第二十一回 バレンタインやスポーツ観戦デビュー、イベント多めの週末
みなさんこんにちは、Ayaです。
先週はバレンタインデーでしたね。大人になるとこのイベントにはほぼ参加しなかった自分ですが、学生代は女子校だったこともあり、友人らで「友チョコ」と題して各々お菓子を持ち寄ってワイワイしておりました。この日だけは、先生たちもお菓子を持ってきている事に目を瞑ってくれていた記憶……。

お菓子禁止の我が校でしたが、この日は先生にもチョコを渡すことで共犯にして許してもらっていました(笑)
アメリカでのバレンタインデーは?
では、アメリカではバレンタインデーはどうやって楽しまれているのでしょうか?
現地のスーパーの盛り上がり(デコレーション?)も中々の派手さです。

ピンクと赤の圧がすごい。入店した瞬間、店全体がにぎやかすぎて笑ってしまいました。
スーパーにも関わらず、お花の数も多いです。また、メッセージカードコーナーもバレンタイン仕様になっていました。
Wegmans、Whole Foods Market、Target、Walmart、Trader Joe’sなど、どのスーパーに行っても花やバルーンで埋め尽くされています。
男性が女性に贈り物をする日
アメリカでのバレンタインデーは、男性から女性に贈り物をするのが普通だそうで、この2月14日という日は、相手に「愛」と「感謝」を伝える日として、みんなに親しまれているそうです。
バレンタインデー当日は、仕事帰りのスーツ姿の男性たちが薔薇の花束を持って家路に急ぐ様子や、学生の男の子が花束を購入している様子が多く見られ、とても幸せな気持ちになりました……。
アメリカ人男性たちは、愛情表現はどんどん行動に表してこそ、というスタンスなので真っ直ぐに伝わりやすいのはとても嬉しいし魅力的だな〜と思います。そんな我が家にも無事、薔薇の花束がやってきました!(夫は日本人ですが、郷に入っては郷に従えスタンスです)

学校ではカードやプレゼント交換をする
学校でも、男女関係なくメッセージカードやお菓子をプレゼントしたり、お互いに「感謝の気持ち」を伝え合うのがスタンダードのようです。
先生も子供たちにプチギフトを配り、子供たちもお世話になっている先生たちにプレゼントを選んで可愛く包装して渡したりするんですって!(でも、決して強制ではないですよ。あくまで気持ちです)
この時期は、スーパーでもバレンタイン仕様で配りやすい個包装のお菓子が多く並んでいます。
そんな中、「日本では女性が好きな男性に想いを伝える日でもあるんだよ〜」と言うと驚いていました。まさに異文化交流。
最近は日本も国際文化が取り入れられたことで、必ずしも女性が男性にプレゼントする日、というイメージだけではなくなっているかもしれませんが、こういったイベントに背中を押してもらい、相手に気持ちを伝える一歩を踏みだすというのも、とてもロマンチックだなぁと思う今日この頃です。青春いいなぁ。
アメリカの手作りお菓子の定番は、、
アメリカで最も定番とされている手作りお菓子は、「チョコブラウニー」です。

アメリカのブラウニーは、超ネッチョリ系!!!ブラウニーの概念変わります。私は、今やアメリカのブラウニーじゃないと満足できない身体になってしまいました……。
作り方は至ってシンプル。この箱の中に入っている粉・卵一個・水・油を混ぜてオーブンで焼くだけです。
このようなブラウニーミックスも、かなりの数の種類の商品がスーパーに並んでいるので悩んでしまいますが、私のお気に入りは↑の商品なので、アメリカに来た際はぜひ買って作ってみてください。
表面さくっ、中ねっちょりで最高に美味しいです。作るのはめちゃめちゃ簡単なのに、これを焼いて包装するだけで、なんとなく手がかかっているように見えるので、立派なバレンタインプレゼントとして用意できるのありがたい(笑)やはりアメリカでは、手作りブラウニーをバレンタインでプレゼントする人も多いんだとか。
なんにせよ、大切な人たちに「愛」と「感謝」を伝えられるバレンタインデーは、みんなが幸せになれる素晴らしい日ですね。
週末はバスケ観戦デビュー!
そんなアメリカでの初めての楽しいバレンタインデーを終え、週末にやって来たのはバスケットボール観戦!

写真からも伝わりますでしょうか、この熱気!
そして驚く事に、こちらは大学バスケチームの試合なのです。この集客力と会場は、大学生の試合に対して実現していると言うのです……。驚き。
チアやダンスチームもパフォーマンスをしており、さらにはDJがマイクパフォーマンスで会場を盛り上げており、試合開始前からすごい盛り上がりでした。
実は、バスケの試合を観戦するのは初めてだったのですが(スラムダンクで育ったんですけどね?)、やはり本場アメリカ。学生といえど、プロ顔負けの勢いと盛り上がりです。
また、驚くのがグッズの充実具合。キャップ、パーカー、スウェットなど……。様々な種類が取り揃えられており、試合以外での楽しみも多くあります。
企業の協賛も多く、会場では地元ブルワリーのビールが販売していたり、人気ピザも出店していたりと、日本でのプロ野球観戦に来たような盛り上がりがありました。さすが人気スポーツですね。
アメリカの大学におけるバスケの順位づけは、非常に莫大な大学数とランク分けから成り立っており、その人気の高さと勝ち上がっていくハードルの高さが伺えます。
将来のNBAスター選手となる人たちは、どれくらい輩出されていくのでしょうか……!
大学生チームの試合の盛り上がりでも大興奮だったので、次はプロバスケの試合も観にいきたくなっております。アメリカにいる間に、Lakersの試合も絶対に行きたいと思います。
2月9日に開催されたスーパーボウルも大盛り上がり
2024年2月9日には、アメリカンフットボール(NFL)の優勝決定戦(通称:スーパーボウル)も開催されました。おそらくNFLは今アメリカで最も人気で、アツいスポーツです。特にスーパーボウルに賭けるアメリカ人の情熱は、半端じゃなかったです。
通常はアパートで夕方に行われるゴミ回収も、この日はお昼に繰り上げ。各お店も試合開始前までにクローズなど、業務時間まで動かしている事に衝撃を受けました(笑)

我々はテレビ中継で楽しんでいたのですが、アメリカ大統領トランプさんをはじめ、NFL選手(上記写真のトラビス)が現在の恋人のテイラー・スウィフトや女優のアンハサウェイ、多くの著名人も会場で観戦していたようで、テレビで時折映されていました。
スーパーボウルの見どころの一つは、ハーフタイムショーでもあります。歴代出演者は、レディ・ガガ、ジャスティン・ティンバーレイク、エミネム、リアーナなど、名だたるアーティストで彩られています。
今年はケンドリック・ラマーが出演し、会場を大いに盛り上げました。サプライズで、オープニングから俳優のサミュエル・L・ジャクソンも出演(最初アベンジャーズか?と思いましたよね)。
各方面になかなか攻めた内容でのパフォーマンスだったので、アメリカ内でもしばらく大きな反響がありました。パフォーマンスの内容が気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね。

アメフト、意外にシンプルなルールで覚えやすい。でもプレーの迫力がすごいので一気に夢中になってしまいます。特にスーパーボウルの日は、ハーフタイムショーも入るので約4時間の試合時間でした。それでも、時間があっという間に感じられるくらい白熱してしまいましたよ!
スーパーボウルやバスケ観戦をきっかけに、スポーツ規模の大きいアメリカならではの、「現地での熱気を実際に体験してみる!」というのが、夫婦での駐在中の目標になりました。
次回はメジャーリーグも観に行ってみる予定です。念願の大谷翔平!オオタニサーン!
それでは、また次回のご搭乗をお待ちしております。
Aya