ピザは飲み物〜元CA・AYAの米国駐妻漫遊記〜  74 ポジティブ?ネガティブ?海外生活で変わったこと

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第七十四回 【ポジティブ?ネガティブ?】海外で暮らし始めて変わったこと

みなさんこんにちは、Ayaです。
雪がやっと溶けて散歩しやすくなってきたと思ったら、また大雪。春まではもう少し我慢の日々です。
しかし我が子には毎日外の空気を浴びて欲しいので、雪をザクザク避けながら散歩しています。
母ちゃん頑張ります。

さて、今回は私がアメリカを含む海外に住み始めて変わったことを振り返ってまとめてみました。
良くも悪くもたくましくなっていく自分に気づき複雑な気持ちになりつつ……。
SNSでよく見かけるキラキラしてるのが実際の駐妻生活ではございません。駐在生活は現実生活!その土地に馴染む努力が必要不可欠!
日本にお住まいのみなさまにも、海外生活に奮闘する私たちのアレコレをお伝えできればと思います。
それではスタート!

生活習慣・サバイバルスキルの変化

①「なんとかなる」が口癖になる

基本的に色んなことが予定通りに行きません。電車が来ない、バスが時間より早く行ってしまった、役所の手続きが進まない、業者が約束通り来ない……などなど。
細かく上げていくとキリがありませんが、それが今自分の住む国のスタンダード。日本で育った自分は期待値が上がり過ぎている、とむしろ反省する時すらあります。
1年くらい経つと、もはや焦っても怒ってもイライラしてもしょうがない、と達観するようになりました。(そう思わないとやってられない時もある)
「まぁ、なんとかなるでしょう」が夫婦の口癖になりつつあります(笑)。

色々予定は崩れますが、まぁ最終的にはどうにかなってます。今のところ。
と言いつつ、やはり日本のシステムやサービス関連は本当に優秀だなと、一時帰国のたびに日本の素晴らしさを再確認します。
羽田空港に降り立ってすぐ、空港から自宅までの宅配サービスを利用した瞬間から感動しております。丁寧だし予定通りに荷物届くし荷物綺麗なままだし、奇跡?

②自炊スキルが爆上がりする

日本クオリティのものが食べたければ、自分で作ればいいじゃない。
無いならば、作ればいいのホトトギス精神が身に付きます。
アメリカに来てからというもの、これまで作ろうと思わなかった数々の日本食にチャレンジするようになり、お菓子類も自分で焼いて満足いくものを作るようになり、日本のパンが恋しくなればホームベーカリーで食パンを焼いてしまうまでになりました。
駐妻同士でも、おいしかったレシピを共有し合って日々美味しい料理の探求に努めています。
無いことに文句を言うよりも、今できることをやってQOLを自分であげていくことが海外生活を充実させていく大事なポイント!

③DIYスキルが爆上がりする

そしてDIY。アメリカでは、日本の「趣味」の領域を超えてDIYが強く根付いています。もはや、生きるための必須スキルとでも言うレベルです。アメリカの男性8割くらいは普通にDIYできちゃうのでは?

理由その一、人件費がビビるほど高い。
なぜみんな個人でDIYスキルを磨くのか。最大の理由はこれです。プロに依頼する場合、出張費だけでも100ドルを超えることはザラです。
自分でやればその費用が浮く、ってことでみんなYouTubeという師匠を参考に、見真似でチャレンジします。
理由その二、インフラが巨大。
アメリカのホームセンター二大巨頭に「Home Depot」「Lowe’s」があります。
その規模感・広さには圧倒されること間違いなし。このどちらかのホームセンターが各居住エリアに必ず一つ存在します。プロ向けの重機や資材が普通に購入できるので、DIYへのハードルが下がっている、というのも理由の一つだと思います。
理由その三、家を育てるというマインドを持ち資産価値を上げる。
アメリカでは、家を「一生モノ」としてだけではなく「価値を上げて売る」と考える文化があります。
家の中を手入れしてより良くしていくことで、家の売却価値をあげることにも繋げているのです。割り切ったマインド、つよい。

そんなこんなで我が家から車で1分の場所にも「Home Depot」があるので、吸い込まれるように通うようになり、DIYにも興味を持つようになりました。賃貸で住んでたとしても壁に穴を開けたりするのがOKなので、家の中の模様替えがしやすいのもチャレンジしやすいポイントです。

最近では私も自分で部屋のインテリアを変えてみたくなり、ひたすらYouTubeで好みの部屋のDIYをしている人の動画を見て勉強したり、アイディア練ったりしています。夫と共に休日ホームセンターに行くのも楽しみの一つに……。

④サービスを受ける側、提供する側どちらも対等であることを体感

これに関しては海外の感覚の方が良いな、と感じている部分です。
日本には「お客様側が偉い」と、接客を受ける側で横柄になる人がまだまだ多くいるのが現実。
私が日系航空会社で働いていた時も、まぁ色々ありました……(遠い目)。
しかしここはアメリカ。「あなたと私は対等。お互いにリスペクトを持って接するべき」という考えがしっかり明確に示されます。
店に入っての挨拶は常識。むしろ、挨拶を返さなければ「この人はルーズな人だ」という悪い印象を持たれてしまいますのでご注意を!
スタッフへに非常識な態度をとるお客様に対しては、お店側が「あなたにサービスはしません」とハッキリ意思表示することもあります。なので、客だからといって横柄な態度は許されません。
働く側からすると、上司がそう言って部下を守ってくれる環境は心強いですよね。

レストランでも、担当テーブル・担当業務はしっかりと分担されているため、自分のテーブルのサービスを担当してくれるスタッフに必ずオーダーをするようにしてください。また、基本的にはアイコンタクトでスタッフを呼ぶこと。日本の飲食店の感覚で「すみませーん!」などといって声掛けして呼ぶのは非常に失礼になってしまいます。

また、働く側も「楽しむ」スタンスを忘れないことも良さの一つだと思います。スーパーのレジでのスタッフとのスモールトークは必ずと言っていいほどあるし(みんな大好きTrader Joe’sはスモールトークがマストなのか?と思うくらい必ず話しかけられる)、ただ淡々と仕事をこなすだけではなく、相手とのコミュニケーションを楽しんでいるのも海外ならでは。たとえレジで後ろが並んでいようとも、会話が盛り上がれば普通に話し続けちゃうマイペースさもありますが……。

かと思えば、コンビニの店員さんは普通にスナック食べながら接客するし、Air Podsさしたままだし、自由すぎるなと思うこともありますが、それを含めてこの国の面白さだと思っています。

過剰なサービスも求めなくなったので、毎回日本に帰ってくると丁寧さに恐縮してしまう場面が多々あります。むしろ落ち着かないからガム食べながら接客してくださって大丈夫です、という気持ちにまでなってます。
もう、私は日本で接客業できる気がしません……。

マインドセット・性格の変化

①察して文化などない。YES/NOは自分でハッキリと意思表示!

空気を読むのは日本の美徳の一つではありますが、ここでは自分の意思をきちんと表示しなければ居ないのと一緒。仕事においてもはっきりと意見を述べることが必要になります。
その場の空気に合わせてなんとなく過ごすのではなく、きちんと自分の意思を持ち、それを発信することが大事なのだと感じます。
もちろん相手を尊重しつつ、「対話」を重視できることが素敵な文化なんですよね。

②年齢に対する意識の変化

「◯歳なのだから、こうあるべき」という固定概念からの解放。何歳からでもいろんなことに挑戦していいんだ、と良い意味での刺激を受けます。私自身も、今はいろんな挑戦をするまでの準備期間だと思って、隙間時間に勉強を始めたりしています。何歳になっても、子供がいても、自分の人生を楽しむのは自分自身!

③「人は人、自分は自分」の徹底

多様な文化の中にいると、誰かと自分を比べること自体がナンセンスだと感じます。
周囲の目を気にして我慢するより、好きな服を着て好きなメイクをして、自分らしさを大事にしようと思えるようになってきました。
でも東京に帰ってくるとみんなオシャレすぎておったまげますが。

変わることは受け入れること

不便さや大変さを受け入れ、乗り越えていくことで自分も成長し、今に繋がって行っているのだと思います。今後もいろんな発見や変化をポジティブにまとめていこうと思います。
日本も海外も、それぞれに良さがあるんですよね。これからも、良いところを学んでいきたいです。
でも、ここまできても私が絶対に変えられないのは基礎化粧品は日本のブランドがいい、ということです。

それでは、また次回のご搭乗をお待ちしております!

Aya

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この記事を書いた人
Aya

元国際線CA。夫の仕事を機にシンガポールへ移住。現在はアメリカへ引越し、日々高カロリーのものに抗う精神修行中。
アメリカでも変わらず美容とお酒を楽しんでいく予定ですので色んなものにチャレンジしていきます!
大型猫2匹と夫と4人家族で楽しく暮らしてます。

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