第九十二回 アメリカ建国250周年メモリアルイヤー、首都ワシントンD.C.でど迫力の花火を拝んできた
みなさんこんにちは、Ayaです。
2026年はアメリカにとってすこし特別な年。
そう、今年はアメリカ独立250周年!メモリアルイヤーでございます。
来る7月4日に向け、5月後半ごろから街中・各店内などなど、この250周年という節目をお祝いするための装飾やグッズが多く並び始めていました。
去年とは違うアメリカ全体のソワソワ感や、当日のお祝いに向けた各州でのイベントラインナップのお知らせを見て、我々もテンションがじわじわ上がっておりました。
我が子もアメリカ生まれのアメリカ人。
こんなメモリアルイヤーはしっかりイベントにも便乗しなければいけないのでは……?!
と、悩む親2人でありました。
そもそもアメリカ独立記念日とは?
まずアメリカの歴史に関してざっくりと。
アメリカ独立記念日、英語ではIndependence DayもしくはFourth of Julyと呼ばれます。
毎年7月4日に祝われるアメリカの祝日で、1776年7月4日に第二次大陸会議が独立宣言(Declaration Of Independence)を採択し、13の植民地がイギリスからの独立を表明した事に由来します。
ちなみに、その独立宣言が出されたのはフィラデルフィア。
去年の独立記念日はフィラデルフィア旅行で各観光名所を訪問し、この宣言が採択された記念館をこの目で見てきました。
堂々と佇むリバティベルの威厳がすごかった記憶があります。
そしてこの独立宣言書のオリジナルは、ワシントンD.C.のアメリカ国立公文書館に厳重に保管・展示されています。
アメリカを知る上で、独立宣言書を知ることは非常に重要だと言えると思います。
何を祝う日なの?
この日は、単純に「アメリカの誕生日」としてのお祝いだけではなく、
・自由
・独立
・民主主義
・国の成り立ち
・アメリカ人としての誇り
を祝う日でもあるのです。
日本で言う建国記念日とは少し違ってかなりお祭り感が強く、家族や友人と集まって楽しむ1日という雰囲気がある気がします。まぁ、アメリカ人お祭り好きですからね……。
当日ってなにするの?
アメリカで定番となっている当日の過ごし方は、
・花火
・パレード
・バーベキュー
・ピクニック
・野外コンサート
・至る所へ星条旗の飾り付け
・赤、白、青のアイテムや服装を身につける
・家族や友人たちとのホームパーティー
などなどです。
その中でも、特に花火は独立記念の象徴とも言われる重要イベント。
夜になると、全米各所でド派手に花火が打ち上がりこの日を祝います。
思い返すと、去年も深夜まで花火の音やいろんな騒音が響いておりました。フィラデルフィアも相当な盛り上がりでしたねぇ。
ワシントンD.C.での独立記念日が特別な理由
ワシントンD.C.はアメリカの首都なので、独立記念日を祝う場所としてはかーーなり特別です。
ワシントン記念塔(Washington Monument)、リンカーン記念堂(Lincoln Memorial)、国会議事堂(United States Capitol)、スミソニアン博物館群、ホワイトハウス(White House)などなど、アメリカの歴史を象徴する場所が集まっているので、ただ花火を見るだけではなく
「アメリカという国の物語の中心でお祝いしている」
という感覚があります。
また、今回は250周年。英語でSemiquincentennialと呼ばれ、公式でもAmerica250として通年より気合の入った宣伝をしていました。
今年の懸念点
そんな盛り上がりの中、東海岸では一つの大きな問題が。
それは、
この独立記念日Weekが記録的猛暑であったということ……!
もう、暑いなんてもんじゃない。灼熱地獄。
外に出た瞬間、クーラーで冷えた体が一気にじっとり汗ばむ。子供とお散歩なんていけるレベルじゃない。
この週は猛暑警報という警報が出され(初めて見た)、命の危険を感じるレベルの暑さだったんです。まさかのタイミング。きちんとイベントなどは開催されるのか?という心配を抱えながら過ごしていました。
史上最も暑い独立記念日
きたる独立記念日当日。
まさかの最高気温華氏102度。
7月4日の気温としては、史上最も暑い独立記念日を記録したようです。謎記念。衝撃!!
勢いで決めた独立記念日ワシントンD.C.旅行
結局、「この記念イヤーは今年しかないから体験しよう!」と決めた私たちは、ワシントンD.C.での花火を見るべく、花火打ち上げスポットのワシントン記念塔に近いホテルを予約していました。
花火の開催予定はなんと夜22時半以降!!
かなり遅い時間にはなってしまいますが、夜になれば気温も下がって過ごしやすくなるのと、ホテルから花火の見えるスポットまでは徒歩圏内でいけるということで、子供にも無理をさせないよう配慮しながら見に行く事にしました。
当日ワシントンD.C.に向かう準備をしていると、日中のパレードやいくつかのイベントがまさかの中止のお知らせ……!猛暑のため、人々の安全面を考慮した上での決定のようでした。
苦渋の決断でしょうね……、あんなに盛り上げてたのに。と、見知らぬイベント責任者に思いを馳せました。
私たちのメインイベントは夜の花火!それまではホテルでゆっくりしようというのんびりプランです。

ワシントンD.C.の街全体もお祝いムード。
いろんな場所に星条旗が掲げられ、赤・白・青のコーディネートで着飾っている人もちらほら。
空を見上げると、戦闘機が隊列をなして飛ぶ様子もありました。ゴオオオォとすごい音が響き渡ります。

警察以外にもアメリカ軍の人たちが交通規制を行なっていたりと、普段の街の雰囲気とは異なるある種での緊張感も感じます。重装備した軍の人たちが集まってると、悪いことしてないのに背筋伸びます……。これ私だけ?
夕方、まさかの豪雨
夕方18時過ぎごろから、まさかの豪雨。
雷を伴う激しい雨が降り始め、ホテルの窓から外が見えないレベルに。
ワシントンD.C.で行われていた唯一のイベントも一時中断、雷雨のため観客も避難する事態になっておりました。
その様子をホテルのテレビ中継で観ながら、花火は本当に実行されるのだろうか?と心配していました。
しかし!さすがトランプさん。断固たる決意のもと「花火は必ず実行する」と力強く宣言されていたので、天候が落ち着くのをひたすら待つ事に。
そして、この悪天候によりイベントは時間がどんどん後ろ倒しになり、花火イベント開始はなんと23時すぎになるというお知らせが……。
もう日付変わってしまいますやん。というツッコミは置いといて。
開催されるだけ良しとしよう、と思い直し花火が見れるポイントまで向かう事に。
花火が見えるスポットまでお出かけ
この日ばかりは夜更かしもOKとしているのでしょう、街に出ると小さい子供連れの家族も多く見かけました。
アメリカに来て、こんな遅い時間に出歩くのも初めてで私もソワソワでした。
が、警察も軍関係者も至る所にいたので治安としては安心です。

なんとな〜く人が場所取りしているポジションを見つけ、私たちも花火まで待機することに。
我が子は抱っこ紐で、見慣れない光景に目をキラキラさせていました。

中断していたステージイベントが再開し、音楽の演奏やトランプ大統領のスピーチが続きます。ここらへんは全てスマホからオンライン視聴しながら楽しみました。
あくまでここは花火を見るためだけの場所なので、他はスマホで参加。
スピーチが終わり、いよいよ……!(ちなみに、この時点で時間は23時55分。超ギリギリ笑)

花火が上がると同時に大歓声が!!
この写真の場所だけでなく、広く横一面に大量の花火が一斉に上がっていきます。
今年は、なんと85万発の花火が10ヶ所から打ち上げられたそうです!さすが、規模がでかい。派手。たしかに音も花火の量もすごかった。
そして驚くべきは、今回日本から贈られた秋田県の花火も打ち上げられたという事。思わぬところで日本の花火を見ることができて幸せでした。やはり美しい……!
この花火は約40分間、朝になったと思うほどに空を明るくしながらド派手に上がり続けました。
花火が終わった直後、サラサラと優しい雨が少しだけ降ったのはなんかエモかったです。
肝心の我が子は、抱っこ紐の中で爆睡。花火は一切見ることなく終わりました(デスヨネ!!)。
しかしながらこうして現地で拝めた花火はとても美しく、250周年という歴史の節目をワシントンD.C.で祝うことができたのは忘れられない思い出になりました。

ホテルまでの帰り道、ライトアップされたワシントンモニュメントを眺めつつ、アメリカ生活の縁を感じながら帰路につきました。
雨が降ったおかげで気候も過ごしやすく、抱っこ紐で問題なく過ごせたのも赤ちゃん連れにとってはありがたかったです。
こうしてメモリアルイヤーを家族と共に現地で過ごすことができたのは、これからも忘れられない思い出となると思います。我が子には、数年後に動画を見せて教えてあげたいと思います!(笑)
それでは、また次回のご搭乗をお待ちしております。
Aya


