リップモンスターが売れに売れ、2023コスメ界一の大ヒット商品と言っても過言ではない、コスメの歴史に名を刻んだアイテムを生み出したKATE。
斬新な発想で様々なアイテムを世に送り出していますが、今回発売されたアイテムもまた新しい!
私はベージュに囚われない。
ということで、今回はベージュじゃないファンデーション!
KATEのカラー&カバークッションを全色レビューしてみました。
KATE カラー&カバークッションの特徴
密着ジェル膜でカバーして、透明感をフェイク。
KATE公式サイトより
トーンアップした肌を装い、色も潤いも長時間続く。
ファンデーションといえば、我々アジア人はベージュカラーを連想するもの。
でも本当に肌ってその色だけ?本来の透明感をフェイクするための色の仕組みを理解し、カラーコントロールとファンデーションの絶妙なハイブリッドを模索したこちらのクッションファンデーションは、全部で3色あるそれぞれがフェアピンク/フレッシュアプリコット/スノーライラックという、通常のファンデとは違ったカラー設計。
コントロールカラー下地を塗ると顔に透明感は出るけど、カバー力が薄いから次に塗るベージュのファンデーションで隠してしまって結局あの透明感はどこへやら…
そんな経験のある方、多いのでは?
それならばコントロールカラーにカバー力を足して、これ一つで完成させちゃおうぜ!という、ありそうでなかった一品です。
着色剤の数が従来のものよりも多い分、複雑な肌の色を自然に表現できるんだとか。
また、リップモンスターの技術を応用し、美容液ファンデーション肌から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜に変化することで、色も質感もうるおいも、長時間続くのだそう。
リプモンの技術はベースメイクにも使えるのね。
実際に使ってみよう
さて、実際に使ってみましょう!
注意してほしいのは、このシリーズはパクトケースが別売りということ。
知らずに買ったらリフィルだけ届いた私が通りますよっと
パフはついてるので、普通に使えるのですが、開け閉めが不便&鏡もないので、パクトケースも購入することをお勧めします。
それにしてもこの色味、本当に肌に塗っても浮かないのだろうか…
腕にスウォッチするとこんな感じに発色。
液は濃厚で、質感は水というよりもリキッドに近く、しっかり肌表面に止まってくれる感じ。
マットタイプのリキッドファンデーションのような、しっかりとした存在感があります。
こうしてみると02は結構ファンデーションの肌色味が強い!
一番難易度は低そうです。
手に乗せるとこんな感じ。一番私の肌っぽかったのは02フレッシュアプリコット。
黄身がある分イエローベースさんの肌にはかなりナチュラルに溶け込んでくれます。
01フェアピンクは少し華やかにトーンアップし、02スノーライラックはブルーベースさんの肌のような透き通る仕上がりに。
それぞれbeforeの手の血管と比べると、かなりカバーされているのが分かるかと思います。
肌に乗せた仕上がりはセミマット。伸びは良く、タッピングをしっかりすればムラになりませんが、フィックスは結構早いほうでしたので、塗る際はスピードが大事!
さて、肌馴染みがいい02でしたが、顔に乗せると私の場合は01のフェアピンクの方が透明感が出て好きな仕上がりでした。
元の肌のベースカラーによって異なると思いますが、恐らく以下のような選択方法がいいかもしれません。
イエローベースで透明感を出したい方⇨01フェアピンク
健康的な肌色で血色感を出したい方⇨02フレッシュアプリコット
ブルーベースで透明感を出したい方⇨03スノーライラック
ブルーベースメイクに仕上げたい時も03は活用できそうね。
注意:フェイスラインまで塗らないで
今回のレビューでは分かりやすいように全顔に塗りましたが、このカラー&カバークッション、全顔に満遍なく塗ると、トーンアップ効果によって立体感が損なわれてしまいます。
・顔がデカく見える
・白浮きして見える
こういった問題が起きてしまう可能性があるので、使用する際は顔の中央部分に乗せてゆっくり外側にぼかすことをお勧めします。
普通のファンデーションも、この方法がおすすめだけど、特にこの商品はそれが顕著だわ。
トーンアップによるハイライト効果と、フェイスラインの本来の肌色とで、自然なシェーディング効果が叶います。
フェイスラインにカバーしたいものがある場合は、その部分は自分の肌に合った色のスポットコンシーラーでカバーしてくださいね。
仕上がりの透明感は格別
結論としては、使い方さえ間違わなければ、仕上がりの透明感は最高!
しっかりカバー力があるので、これ一つで十分すぎるくらいの仕上がりが叶います。
冬メイクの透明感を爆上げして、一気にラメが映える旬顔になれそう!
ちなみに日焼け止め効果はないようなので、事前に塗る日焼け止めは必須。
その場合も、喧嘩しないように色付きの日焼け止めは避けたほうが◎
使い方次第で吉とも凶ともなり得るアイテムなので、ぜひ紹介した方法でお試ししてみてください。