ピザは飲み物〜元CA・AYAの米国駐妻漫遊記〜  ㊴グルメ天国Bostonでの食い倒れ備忘録その3

COLUMN

第三十九回 シーフード天国Bostonで限界まで食べ尽くす!その3

みなさんこんにちは、Ayaです。
6月も終わりを迎え、本格的な夏が到来しそうな空気がただよっています。私の住む州では、日中35度超えの日も出始め、各所でプールを楽しむ人々が増え始めました。アメリカ人、日焼けとプール大好きですからね……。私は日焼けが怖くて完全防備で外出してます。ほぼ不審者ルックです。

飼い猫たちもへそ天でゴロゴロしている時間が増えたのでもふもふちゃん達は暑いんだと思います。できるだけ快適な部屋にしてあげねば。

写真撮ろうとするとすーぐ気配に気づいてこっち向いちゃうんですよねぇ。夏になると猫はよくこの格好します。

さて、引き続きボストングルメのおすすめレストランのご紹介にいきたいと思います!

現金支払いのみ!人気のパスタイタリアンを食す

Giacomo’s Ristorante

続いてご紹介するのは、こちらのレストラン!
パスタ大好きな私は、とにかくパスタの評判が良いところでご飯が食べたいとの思いからインスタやGoogleで調査しまくりたどり着いたのがこちらのレストラン。

ボストンには、別名イタリアン通りというノースエンドという場所があり、イタリアン激戦区が存在するのです。「リトルイタリー」とも呼ばれるその場所は、ボストンで最も古く美しい場所の一つでもあります。

そんなリトルイタリーの中で行列を作るこちらのイタリアンレストランは、とにかくパスタが人気で、みんなここのオリジナルパスタを求めて並ぶそうです。

ここは予約不可、現金支払いのみなので事前に現金を用意して並んでおくのがベターです。(しかし店内にもATMがあるみたいなので万が一の時はそれを利用するのも可能なのでご安心を)
店内もこじんまりとしており、すぐ人がいっぱいになってしまうので、早めの時間帯やラッシュアワーを避けていくのがおすすめ!

まず注文したのが「Eggplant Parmigiana」

薄切りのナスにたっぷりのとろとろブルーチーズが挟まれ、上からはパルミジャーノチーズとたっぷりのマリナラソースがかかっています。
とろとろのナスとチーズとトマトソースの相性が抜群で、ビールやワインがすすんでしまう味付けでした。前菜として頼んだけど、これだけでも結構なボリュームです。

メインのパスタは二品注文。まず一つ目は「Fettuine with Swordfish&Tuna」

バジルベースのクリームソースに、フェットチーネパスタの組み合わせ。美味しくないわけがないですよね!?
メカジキとマグロの二種類の魚が入っており、魚の淡白さとしっとりさ、どちらも味わえます。
パスタの上にかかっているパルミジャーノもスタッフの方が直接チーズを削ってかけてくれます。もちろん私は「チーズたっぷりかけて!」と図々しさを発揮しました。だってチーズはあればあるほど美味しいですからね……。

続いてのパスタは、「Shrimp&Scallops Linguine」

Giacomoレストランで人気だという、辛味のあるトマトソースをベースにしたエビとホタテの魚介パスタを選びました。
そして、ぷりっぷりのホタテとエビが最高に美味しい!相変わらずボストンのシーフードは存在感がすごい。ピリッとくる唐辛子の辛味がまた食欲をそそる。こちらもたっぷりかけてもらったパルミジャーノチーズがトマトソースの辛味と合わさって良いまろやかさを生み出してくれます。

ここのパスタはとにかくボリュームがすごい!夫と2人でシェアしていただきましたが、食べ終わる頃にはお腹が破裂寸前レベルでした。でも美味しいのでしっかりと完食させてもらいましたよっ。

さすがにデザートまでは辿り着きませんでしたが、活気のある店内で楽しい時間を過ごすことができました。現金支払いのみだからか、お値段は他と比べて少し良心的な気がしました。(それでも高いですけどね!アメリカなので!)

アメリカ最古のレストラン!?大統領も訪問した老舗人気レストラン

Union Oyster House

旅の最後に訪問したのが、こちらのレストラン。歴史上の著名人(JFケネディやフランクリン・D・ルーズヴェルトなど)が多く訪れた場所でもあります。今回の旅で、絶対に行くと決めていたレストランです。

建築物としても非常に価値があり、現存するボストンジョージアスタイルのレンガ造り、営業を継続している最古のレストランとして歴史的保存物にも指定されています。

店内に入ると生きたロブスターが水槽に入っています。目でも楽しめるのはさすが!

こんなに大量の生きたロブスターを見たのは初めてです。ひえ〜〜

開店と同時に観光客とおぼしき人たちが一気に店内に入っていきます(当然我々もその1人)。オープン直後から満席近くになっており、レストランの人気を感じました。

店内もインテリアのこだわりを随所に感じ、思わず写真を撮りたくなるような可愛さでした。

開店直後なので人のいない状態で撮れました。嬉しい!

このレストランも生牡蠣やロブスターが有名ですが、諸事情で今回は生牡蠣は見送ることに。

まず注文したのは、もちろん「クラムチャウダー」

食べ比べの使命があったので、しっかり注文。ミニサイズのボウルで注文しましたが、かなりボリュームがありました。(写真の奥に映るのはクラムチャウダーに入れるクラッカー)

ここのクラムチャウダーは濃厚でとろとろ。具もたくさんはいっており、この一品だけでもしっかりお腹に溜まります。魚介の旨みもしっかり感じる注文必須の一品です。

続いて注文したのが「Mussels-Basque style」

添えられているのはガーリックトースト。たっぷりの貝の旨みが染み出たスープにディップして食べると軽率に飛びます。こちら、なんとなく注文してみましたが、思いがけず私の最高のお気に入りになりました。ガーリックとワインが効いた蒸し料理、たまりません。あぁ、今も食べたい。
レモンをしぼって食べるのも味変になって良いアクセントになります。

そして、メインとして注文したのが最初から決めていた「Sauteed Shrimp&Sea Scallops」

バターをベースにした濃厚なクリームソースに添えられたプリプリのエビとホタテ。そしてパラっとしたライス。こんなの最高でしかないでしょ〜!?

魚介の新鮮さを売りにしているレストランなだけあって、すべての魚介の旨さがダントツでした。日本人にも合う味付けが多いので、何を食べてもハズレはないと思いますが、この三品は絶対に食べてみて欲しいと思うくらいに絶品でした。

ボリュームもたっぷりなので、この量を2人でシェアすれば十分なレベル。スタッフのサービスもフレンドリーかつ親切で、料理の説明もしっかり行なってくれます。接客・料理ともにおすすめのお店です。

また、地味に美味しくて感動したのが最初に出してくれるこちらのコーンブレッド……。甘しょっぱさのバランスが絶妙で、バターの風味とホロホロの食感がたまりませんでした。お持ち帰りしたかったです(貪欲)。

歴史のあるレストランかつ、観光地ということで、グッズも販売してました。さすが。ロブスターの人形にはちょっと心が揺れましたね。(もちろん夫に止められました)
Tシャツやビアグラスも販売しており、食事が終わった後も楽しめるのは良いですね。
一度は訪問する価値ありの、素敵なレストランでした。

ボストンでの充実した食事体験

ボストンでのレストラン訪問は、すべてハズレなしの充実したものでした。
美食の街と言われるのも納得のクオリティ。街並みの素晴らしさも相まって、楽しく街歩きと食事体験をすることができました。
今回訪問したレストランは全て最高に美味しかったので、迷った際はボストン旅行の際の参考にされてみてください!後悔しないはず!

みなさまに素敵なものをシェアできるのは幸せですね。また素敵なものを見つけたらしっかりレポしていきたいと思います!ボストングルメ旅行、すでにまた行きたいです。

それでは、また次回のご搭乗もお待ちしております。

Aya

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この記事を書いた人
Aya

元国際線CA。夫の仕事を機にシンガポールへ移住。現在はアメリカへ引越し、日々高カロリーのものに抗う精神修行中。
アメリカでも変わらず美容とお酒を楽しんでいく予定ですので色んなものにチャレンジしていきます!
大型猫2匹と夫と4人家族で楽しく暮らしてます。

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