チークの形状がとにかく多様化している、ここ数年のコスメ業界。
パウダー、クリーム、練り、リキッドなど、さまざまなタイプのチークがバラエティ豊かに展開されています。
かつては「チークの正解」と呼ばれるような、入れる場所はココ!という定番エリアがありましたが、今では入れる場所や範囲もかなり自由になっているイメージ。頬全体に広く入れてみたり、頬骨の下をシェーディングするように削ったり。まるでリップメイクのようにフリーダムに楽しめるアイテムに進化している気がします。

トレンドはまだまだリキッドチークだけど……
そんな中、リキッド系チークの勢いは2025年も止まらない様子!
うるおいたっぷりのツヤ肌仕上げ、じゅわっとにじむ血色感がたまらなく可愛いですよね。
プチプラからデパコスまで、アイテムは各所にズラリ。筆者の周りでも、パウダーチークからシフトする人が増えています。

でもみんな言うんです、「なんかヨレる」と。
ベースメイクがヨレないと噂のDEAR DAHLIA(ディアダリア)
水分・油分ともにパウダーチークよりも多く含まれているリキッドチーク。筆者はあまり気にしたことはなかったのですが、ブラシでなく指やスポンジを使用して塗布するので、確かにヨレの可能性は高まるよね……!
そこで、ファンデがヨレないリキッドチークを探してみたところ、「ベースメイクが全然ヨレない」と話題のアイテムを発見!!
DEAR DAHLIA(ディアダリア)ペタルドロップリキッドブラッシャー

見るからに多幸感たっぷりのカラーが全部で12色も勢揃いするのは、DEAR DAHLIA(ディアダリア)という韓国発ラグジュアリーヴィーガンコスメブランドが手がける、ペタルドロップリキッドブラッシャー。
「庭園の女王」と呼ばれるダリアの花からインスピレーションを受けて誕生し、スキンコンディショニング作用を持つダリアの花抽出エキスがすべてのアイテムに配合されています。

DEAR DAHLIA(ディアダリア)はヴィーガンブランドなので、もちろん動物由来成分はゼロ。人工香料なども不使用で、安心安全なクリーンビューティーを目指しているそう。
いわゆる『韓国コスメっぽさ』のない世界観も独特で多幸感〜。
2018年に日本に初上陸していたこのブランド、昨年の再上陸でじわじわ人気を集めているというから試さないわけにはいきません!
ペタルドロップリキッドブラッシャー

販売店で展開しているペタルドロップリキッドブラッシャーはこの5色。最も淡いBARELY(ベアリー)がベストセラーで、こちらをベースにほかのカラーを重ねるのがブランドのおすすめだそうです。しかしテスターを試してみたところ、筆者にはだいぶ薄かったのでパスしました!

イエベ系とブルベ系、1色ずつ購入したよ

筆者がゲットしたのはブルベ系カラーのTAFFY(タフィー)と、イエベ系カラーのMOODY(ムーディー)。
パケは満開のダリアをイメージした八角形で、かわいい。転がらないのもとても良い。

外箱も大理石をイメージした上品なデザインでございます。

手に広げてみると、なめらかでみずみずしさたっぷりのテクスチャー!リキッドタイプの、このうるおいとツヤが好きなんだよな。
時間をおいてもツヤ感がしっかり残り、肌表面にツヤの膜がぴたーっと張っているような感じです。
塗ってみたよ
ペタルドロップリキッドブラッシャーを、実際に試してみました。
TAFFY(タフィー)


TAFFY(タフィー)は、ふわりと優しく染まるソフトピンクで透明感たっぷり。ブルベ向けカラーですが、イエベ春の筆者にも浮かずに馴染み、美白効果絶大!
頬に塗ったのは米粒大ほどの量ですが、かなりしっかり発色します。重ねるほどに存在感が増すので、砂糖菓子みたいなキュートメイクがお好みの方にも。
MOODY(ムーディー)


こちらのMOODY(ムーディー)は、筆者の肌では温かみのあるコーラル系ピンクに発色。自分の血色の延長線上のような、じゅわっとにじみ出る質感のほっぺ、良いよね。
ナチュラルな血色感がお好みの全イエベさんに推したい、どんなメイクにも合わせやすいカラーです。
先ほどと同じく、米粒大でじゅうぶんな発色具合でした。

そして肝心のヨレは??
塗布時のヨレは無い!
今回は容器のアプリケーターから直接、頬に適量をちょん、とのせて指でぼかして使いましたが、塗布時のベースメークは全くと言って良いほどヨレませんでした!

アプリケーターの先端は斜めカットになっていて少量ずつのせやすいです。ダマにならないし、つけた際の指の跡も残らないのでかなり優秀だと思います。
ファンデーションなどでしっかりカバーのベースを作っている場合は擦らないように注意したほうがベターでしょうが、あまり気にしなくても良さそう。
「ヨレない」口コミを検証!

そうは言っても、どのくらい持ちが良いの?!
他社メーカーのチークも交え、耐久性を検証してみましたよ!
比較するのはこの3つ
DEAR DAHLIA(ディアダリア)と、人気リキッドチーク・Fuiko(フジコ)の水彩チーク、かつて在庫切れ続出で買えなかった、無印良品のクリームチークの3つを比較。

濃さが大体同じになるように腕に伸ばして、乾くまで5分ほど待機。
水をかけました
完全に乾いたのを確認してから、水圧弱めのシャワーをかけたあとの状態がこちらです。

ディアダリア強すぎるでしょ。
てかちょっと、無印さん……
過去レビューした時はすごくいいと思ってたのに……無念!
落ちなさすぎるディアダリア
DEAR DAHLIA(ディアダリア)のペタルドロップリキッドブラッシャー、本当に全然落ちなくてびっくりしました。
指でこすってみてもダメだったので、ティッシュで拭ってみて、やっとこの状態です。


ミルククレンジングもここまでしか歯が立たず……オイルを使ってやっと無になりました。

メイク落としには、オイルやバームを推奨します!
検証結果
ヨレないというより、落ちない。

個人的には、リキッドチーク界のリップモンスターのようだと感じました。
落とし方さえ気をつければ、かわいいし、メイクはヨレないし、2000円台で買えちゃうし最強かも!マスクも手放せないこの時期、頼れるアイテムを見つけちゃいました♡
取扱い店舗:全国のロフト、PLAZA、アインズ&トルペ、@cosme一部店舗
取扱い店舗は限られるのでネット通販が買いやすそうです。
リキッドチーク選びに悩んだら、ぜひチェックしてみてくださいね。
◇DEAR DAHLIA(ディアダリア)公式サイトはこちら
↓マーブルハイライトとリップもめちゃカワ
↓多幸感メイクにチークは欠かせない!
↓fwee、実際どうなん?という方はこちら。