【これで分かる】カーダシアン家って何者なの?お騒がせセレブ徹底解説&人物相関図まとめ

COLUMN

海外ゴシップを語るところに、必ずカーダシアン家あり。

そう、よく見るこの顔。一番有名なキム・カーダシアンもそうだけど……

この辺りもよく見る顔ぶれ。

で、結局あなたたち何をされてる方なの?

オフィスKサイトより

なんとなく、今更聞けないカーダシアン家。
そもそもなぜこんなに有名なのか?なぜこんなにゴージャスな暮らしをしているのか?たくさんいるけど、みんなの関係性は?有名なエピソードは?気になること、たくさんありますよね。

というわけで、自称海外セレブマニア?!なライターmiyukiが、カーダシアン家を徹底解剖、解説。
知れば知るほどぶっ飛びアメリカンな彼女たちの帝国について、この記事さえ読めれば完全理解!
明日から海外ゴシッパーになれるかも?!

始まりは1本のプライベートテープ

キム・カーダシアンこと本名Kimberly Kardashianは、1980年10月21日に弁護士の父ロバート・カーダシアンと母クリス・ジェンナーの元に次女として生まれます。

父ロバートは有名な『O・J・シンプソン事件』の裁判で弁護団の一員を務めたことで、有名になった人物です。(2003年に病気により他界)

BIOGRAPHYより

お母さんのクリス・ジェンナーについては後述します。

裕福なLAの家庭に育ったキムは、当時元祖お騒がせセレブとして有名だったパリス・ヒルトンの親友かつスタイリストとして働いていました。

左がパリス・ヒルトン、右がキム・カーダシアン
UsWeeklyより

パリスといえば、曽祖父はヒルトンホテルの創設者コンラッド・ヒルトンという超のつく大金持ち。
彼女は恋人とのセックステープが流出したり、リアリティ番組に出演したりと、その財力以外にもお騒がせキャラクターで着実にセレブリティとしての名を馳せてきました。

あの頃のセレブゴシップ雑誌には、必ずと言っていいほどパリスがいたわよね。

言い方を選ばなければ、超有名なセレブであるパリスの“腰巾着”だったキム。
そんなパリスみたいに有名になりたかった?それともただのアクシデント?なんと、2007年にキムも元恋人で歌手のレイ・ジェイとのセックステープが流出し、大きな話題を呼びます。
また、同年にはキムの家族であるカーダシアンファミリーの日常生活に密着したリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が放送開始し、あっという間に高い人気を博してシリーズ化していきます。

『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping up with the Kardashians)』より

セックステープの流出と番組のスタートが同じ年なんて、娘を売ってマーケティング戦略を図った敏腕母親マネージャーであるクリスの仕業では?とも噂されました。

この番組に出演している大所帯メンバーについても説明しましょう。

夫ロバート・カーダシアンと離婚後、オリンピックメダリストであるブルース・ジェンナーと結婚したクリス。
元夫ロバートとの間には長女コートニー、次女キム、三女クロエ、長男ロブが誕生しているので、彼らの姓は「カーダシアン」。
再婚したブルースとの間には長女ケンダル、次女カイリーが生まれており、彼女たちの姓は「ジェンナー」です。

つまり、ケンダルとカイリーはカーダシアン姓ではないけど、キムたちの異父姉妹というわけ。
年齢も離れており、長女コートニーとケンダルの年齢差は17歳。頼れるお姉ちゃんたちであるカーダシアン姉妹と暮らす、あどけないケンダルとカイリーの姿は、番組の初期シーズンで観ることができます。

貴重なシーズン1のオープニングがありました↓

ちなみに最新の番組『カーダシアン家のセレブな日常』はこんな感じ。ほのぼのさが失われている……↓

父親のブルース以外に、男性は長男ロブのみ。女性たちに圧倒されている様子がちょいちょい垣間見れます。
それぞれのメンバーについても解説しましょう。

カーダシアン家の女帝である母クリス・ジェンナー

上記で説明した通り、父親は違えど6人の子供を産んだ母クリス。
彼女については、カーダシアン家を語るのに絶対に欠かせない存在……というのも、クリス自身が子供たちのマネージャーになり、全員を経済的に成功させた人物だから。

娘たちのモデルやタレント業のマネジメントを徹底的に行い、その強烈な手腕から、彼女はよく「MOMAGER(mom(母親)+maneger(マネージャー)の造語)」と呼ばれています。
先ほど申したように、キムのセックステープの流出に関わっているのでは?!なんていう黒い噂まで飛ぶほど、彼女のマネジメントスキルはぶっ飛びながらも超一流。番組内では、母親っぽく過干渉な一面も出てきて、娘たちとバトルする姿も見られました。

キムが仕事を詰め込まれすぎて疲れ果てて、母であるクリスと衝突することも。
まさにアメリカ的ステージママ!

ただし、愛情深い母親であることは間違いなく、いつも姉妹や兄弟喧嘩を取り持ったり、クリスマスなどのスペシャルイベントは家族を喜ばせるために張り切ったりと、愛嬌溢れるキャラクターです。

↓若き日のクリス(写真左)

ちなみにクリスはすでにブルースと離婚しており、現在の恋人は25歳年下のコーリー・ギャンブル
彼はジャスティン・ビーバーのマネジメントを行なっていたスクーター・ブラウンの元で働いた経歴もある人物。その年齢差に、最初は子供達から反発される場面もありましたが、順調に愛を育んでいます。

まさかの女性に性転換!父ブルース・ジェンナー(ケイトリン・ジェンナー)

父親の違う子供であるキムたちも含め、しっかりと愛情を注いで育て上げてくれた良き父親であるブルース・ジェンナー
彼、いや彼女はシーズン途中でなんと性転換を行い、ケイトリン・ジェンナーという女性になっています。(以下、ケイトリンと呼びます)

実は幼少期から性別への違和感を持っていたケイトリン。番組内では突然の出来事に子供達も涙を流しながら困惑しつつ、「実はブルースがこっそり女装している姿を見たことがあった」といった言葉もあり、うっすらと何かを感じ取っていたようです。
実はケイトリン、クリスとの結婚以前にも2回の結婚履歴があり、両方で子宝に恵まれており、義子も含めるとその数なんと10人という超ビッグ・ダディ。

性転換後はクリスと番組の裏側暴露についてトラブルになったりと、以前のような関係にはなれていないようですが、娘たちとの関係はなんとか良好そう?

番組にも協力的だった初期〜中期の子煩悩なパパの姿を見ていたので、性転換を知った時は顎が外れるかと思いました。

キレると怖い?オーガニックを愛する長女コートニー・カーダシアン

カーダシアン家の長女であるコートニーは、3人姉妹の中でも割と控えめな言動ながら、存在感は強烈。よく「作り物すぎ」と表現されることもある、整形疑惑の絶えないカーダシアン姉妹の中でも比較的ナチュラルなヴィジュアルです。

食事やライフスタイルに関して、特にこだわりの強い彼女は、「Is that organic?(これオーガニックですか?)」と言ったセリフでモノマネされることも多く、彼女自身ライフスタイルメディアのPooshやウェルネスブランドのlemmeを運営しています。番組内でよく食べてるサラダボウルもよく注目されていました!

モデルやタレント、女優業などに積極的な他の姉妹たちよりも控えめなイメージね。

コートニーは長年パートナーであった元婚約者でタレントのスコット・ディシックとの間に3人の子供をもうけていますが、2015年に破局。
その後有名ロックバンドblink182のドラマーであるトラヴィス・バーカーと結婚し、不妊治療の末に去年男の子が誕生しています。

トラヴィスとのアツアツぶりはしょっちゅう話題になってたけど、その一方で破局したスコットはメンタル面のトラブルが悪化していて心配な状況が続いていたわ。

さて、控えめと言われるコートニーですが、番組で見せたキムとの衝撃的姉妹喧嘩を見れば、あなたも一気にファンになるはず。(多分本気です)

『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping up with the Kardashians)』より
黒い服がキム、白い服がコートニー、後では三女クロエが大慌て

いいねぇ、これぞキャットファイト!!
(喧嘩の原因はキムがコートニーに、仕事に対してやる気がないと言ったこと)

モデル、女優、実業家、弁護士?!次女キム・カーダシアン

彼女がいなければ始まりません。次女の我らがキム・カーダシアン!

パリスのスタイリストから始まり、今や世界中の誰もが耳にしたことがあるであろうセレブ。
「Famous for being famous(有名であることで有名)」と批判されることも多いカーダシアン家ですが、キムは最初こそそうであったにせよ、今では様々なブランドを経営しながら、母親業もこなしつつ、さらには弁護士まで志しているというハイパーウーマン。彼女がプロデュースした補正下着ブランドのSKIMSやビューティブランドのSKKNなどは大成功を収めています。

SKIMSのブランド名は、もともとKIMONOにしようとして、国内外から「文化の盗用だ」と批判を受け炎上していたのも懐かしい。

彼女を語るのに欠かせないのが、その恋愛遍歴。

音楽プロデューサーThe Underdogsのデーモン・トーマスと結婚していた2000年〜2004年。
その後はNBA選手クリス・ハンフリーズと結婚し、番組内でも結婚式の模様が放映されましたが、なんと72日で離婚するという超スピード破局をしています。(早すぎるあまり、ヤラセ疑惑もありました)

そして一番有名な結婚がラッパーのカニエ・ウエスト

Us Weekly

彼との結婚でキムは多くの子宝に恵まれています。

カニエと結婚したことで、ファッションデザインも手がける彼の影響により、一躍トップファッショニスタとして注目され始めたキム。念願のメットガラにも呼ばれるようになったり、VOGUEの表紙を飾ったりと、セレブリティとしてのレベルがグングン上昇しました。

ただ、そんな多彩な夫であるカニエのメンタル問題に悩まされることも増え、カニエの大統領選出馬や実の娘への問題発言などもあり、最終的に2022年に二人は離婚。
その後はアリアナ・グランデの元恋人であるコメディアンのピート・デヴィッドソンと短い恋愛を楽しんだりと、仕事と子育てをしながらもシングルライフを楽しんでいるようです。

弁護士になるための司法試験の準備も継続中。
なんと2021年には、ベイビーバーと呼ばれる司法試験の予備試験に、4度目にして合格!ロースクールに通わずに法律事務所で勉強を続けることで司法試験が受けられる制度を利用し、忙しい合間にも勉学に励んでいる様子です。これでもうTalentless*とは言わせない!
*中身のないセレブと批判する際の言葉。コートニーの元婚約者スコットがアパレルブランド名にしたことでも有名

カニエとの結婚生活では、着るものを全て支配されていたというキム。別れた後、カニエが行なっている元彼女への奇行を見るに、これで良かったのかもしれない。

争いごとの仲介者。実は一番大変な三女クロエ・カーダシアン

三女のクロエは、何かと衝突するキムとコートニーの争いや、カーダシアン家に関わる人々の苦労をいつも見守ってきた苦労人。

コートニーの元婚約者であるスコットが、破局や事故の後遺症などでメンタルを病んでいた時も常に寄り添っていたクロエ。他にもキムたちの姉妹喧嘩にいつも付き合い、誰かと誰かを繋ぎ止める際の潤滑油としてよく働いている姿が印象的でした。(本当に大変だったと思うよ……)

2007年にクロエが飲酒運転で逮捕された際には、刑務所に向かう車の中で姉のキムが能天気に自撮りしていたシーンが懐かしいです。(ちなみに保釈条件をのんで、クロエは173分で出所)

GOOD AMERICANというアパレルブランドを手がけ、実業家としての一面もあるクロエ。
そんなクロエの恋愛遍歴ですが、以前NBA選手のラマー・オドムと結婚し、4年後に離婚。その後結婚した同じくNBA選手のトリスタン・トンプソンとの間に娘のトゥルーちゃんをもうけますが、トリスタンの浮気&隠し子が発覚して離婚しています。

何が衝撃って、トリスタンの浮気相手の一人が、後述する異父姉妹カイリーの親友だったということ!やってんな〜!
しかし、その後もトリスタンとは子供の親として良好な関係を気づいている他、病気による介護が必要なトリスタンの弟のこともケアするなど、心優しいクロエらしい一面が垣間見えます。
結婚はしていないものの、その後トリスタンとの間には二人目の子供であるテイタムくんを、代理母によって授かっています。

元夫との子供をまた代理母で授かる。不思議だけど、子供に兄弟をという気持ちがゆえ、ならば理解できなくもない。あなたはど思う?

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