さぁさぁ今回で3回目となりました『美容ライターの一軍コスメ』!
nene編集部メンバーが自身の一軍コスメについてひたすら語り尽くす、というコスメ愛に溢れた企画でございます。
今回の担当はライターゆう子です。Here we go☆
とは言ったものの
意気揚々と自宅のドレッサーに向かう筆者。
しかしそこに待ち構えているのは引き出しをぎっちりと埋め尽くすコスメ。お気に入りや長年の愛用アイテムがずらりと並び、さながら強者たちの宴。ドレッサーというよりも倉庫。
私、今からこの大量のコスメの中から一軍選ぶの……??
引き出しをそっと閉じ、筆者は考えました。
定義が必要だ。
ライターゆう子的『一軍コスメ』は?
ということで、ライターゆう子の一軍コスメとは一体どういうものか?精神と時の部屋にこもり散々悩んだ結果、こちらに決定しました。
一軍コスメとは……
「無人島にひとつ持って行っていいよと言われた時に選ぶもの」
ないと生きていけないレベルの重要コスメを選んでみました
お気に入りコスメはその時の気分で入れ替わりがちなので、今回はライターゆう子が使い続けている「これじゃないとだめなのよ!」という定番アイテムをご紹介したいと思います。
ライターゆう子の肌スペックをおさらい
一軍コスメ語りを始める前に、ライターゆう子のデータをご覧いただきましょう。
・30代半ば
・目元や頬は乾燥、Tゾーンは油分多めという混合肌
・ファンデーションの色は標準色よりも明るめ
・パーソナルカラーは素人判断でブルべ夏orイエベ春
・青クマまたは黒クマ持ち
・目元のちりめんシワ、頬のシミが気になる
・まつ毛が少ない、細い、すぐ下がる
・デパコス、プチプラまんべんなくですが特に韓国コスメが好き
並べるとキリがないのですがこんな感じ。似たタイプの方はぜひぜひ参考になさってくださいまし。
ではおまたせしました。一軍コスメ鬼語り、やっていきますよー!
結構なボリュームなので、ゆっくりしていってね!
HOLIKA HOLIKA/セラミドモイスチャートナー
肌にセラミドを貯蓄しつづける。
というのが筆者のスキンケアのテーマなのですが、こちらの化粧水はその大黒柱を担ってくれているお守り的存在。名前にもあるようにセラミドがメイン成分の化粧水です。
肌の潤いをキープする角質層のバリア機能をサポートしてくれるというセラミドは、アラサーの弱った肌には心強い成分なのだよ
ご覧の通りテクスチャはとろっとろ。美容液かというくらいの粘度ですが、これが不思議と肌にスッッッと馴染んでいくんです。
こういうとろみ系化粧水って、たまにシリコンぽいというか、肌を覆っているだけのような気がすることがあるんです。筆者はその感覚が苦手なのでこの化粧水も同じかなーと思ったんですが、全然違いました。
うっかり美容液の工程をスキップする勢いの保湿感、でも嫌なベタつきはなくお肌がもっちりとする。
これでセラミド貯蓄できるなら一生使いたい。ポイントメイクで注目されがちなホリカホリカですがスキンケアもすごいんだぞーっ!と大声ダイヤモンドしたくなる化粧水です。
↓ちなみにミストタイプもあった
↓Qoo10メガ割の時かなりお得に買えるので、次回ぜひチェックしてくだされ
EMBRYOLISSE/モイスチャークリーム
砂漠肌から潤い逃がさない、鉄壁クリーム。
EMBRYOLISSE(アンブリオリス)のクリームって、コスメ好き且つ私たちの世代であれば一度は通る道なんじゃないかなと思っているのですが、やっぱり良いです。「乾燥?させねぇよ」というイケメンの余裕と安定感すら感じます。(擬人化やめて)
モイスチャークリームは2種類あるのですが、春夏はさっぱりめのモイスチャークリーブ センシティブ、秋冬はより高保湿なモイスチャークリーム、というように季節や気候に合わせて使い分けています。
伸びのよさ、薄膜ベールが張られたような程よい油分感はどちらも同じ。センシティブの方は敏感肌でも安心して使える処方なので何かとゆらぎがちな時も抵抗なく使えます。
乾燥肌の潤いを逃がさずしっかり蓋をしてくれる、特にメイクの前に仕込むクリームとして手放せません。もう結婚しよう。
Charlotte Tilbury/ハリウッドフローレスフィルター
塗った部分が女優化する。
こちらは数多のコスメオタクを海外コスメ沼へ突き落としてきたブランド・Charlotte Tilbury(シャーロットティルブリー)の下地やハイライトとしてマルチに使えるアイテム。
ちなみに『女優フィルター』という愛称があるのですが、この画像がその証明です。
見ました?このシルキーな輝きを(涙)
ハリウッド女優こんな肌してますよね。つやん、ぴかん。なのにわざとらしくない。これ一本でこの艶めきを作れるという恐ろしいアイテムです。
筆者のお気に入りの使い方は高く見せたい部分にのみポイントで使うこと。頬の高い位置、鼻根、おでこのへこみなどに仕込むことが多いです。光でくすみを飛ばすような仕上がりで頬に潜むシミ・肝斑もボケてくれる。一石二鳥です。
ただし、上の画像でわかる通りパール入りの影響で毛穴が目立つのが難点。毛穴が気になる部分には絶対に塗らないというのがマイルールです。
国内コスメにこの質感があるか?否!海外コスメだからこそできるこの表現に首ったけでございます。
NARS/ライトリフレクティング トーンアップヴェール
一軍にして2024年のベスコス。
また下地かーい!というツッコミが聞こえますが、そうです下地です。(堂々)
大人気のリフ粉ことライトリフレクティングセッティングパウダーの下地版として今夏に発売してから見事に一軍入りしたトーンアップ下地。「ベースメイクはやっぱりNARS(ナーズ)なんだよなぁ……」と思わせてくれました。
よく見たら(よく見なくても)肌のアラを全て隠せてはいないですよね。
だがそれでいい。
顔全体を照明で照らすように肌のくすみをパッと飛ばし、ぼかしてくれるようなこの表現。正直大げさな変化はない。しかし、塗り重ねると一気に老け込むアラサーにとってはくすみ飛ばす系コスメが重要。それがまさにこの下地なのです。
春夏に発売されただけありファンデーションがしっかりフィットして崩れにくいのも◎。春夏に限定せず年中使えるので、ファンデーションのいい相棒です。
そりゃ皆ベスコスにするわ~~!
ETUDE/ビッグカバーフィットコンシーラー
コンシーラーを拒絶するクマが唯一受け入れたアイテム。
ファンデーション、カラーコントロール下地などちょっとでもカバー力があるアイテムを塗ると逆に肌が汚く見える筆者。
乾燥しやすいコンシーラーなんて以ての外で、一瞬でカピカピになるしむしろ塗らない方がキレイに見えます。ぶっちゃけメイクが下手だからというのもあるかもしれません。そういうわけで、コンシーラーへの苦手意識から普段はあまり使わないのですが、
これだけは使える。
もう君以外愛せない〜ってKi◯ki kidsが頭の中でずっと歌ってる
愛用している色はニュートラルピーチ。目元の頑固な青クマをカバーするピーチピンク寄りのベージュです。
このコンシーラーの強みは、「塗っている部分が自然に見えること」。厚く見えない、目立たせない。筆者の場合、ぶっちゃけ隠せるかどうかよりもそっちの方が魅力でした。
目元の小ジワに入り込みはしますが、ピタッとフィットして汚くならない。じわじわ肌に溶け込んでいくような不思議な感じです。数々のコンシーラーを試しましたが、これは初めて体験でした。
とにかく伸びるから塗るのはほんのちょっとでいいし、コンシーラーをどれだけ薄くしても浮いてしまうという悩みを持っている人は一度でいいから試してほしい。
もう一度言う。値段は千円以下です。
↓デパコスはデパコスで良さはある。けど、プチプラでこの仕上がりならもうプチプラ人生歩んでいくわ……と思った。
Rare Beauty/リキッドタッチコンシーラーブラシ
溶け込みコンシーラーの助っ人。影の実力者。
海外セレブのセレーナ・ゴメスがプロデュースするRare Beauty(レアビューティ―)のコンシーラーブラシです。ETUDEのコンシーラーはこれのおかげで使うようになったと言っても過言ではありません。
100%ヴィーガンの合成毛ブラシで、これでスッと撫でるとコンシーラー苦手民の筆者でもムラにならないのがすごい。使いやすいブラシって存在するんだ…とまで思いました。
コンシーラーブラシにしては少し大きめですが丸い面が顔の凹凸にフィットするので細かい部分も使えちゃいます。ファンデーションを小鼻に塗る時や、まぶたにのせる時にも良い。意外と万能です。
日本未上陸ブランドのため、海外に行く人がいたら「SEPHORA(セフォラ)で買ってきて…!(お金を手に押し付けながら)」と頼み込むのがRare Beauty。はやく日本に来ておくれ……
↓割れてしまったあのチークもRare Beautyでした……(遠い目)
CEZANNE/耐久カール スリムマスカラ
意地でも下がろうとするまつ毛を上げ続ける力持ち。
冒頭でお話しましたが筆者のまつ毛は「少ない、細い、すぐ下がる」という悲しみの塊。それを頑張って上げてくれているのが、このセザンヌ大先生。
ちなみにスリムタイプを愛用中です。一般的なブラシと比べると形状はこんな感じ。
初めて見た時はこの細さに驚きましたが、細めのブラシだからこそ細かい部分の毛も逃がさず捉えてくれます。
そしてこのマスカラのすごいところはやっぱりカールの耐久力。
最高気温35度超えの猛暑日にこのマスカラを使い、一日過ごした後のまつ毛見ます……??
上がってるんですよ。他のメイク全部溶けてるのに、まつ毛だけが生きてるんですよ。
カールの話しかしてないけど、自分にとってはカールのためにあるもの。そんなマスカラです。
↓プチプラでこれってすごすぎる。もう一生これでいい!!!
Lummir/ライトオンアイズシャドウパレット
他にはない、至高のラメ。
韓国アイドルのRed VelvetやLESSERAFIMのメイクを担当するイスル先生がプロデュースしているLummir(ルミル)のアイシャドウは、筆者が出会ったコスメの中で最もときめいたパレット。
絶妙な彩度のベースカラー、そして宝石のようなラメ。自分、これをおかずにご飯三杯はいけます。
無人島に持って行くなら見ていて飽きないアイシャドウがいいと思ったんだ。
粉質はしっとりとしていて、密着度は高め。肌に乗せても色が変わることない、見たまま発色というやつです。
筆者が愛用している『11PM 02 サマーナイト』はかわいい系アイドルピンクかと思いきや、意外にも肌馴染みがいい。
ベースカラーはアラサーメイクにも溶け込むので余裕で日常使い出来ますし、下まぶたにラメをちょんちょんポイントでつけてもうるみアイズ演出できてかわいい。何色もミックスして上まぶたの黒目上にガツンと乗せたら、まぶたがツヤめき宇宙になります。
派手ラメに見えるのに実は繊細、というギャップにやられて三千里。
アイドルの担当メイクさんが作っているコスメらしいポイントをしっかりと抑えたアイテムで、結局毎日これ使ってる。まさに一軍コスメです。
↓Qoo10のメガ割でもひたすらおすすめしていますのでご査収ください(深々お辞儀)
nuse/ケアリップチュアル
荒れない、薄膜透けツヤリップ。
rom&nd(ロムアンド)の姉ブランド・nuse(ヌーズ)のリップ。こちらが一軍入りしているのは色残りするのに唇が荒れにくいから。
ティントほどは濃く残らないのですが、その色素沈着しすぎないところがいいんです。メイク直しするたびに唇の色が濃くなりがちなティントになんだかなぁと考えていたところ、彗星のように現れたこのリップ。すっかり定番になりました。
しかも、nuseはrom&ndの系列というだけあり色展開がめちゃくちゃおしゃれ。彩度低めなカラーが中心なので、アラサーも気軽に使えます。
リップオタクもニッコリ。
世間ではグロスを使ったようなむっちりリップがトレンドですが、このケアリップチュアルは唇のホクロが透けるくらいの透明度。むしろそれがセクシー。
発色も控え目なのでグラデーション調節もしやすい上、このうるうるとした水分感、、たまりませんよねぇ!!
↓リキッドチークも色味が最高。nuseは日本上陸しているから手に入りやすいよ!(布教)
3CE/ドロップグロウジェル
縦ジワ消す、とろみグロス。
ライターゆう子と言ったら3CE(スリーシーイー)でお馴染みですが(いつから?)、このリップを一軍に入れずして何を入れる?という病みつきグロスです。
ご覧のようにかなり透け感があるグロスですが、塗り重ねるとぽてっとした厚みが出てきます。なのに何故だか軽い。
深い縦ジワも見事にカバーされてふっくら。この時は3回くらい重ねているのですが、なぜ重たく見えないのか。なぜベタつかずに、うるぽてリップにしかならないのか。本当に不思議なんです。一体何が起こっているの、3CE。
余計な言葉はいらない。周りの人に配って歩きたいグロスです。
↓こちらのページで色展開を見ていってください。他にはない彩度、明度、3CEらしさ爆発してるから……!!!
燃え尽きました
ここまで読んでくださった方。
本ッ当にお疲れ様でした。
今回はライターゆう子の「なければ生きていけない」レベルの重要コスメもとい一軍コスメをご紹介しましたがいかがでしたか?
振り返ってみると、ベースメイクはデパコス、ポイントメイクはプチプラ&韓国コスメと見事に分かれた結果となりました。この一軍コスメがまた変わる日が来るのか?その時はまたいそいそご報告に上がりたいと思います。
オタクは燃え尽きましたので、来るBLACK FRIDAYに向け準備体操を始めようかなっと(どういうこと?)
まだ見ぬ一軍コスメに出会うために☆
以上、ライターゆう子でした☆
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