第6回 ビール好きが色んな楽しみ方をしてみる
みなさんこんにちは、Ayaです。今回はブルワリー巡りを中心に、最近の週末の過ごし方をまとめてみたいと思います。
最近はずっと天気が良い日々が続いているので、特に週末は出かけたくなっちゃいますね〜!
みんな外で飲むビールが大好き
今回、アメリカに移住してきて改めて感じるのが「みんなお昼からビール飲むの大好きだね……?」ということです。たしかに、このカラッとした空気と心地よい風を感じながら、ぽかぽか陽気の中で飲むビールの美味しさと言ったら格別ですよね……。夫もビール大好き人間なので、アメリカ移住が決まった際は「色んな種類のビール飲めるじゃん!」とテンション上がりまくってました。(私は「そこかよ?」と思いましたがね)
アメリカで飲むビールの種類
アメリカのレストランでよく目にするのは、
・ラガー
・ペールエール
・IPA
・アンバーエール
※(飲む順番の種類選びのおすすめは上から下!味わいがどんどん濃くなっていくよ〜!)
もちろん他にもたくさん種類があるのですが、提供されるお店が限られる印象があります。
しかしながら、オクトーバーフェストのシーズンになると、普段置いていない種類のビールが飲めたりするのでその違いを楽しむのもおすすめ。
そもそもビールって何でできてるの?
ビールは主に4つの原料からつくられています。それが、「麦芽」「ホップ」「酵母」「水」なのであります。日本にも各メーカーのビール工場や博物館が数多くあります。見学に行くと醸造過程やらビールの歴史が分かるので、とても楽しいと思いますよ!!私は学生の頃からよく行ってました(ずっと酒好きなので)。
都内で行けるビール工場はこちら
・サントリー 天然水のビール工場
・YEBISU BREWERY TOKYO
ブルワリー巡り
天気が良いとビール飲みたくなるよね……。ということで、週末は美味しいビールを求めてブルワリーに遊びにいくことにしました。
①STONE BREWING
印象的なこちらの守護神ガーゴイルロゴは、ビール好きであれば知っている人もいるのではないでしょうか?!STONE BREWING!
アメリカのサンディエゴで誕生したクラフトブルワリーで、アメリカ全域で愛される王道IPAが有名です。
今回選んだのがこのブルワリーのアイコニック、STONE IPA。
見た目は琥珀色の透き通った色合い。見た目からも、味が濃そうだなと感じる……。
味は、まず一口目にがツンと感じる苦味!でも飲み終わった後にフルーティな香りが広がり、さわやかさすら感じる。美味しい!!!人気なの納得!ワインで言うフルボディ的な感じかな?
飲み進めていくとそこまで苦味は感じなくなってくるので、IPAの苦味が苦手という人も挑戦してみると良いかもしれないです。ラガーと違い、IPAはキンキンに冷えているものより、少し時間が経ってからの方が麦芽とホップの旨みがさらに増して感じられるそうです(夫のうんちくより引用)。
また、最初に強烈なインパクトをもつIPAを飲んでしまうと、その後のビールが薄く感じてしまうので飲む順番にはご注意を。
ちなみに私のお気に入りは、IPAなのにも関わらず苦味が抑えられ、フルーティな味わいが広がる爽やかな味わいの、STONE HAZY IPAです。
ブルワリーにはフードトラックも用意されているので、軽食であればその場で買ってビールのお供として楽しむことができます。このチキンとフライドポテトが合うんですわ。なんとも罪深すぎる組み合わせ。ここでも、ワンちゃんと一緒にテラスでビールを楽しむ人たちが多くいました。ペット専用の水飲み皿もお店で用意されており、ペットフレンドリーな一面を垣間見ました。こちらはグッズも数多く揃えられているので、ビール好きの友人へ、日本一時帰国の際のお土産を買うにもぴったりだなと思いました!
②Devils Backbone Brewing company
続いてはこちらのブルワリー!広大な大地と、馬や牛などがのんびりと歩いている姿を横目に車を走らせやってきました、Devils Backbone Brewing!
こちらのブルワリーは夫婦二人で始めた家族経営のクラフトビールでしたが、2016年にベルギーの大手ビール会社AB Inbev(アンハイザーブッシュインベヴ)に買収されたのを機に、さらに事業拡大していったようです。
(こんな至近距離で馬や羊を見るの、マザー牧場以来ですわ……。)
今回はオクトーバーフェストの時期に重なったこともあり、装飾もイベント仕様で、さらに限定ビールの提供もありました!生演奏バンドもあり、活気に満ちております。
ここでの一杯目は、オクトーバーフェスト限定のオーストリアのVIENNA LAGERをチョイス。さわやかな口当たりで、キンキンに冷えたビールの喉越しが最高に美味しかったです。二杯目は、TRAIL ANGELWEISSという初遭遇のビールでしたが、バナナの香りが広がるユニークな味わいで、お気に入りの一杯になりました。私はラガーもしくはペールエールの爽やかな飲み口やフルーティなものが好きなので、テンション上がりましたね。
ビールの写真は撮り忘れたのに、メニューの写真だけ残ってるという失態。楽しかったからよし、ということで。
隣に座った老夫婦のお二人が、ペット移動用リュックに猫ちゃんを連れて来て一緒にチルしていたのがとっても可愛かったです。猫ちゃんも気持ちよさそうにウトウトしていて、幸せな光景すぎました。うちの子たちも連れて行きたいですが、完全温室育ちなので外の世界は無理ですね……。
見応えあるスーパーのビールコーナー
酒飲み夫婦の我が家には、家飲み用にも常にビールのストックが欠かせないのですが、アメリカのスーパー、ビールの品揃えが本当に充実しているんです。
この写真も店内のほんの一部ですが、商品棚一面に色んな種類のビールが所狭しと並んでおります。ビーラーの皆様はこの写真だけでもワクワクしますよね。
アメリカ駐在の間にすべての種類のビールを飲んでみることが目標の一つなのですが、自分の肝臓が持つか不安です。
そしてアメリカで不便なことの一つが、ビールの単体売りがほとんどないということです……!
少なくても4本セットがデフォルトなので、「色んな種類のものを少しずつ飲んでみたい」という方には辛いですよね。日本みたいに単体売りもしてくれると便利なのになぁと思います。(みんな商品陳列作業が面倒だからかな?という失礼な予想)
また、同じ商品を買うにしても、4本セットのものよりも、12本セットのBOX売りなどのまとめ買いの方が一本当たりの値段がかなり安くなると言う誘惑の価格設定がなされております。我々も、どうせ飲むならいいか、と言っていつもBOXで購入してしまっています(おそらく消費者がこの思考になることを狙ってその設定にしてるはず……!)。
先ほどご紹介したSTONE BREWINGのビールも、スーパーで買える喜び。ピンクのBOXのバラエティパックが飲み比べできるのでおすすめです。日本でもじわじわクラフトビールのブームがきているので、その良さが広がるようにたくさんの種類が輸入されるといいですよね〜!
こちらに来てからは、アサヒやエビスを飲む機会がすっかりなくなってしまいとても悲しいですが、それはそれとして、日本のビールとの違いも楽しみながら今後もクラフトビール開拓していきます。
ブルワリーに訪問すると、作り手のこだわりが直に感じられるので、そのビールをしっかり味わおう!という気持ちになるのが良いですよね。皆さんも気になるビールはありましたか?最初は気になったパッケージのものを選んで飲んでみるのもおすすめの楽しみ方です。ぜひお試しください。
では、またのご搭乗をお待ちしております!
Aya