今週の気になる海外ゴシップ〜2025アカデミー賞受賞結果まとめ!エミリア・ペレス惨敗?セレブたちの物議ドレスも……など

CULTURE

こんにちは!nene編集部のmiyukiです。

今回は、先日行われたアカデミー授賞式についてまとめてみました。

多数のノミネートを受けた注目作『エミリア・ペレス』が惨敗。炎上が影響か

ジャック・オーディアール監督による2024年のフランス、ベルギー、メキシコ合作のミュージカル映画である『エミリア・ペレス』。セレーナ・ゴメスらが出演していることでも話題になったほか、作品賞を含む最多12部門にノミネートされる超注目作品でした。

予告編にもある通り、アカデミー賞大本命だった本作。しかし実際の結果は助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞を受賞下のみの留まっています。一体なぜ?

実は主演女優のカルラ・ソフィア・ガスコンが、過去にSNSで不適切な投稿をしていたことが話題になり、炎上。

イスラム教や中国、アフリカ系アメリカ人に対して非常に差別的な発言が取り沙汰され、ノミネートこそされたものの、かなりの受賞チャンスを逃したのではと言われています。

彼女はツイートを削除し、複数回の謝罪を行ったようですが、なかなか鎮火せず。米国では人種差別に対して特に世論がセンシティブに受け止める傾向が強いこともあり、プロモーション活動に主演女優が参加しないなど多くのデメリットを生んだようです。

最近アカデミー賞のダイバーシティ意識が上がっている(というか世論を意識してる)ようなので、面倒に首を突っ込みたくない審査委員会の気持ちが反映されたのかな、とも思います。

彼女自身がトランスであるため、マイノリティの気持ちを理解していて欲しかったと残念な気持ちになります。しかし、作品は非常に評価が高いので一見の価値あり。

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作品賞は『アノーラ』!アンチ・プリティウーマン?

では、アカデミー賞の目玉である作品賞は、何が取ったのでしょうか?

受賞したのは、ショーン・ベイカー監督による『アノーラ』。
ショーン・ベイカーといえば『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』などの作品でお馴染みの監督で、スマホで撮影した『タンジェリン』などインディペンデント映画でも話題を呼んだ注目の監督です。

セクシーダンサーとして働くアノーラが、大富豪の御曹司に出会って夢のような時間を過ごすも、裏切られ、また過酷な現実に直面するというもの。

大体同じストーリーなのに、エンディングがえげつない、『プリティ・ウーマン』へのアンチテーゼのような作品です。あぁ、でもこれが現実なんだよね……

作品賞の他にも主演女優賞にマイキー・マディソンが選ばれるなど、全部で5つの受賞を果たしました。マイキーは今までにも様々な作品に出演してきたけれど、今回の受賞で誰もが認めるIT GIRLに!

白人女性ながらどこかエスニックさも感じる、Z世代らしいスターの爆誕!

ところで私はこの予告を観た時、『プリティー・ウーマン』よりもThe Killersの名曲『Shot At The Night』のMVが頭をよぎりました。あちらは娼婦ではないですが、何だか既視感を感じました。あの素敵なMV物語の最後も、もしかするとアノーラみたいに……(妄想)

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主演男優賞は『ブルータリスト』のエイドリアン・ブロディ

主演男優賞は、ホロコーストを生き延び、アメリカへ移住したハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの30年もの半生を描いた『ブルータリスト』に主演したエイドリアン・ブロディ。

『戦場のピアニスト』然り、絶妙な切ない表情をさせると右に出るものはいないエイドリアン。
約3時間35分という長い長い上映時間のため、途中15分休憩まであるようです。

『ゴッド・ファーザー』でうつらうつらした女にはありがたいインターミッション

美術賞・衣装デザイン賞には『ウィキッド ふたりの魔女』 

日本でも大注目の、アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォのW主演『ウィキッド ふたりの魔女』 は美術賞と衣装デザイン賞を受賞!

ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ウィキッド』が原作で、『オズの魔法使い』の前日譚として描かれている本作。
第97回アカデミー賞では10部門にノミネートされました。日本では高畑充希さんと清水美依紗さんが吹き替えを担当したことも話題に!

その映像美に、受賞したのが衣装デザインと美術というのも納得です。それにしてもアリアナ、ピンクがよく似合う。

しかし、この映画でアリアナがイーサン・スレイターと出会ったというゴシップも思い出すセレブウォッチャーであります。

第97回アカデミー賞の主な受賞結果

作品賞
『ANORA アノーラ』

監督賞
ショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)

主演男優賞
エイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)

主演女優賞
マイキー・マディソン(『ANORA アノーラ』)

助演男優賞
エドワード・ノートン(『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』)

助演女優賞
ゾーイ・サルダナ(『エミリア・ペレス』)

パーティーではセレブたちの衣装が賛否両論

さて、オスカーのパーティーに出席したセレブたち。彼らの衣装をチェックして、あーだこーだいうのもやっぱり楽しみの一つです。

今回も、チェックしていきたセレブドレスを独断ピックアップ。

キム・カーダシアン

「なぜ君がオスカーにいるんだい?」という批判なんて一蹴しそうなドヤ顔で登場したのは、白いドレスを纏ったキム。シワが寄ったベッドシーツやトイレットペーパーに例えて批判する人もかなり多かったドレス!

ですが、最近の裸同然ドレス文化にあえて逆行したようなエレガントな出立は、個人的には結構好き。

ビアンカのこと、煽ってる?

ジュリア・フォックス
pagesix

カニエ・ウェストの妻ビアンカを彷彿とさせる“ほぼ裸ドレス”に、髪の毛をまとわせることでギリギリセーフ……いやアウト!(モザイク処理されてるやん)なジュリア。

ビアンカのとんでも裸ドレスよりはエレガントな雰囲気があって好きなんですが、それにしてもほとんど公然猥褻なのではという気持ちになってしまう。ジュリアもまた、カニエの元彼女。ふふ〜ん、何でだろう?

ビアンカのこと、煽ってる?(2回目)

リリー・ローズ・デップ
COSMOPOLITANより

ジョニデの娘、リリーのファッションが話題。できる限りのローライズが攻め攻めすぎる、とかそういう問題じゃなくて、うわ昔こういうチュールスカート持ってたわ、大学生の頃。
Tシャツと合わせてスニーカー履いて。やめろ、思い出させるな……ムズムズ。

リリーが着ればファッショナブルに……なってますかね?これは。みなさんどう思いますか?

さて、今回はこんなところでしょうか?
オスカーって毎回沸く。色んな意味で。

前回の記事はこちら。

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