払ってくれるに違いない。〜スピリチュアルタイム〜

①グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)

Amazonより

マット・デイモンとベン・アフレックにとってキャリアの出発点となった、アカデミー賞を受賞したヒューマン・ドラマの秀作。労働者階級出身で、天才的な頭脳を持ちながらも苦悩の人生を送る青年が、傷ついた心に寄り添う精神分析医(ロビン・ウィリアムズ)に出会う。
Amazonより

人は多かれ少なかれ、誰もが傷ついている。トラウマに苦しみ、人を拒絶する青年が、同じように心に影を持つ分析医と心を通わす姿がグッときます。反発しながらも涙を流して抱擁されるマット・デイモンの姿、「君は悪くない」の言葉……このシーンで3リットルくらい涙持っていかれます。ラストも爽やかでいい気持ちになるので、落ち込みたくないけど泣きたい人におすすめです。

②チョコレートドーナツ(2012)

Amazonより

1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。
Amazonより

「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画なんだそう。まだ性的マイノリティへの世間の目がかなり厳しかった時代。愛とは?家族とは?世の中にとっての「あるべき形」だけが全てじゃないと思わされます。血の繋がりよりも、ずっと強い絆が世の中にはあるんだなぁ。

③僕のワンダフル・ライフ(2017)

Amazonより

最愛の飼い主と再会するために、50年で3回も生まれ変わった犬と人間との深い関係を描くヒューマンドラマ。ベストセラー作家のW・ブルース・キャメロンが愛犬を亡くした試練を乗り越えようとしていた恋人のために書いた小説を映画化したのは、『HACHI 約束の犬』でも人間と犬の関係を描いた名匠ラッセ・ハルストレム監督。
movie walker pressより

犬や猫を飼ったことある人、多分永遠に涙を流して観てしまうことになると思う。
わんこのひたむきな主人への愛……なんか人間関係よりずっとピュアで尊いよね。人間関係に疲れた時に観たくなります。
私はこれを映画館で観たことに後悔しました。大号泣しすぎて、帰りの顔は男梅みたいなとんでもねぇ顔になっていました。

④レインマン(1988)

Amazonより

トム・クルーズ×ダスティン・ホフマンの豪華共演で放つ、珠玉のロード・ムービー。 映画の言葉 “僕らは心が通じたんです” 事業に失敗して破産寸前のチャーリーのもとに、絶縁状態だった父親からの訃報が届く。帰郷した彼は、父の遺産が匿名の受益者に贈られると聞きショックを受ける。その受益者とはチャーリーがその存在さえ知らなかった自閉症の兄レイモンドだった……。Amazonより

家族がテーマの映画って、個人的に胸をえぐられるんですよね……一筋縄ではいかない兄弟の仲。障がいを持つうんぬんは関係なくて、兄と弟の絆の再発見の旅路を見つめていると、大切な誰かに電話したくなります。トム・クルーズの神経質そうな演技がまたいい!

⑤リトル・ダンサー(2000)

Amazonより

1984年、イングランド北部の炭鉱町。
ボクシング好きの父からボクシング・ジムに通わされていた11歳の少年ビリーは、偶然目にしたバレエに心を強く惹かれ、父に内緒でバレエを習い始める…。Amazonより

ほとばしる情熱!!子供のパワーは計り知れません。バレエへのときめきが止まらない、少年ビリー。労働者階級、失業やストで経済的に恵まれていない家族が、紆余曲折しながらもビリーの夢を応援して団結する姿は、涙なしには見られません。自分の信念を曲げてでも、ビリーの夢を応援する父や兄の姿……バスで見送るシーンで涙が枯れるまで出てくるので水分供給用のペットボトルを準備しておいた方がいいでしょう。最後、大人になったビリーの背中シーンでは本気で鳥肌が立ちます。

⑥そして父になる(2013)

Amazonより

大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)。ある日、産院からの電話で、6歳になる息子が取り違えられた他人の子だと判明する。妻のみどり(尾野真千子)は気づかなかった自分を責め、一方良多は、優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を知る。良多は、相手方の家族と戸惑いながらも交流を始めるが、群馬で小さな電気店を営む斎木雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木ようこ)夫婦の粗野な言動が気に入らない。過去取り違え事件では100%血のつながりをとるというが、息子に一心な愛情を注いできたみどりと、温かでにぎやかな家族を築いてきた斎木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しむ。早い方がいいという良多の意見で、ついに“交換”が決まるが、そこから、良多の本当の“父”としての葛藤が始まる―。Amazonより

我が子と血が繋がっていないことが分かったら?想像を絶する体験は、実際にこの日本でも起きています。取り違えられた子供たち、そしてその家族との交流……経済状況も住まいの環境も、何から何まで正反対な2つの家族。幸せってなんだろう?親でいるってなんだろう?愛するってなんだろう?……色々なことを考えさせられます。福山雅治演じる良多が、我が子と並木道を挟んで会話するシーンで、涙涙涙。是枝監督の作品はどれも大好きなのですが、この映画は子を持つ親としても特に心に残っています。

⑦トイ・ストーリー3(2010)

Amazonより

17歳になったアンディは、大学に行くため部屋を空ける準備を始めていました。ウッディ(声:トム・ハンクス/唐沢寿明)やバズ(声:ティム・アレン/所ジョージ)たちオモチャ仲間は、アンディとの別れの予感に戸惑うばかり。そんなある日、ウッディたちは手違いで、なんと、保育園に寄付されてしまいます!そこに暮らすたくさんのオモチャたちに歓迎されて喜ぶバズたちは、アンディの元へ帰ろうと訴えるウッディには耳を貸しません。たったひとり脱出したウッディでしたが、仲間たちに危険が迫っていることを知り、救出に戻るのですが…。たとえ助かったとしても、もう居場所のないウッディたち。そんな彼らを待ち受けていた、”思いもよらぬ運命”とは?Amazonより

あのね、ふざけていないのよ。トイ・ストーリー3観た人、正直に言いなさい。泣いたでしょ?!あのクエンティン・タランティーノですら名作リストに挙げている本作。おもちゃたちの一生懸命な姿も、一緒に手を取り合って覚悟を決めるあのシーンも、老若男女が泣くこと間違いなしです。子供と一緒に観られるのもいい。おもちゃを投げて破壊し、水没させて楽しむ、シドのようなうちの男児にも観せてあげたい。

⑧エリザベスタウン(2005)

Amazonより

ドリューはシューズ会社に勤める有能なデザイナー。しかし、彼が手がけた新製品は大失敗に終わり、会社をクビに恋人からも見捨てられてしまう。さらに、失意の彼に追い討ちをかけたのは父親の死だった。葬儀のために故郷エリザベスタウンへ向かうドリューは飛行機の中で飛び切り陽気な客室乗務員クレアと出会う。久々に会うにぎやかな親類やクレアの優しさに触れ、一時とはいえ心の痛みから解放されるドリュー。父の葬儀は親族が心をひとつにした温かなムードの中で執り行われた。車で自宅へ帰るドリューににクレアは1枚の地図を渡す。それはドリューが自分を見つめ直す再生の旅へのロード・マップだった・・・。Amazonより

仕事で取り返しのつかない大失敗をした方!寝る前に思い出して「あぁぁぁ、もう……」とジタバタしてしまう苦しみを持つ方。そんな方に観てほしいのがエリザベスタウン。オーランド・ブルームってハンサムなだけじゃないんだよ!ちょっと影があってコミカルで、家族や地元のご近所さんの愛も溢れる本作。亡き父親の位牌と繰り出すドライブ、車内で嗚咽しながら涙するあのシーン。気になるあの人と、一緒に朝日を見るためだけに徹夜してみたり。なんか失敗とかもうどうでも良いわ!ってなること間違いなし。実際、あなたの長い人生において、それって本当にしょうもないこと。

とりあえず泣こうや

心のモヤモヤって顔に出るんですよねぇ。
いつの間にか、とんでもない不機嫌ブサイクになってる時、あります。
このポイズンな世の中で、「マジで人生最高〜たのし〜〜〜〜⭐︎」って四六時中思えてる人なんて、あんまりいないんじゃないでしょうか。

美容と健康のために、体のデトックスも大事ですが、心のデトックスも大事!
悲しい時、寂しい時、苦しい時。簡単に気持ちを切り替えられないのなら、映画というコンテンツに没頭して感情を爆発させてみてください。

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