コンシーラーって、選ぶのも使いこなすのも難しい。
クマ、シミ、赤み……。
年々増え続ける肌悩み、どう隠してますか?
使うのと使わないのとでは、ベースメイクの仕上がりに歴然の差が出るのがコンシーラー。
筆者自身、毎日のメイクには欠かせない鉄板アイテムとなっています。

しかしペンタイプやリキッドタイプの単色使いでは、複数の肌悩みに対応できない!
パレットコンシーラーが便利だけど……
いろんな肌悩みを1つでまとめてカバーしたい。そんな時に役立つのが、多色タイプのパレットコンシーラーですよね。
でも、3色または4色入っているパレットには、こんな弱点も。
- 色数が多くてテクニックが必要
- 使わない色も入っている
- 大きめサイズで持ち運びには不便
多色パレットはたくさん色が入っているぶん、使いこなすのにはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
2色タイプの注目度が高い!
そんな方におすすめなのが、明るめカラー&暗めカラーの2色で完結できる『2色パレットコンシーラー』です。

明るいカラーに少しずつ暗いカラーを混ぜていき自分の肌色に合わせて調節できるうえ、2色なのでサイズ感もそれなりにコンパクト!
明るめ肌には、合う色が見つからない問題
でも正直に言うと、このタイプ、明るめ肌には厳しいことが多い。
なぜかというと……


シンプルに、色が暗くて使えない(泣)
この色が、『このパレットで作れる最も明るい色』となるので、テスターを試すまでもなく購入を諦めてしまうこともありました。
「セットされているこちらの色が、もっと明るいといいのに!」
いったい何度、そう思ったことでしょうか。
ALBION STUDIO(アルビオン スタジオ)の2色コンシーラーが新しい
そこで今回、目を付けたのが『ALBION STUDIO(アルビオン スタジオ)』の『レイヤードトリック コンシーラー』です。

2025年2月に発売され、じわじわと注目を集めるこちらの最大の特徴は、肌色ベース+ホワイトに近いライラックの2色がセットされていること。
オレンジのベースで気になる部分をカバーし、その上からライラックカラーを重ねることで、どんな肌色でもナチュラルに悩みをカバー。ハイライトのように立体感まで生み出します。
カラーは2色

明るめ肌さんには00カラーがおすすめということで、今回はこちらを選びました。

2種 ¥3,850(税込)
SPF40 PA++++
左がオレンジカバーベース、右がライラックトリックベース。
ライラックトリックベースは、00・01カラーともに同じ色です。
多色パレットで目にすることはあるものの、2色セットのコンシーラーで、ここまで明るいベースカラーに出会うことはそうないはず!

指に取ってみると、ベースはけっこう落ち着いたトーンという印象。テクスチャーはしっとりしたバームのような感じです。
ライラックのほうはかなり真っ白に近いカラー!
こちらも練り状なのですが、ほんの少しだけパウダリーな質感でベタつかない不思議な感触です。

ここまで白いと、使いこなせるか心配になってきますよね……でも大丈夫!
ALBION STUDIO(アルビオン スタジオ)ってこんなブランド

『ALBION STUDIO(アルビオン スタジオ)』は、2023年に誕生したアルビオン発のメイクアップブランド。
「素肌に自信を、メイクに自由を」をコンセプトに、プロのような仕上がりを自分の手で叶えられるアイテムを展開しています。
まるで“撮影スタジオで使われるような”繊細な仕上がりと、計算された質感設計。ベースメイクを中心に、肌悩みをナチュラルにカバー!
「使ってみたらすごかった」というリアルな声がSNSでも続出中なんです。

しかも、アルビオンブランドの中でも価格がお手ごろだから、手に取りやすい。
ベスコスも受賞した、リングライト発想の下地も大人気!
つまり、テクニック要らずでプロ級の仕上がりが叶うブランドだから、使いこなしの心配はナシ!
今回のコンシーラーも使い方はとっても簡単ですよ。
レイヤードトリック コンシーラーを実際に使ってみた
『ALBION STUDIO(アルビオン スタジオ)』の『レイヤードトリック コンシーラー』を、実際に肌で試してみました。
アルビオンスタッフさんによると、「液状ファンデ使用の場合は、ファンデのあとにのせてくださいね」とのこと。
リキッドファンデーションをナチュラルに伸ばした上から使ってみることにしました。

レイヤードトリック コンシーラーの使い方
①オレンジカバーベースを指先に適量とり、カバーしたい部分に直接つけます。
②ライラックトリックベースを指先に適量とり、オレンジカバーベースを塗布した上に指先で軽くたたくようにして重ね、自分の肌の色になじむように仕上げます。

オレンジカバーベースのみだとこのような感じです。
筆者の肌色は、ファンデーションで言うと「オークル10」「17N」あたりのカラーが馴染む、やや明るめ肌。
現時点ではまだ、肌色より暗いですね。
しかし!この上からライラックカラーを叩き込んだら、すごいことになりました。
頬のシミ・そばかす

そばかすが、こんなに目立たなくなりました。ライラックのおかげでピカっとツヤも出た!
肌に溶け込むようなクリーミィな質感は、厚塗り感ゼロ。
頬に広くのせても肌浮きせずに密着してくれるところも、乾燥肌の筆者にはうれしいポイントでした!
口角のくすみ
顔色がモヤモヤっと見える原因は、意外と口角にあることも。

ライラックを多めに、口角を引き上げるようにのせることで自然なトーンアップ。
試しに、グロスをオンした唇にもライラックを指でトントンしたら、ふわっと白みピンクになりました。短時間ならアリかもしれない。
小鼻の赤み
憎たらしい小鼻の赤み。この時期は、花粉のせいで赤くなっちゃう方もきっと多いはず。
頬にかけてうっすらと広がる赤みをまとめて一掃しちゃいましょう。


かなりスッキリ!
コンシーラーを塗ると分厚く不自然になりやすい鼻周りも、とてもナチュラルな仕上がりに。
カバー力がとても高いため、使うのはほんの少量でOKです。指に残ったコンシーラーを小鼻横〜頬にかけてペタペタトントン、とのせていけば全体的に赤み解消。
注意ポイント
・マスクを着けるならフェイスパウダーの併用は必須
・オイリー肌さんはあまり向かないかも
油分崩れにはあまり強くない印象です。オイリー肌さんは様子を見ながらのせてみて。
ちなみに小鼻なら、これ一択です。お直しパクトの実力をチェック↓
キワに塗るのが難しい場合は、こちらで紹介しているコンシーラーブラシを見てみてね↓
ラスボス、目の下のクマ
目の下のクマって、日によって色も濃さも違うから厄介で、カバーするのが難しいですよね。
筆者の頑固なクマも然り。単色コンシーラーではとうてい勝ち目はありませんが、これならどうだ!

どうですか?かなりいい感じですよね?!

ポイントは、色をミックスしないこと。2色の質感はあえて変えてあるので、オレンジを塗ってから→ライラックをトントン重ねる。これが鉄則らしいです!
目元印象が激変した

引きで見ると一目瞭然。
筆者の頑固なクマにも、ばっちり!!
たった2色でしっかりと、かつナチュラルに悩みカバーができました。
カラーバランスは無限大
オレンジカバーベースとライラックトリックベースの量を調節すれば、どこまでも思い通りの色が作れます。しかも色が濁らない。

カバー力=厚塗りという時代はもう終わり。
必要な部分に必要なカラーだけをのせれば、大人のベースメイクも軽やかに仕上げられますよ。
税込3,850円でこのクオリティは間違いなく「アリ」
2色入りデパコスコンシーラーが税込3,850円と、コスパ面でも優秀。使い勝手や仕上がりを考えると、むしろ安すぎるのでは?!
気になる部分を自然にカバーしながら、ツヤ・立体感も演出できる『レイヤードトリックコンシーラー』。
色白肌さんにも、いろんなお悩みを1つでカバーしたい方にも、とっても便利な優秀アイテムでした!

ポーチのスタメン決定です。