「日焼け止め 焼けない」
「日焼け止め 顔用」
「日傘 UVカット」
梅雨がもうすぐ終わるという今、こういったワードで検索している人が多いことでしょう。やってくるからね、紫外線をこれでもかと浴びる季節・夏が……!(震)
日焼け止めや日傘は機能性の高いアイテムが増え、今や選り取り見取り。皆さん、夏に向けて最強の布陣を取り揃えていることでしょう。
しかーし!こういう方はいませんか?
さらにガチの紫外線対策がしたい。
日焼けしないためにはなりふり構わない。
その覚悟に偽りはございませんね……?
今回は「日焼けがイヤなら覆えばいいじゃない」という、かのマリーアントワネットさんも目からウロコな精神のもと紫外線対策ガチ勢が本気でオススメするアイテムをご紹介します。
見た目?ビジュアル?なんのその。
なりふり構わないというのはこういうことだーー!!!
その名も「ヤケーヌ」
見よ、この物理的遮断を。
出会いは去年、夏真っ盛りに屋根のないスタジアムで行われるイベントに参加したときのこと。不運にも、座席は昼間の日光ビームと夕暮れの西日を真正面から浴びる位置になってしまいました。このままでは、汗とともに日焼け止めが流れ落ち、日焼けして真っ赤になる……塗りなおしする余裕があるのか微妙だし、さぁどうする俺?何か……何かないかぁぁ!
と血眼で検索しまくったところ、このUVカットマスク・ヤケーヌを見つけたのでした。
ヤケーヌとは?
ヤケーヌとは、UVカット機能を備えたマスク型フェイスカバーのこと。デイリー・スポーツ・機能と3種類のタイプに分かれ、柄違いを含め30を超える商品を抱える大人気シリーズです。
そのほとんどが目から下の顔半分そして首をすっぽりとカバーし紫外線から徹底的に肌を守る、気合の入ったデザイン。
ネーミングからもビシビシ伝わる。
数ある商品の中で筆者が使用しているのは、累計出荷数150万枚突破と売れに売れているヤケーヌ スタンダード。税込1,815円で、一番シンプルなタイプです。
まずは全容をチェック
耳のすぐ横まで布幅があるマスクに、首元がすっぽりと覆われる布が繋がっています。カラーは8色展開で、筆者が選んだのは深みのあるネイビー。
色を選ぶ際ヤケーヌ公式サイトにあるこの評価表を参考にしたのですが、紫外線とガチンコで向き合う開発に涙が出そうになりました。求めてたのこれだよこれ……!
表はネイビー、裏側はネイビーとホワイトのボーダー柄。ここは全部ネイビー統一でもよかった気もしますが裏はほぼ見えないしオッケーオッケー!
耳にかける紐部分はアジャスター付きで調節可能。耳が痛くなることを回避できるのと、顔にフィットできるのでこれはあるのとないのとでは大違いです。
おすすめポイント①:軽くて涼しい
まず言いたいこと。軽くて涼しいんです。
実際につけてみるとこんな感じなのですが……
ご覧の通り、目から下はすっぽりと覆われる仕様で「これのどこが涼しいんじゃい!」と突っ込まれそうですが、まぁちょっと聞いてくださいな。
生地に吸湿性・吸水性に優れたキュプラが入っているので、汗をかいてもサラッとした肌触りが続いて快適。かつヤケーヌ自体が軽く、肌に密着しないので圧迫感はゼロなのです。
後ろ側はマジックテープで留めるタイプなので、自分の首に合わせて留めれば苦しくありません。留め方によっては髪もカバー可能。
髪も日焼けするからね……!
気になる顔部分は?
ぴらっとめくると鼻から下が大きく開いた2部構造に。
まず顔を覆うマスク部分が素晴らしい!これ実は鼻から下は密着しておらず、生地が垂れ下がっているだけなんです。鼻の高い位置から生地が下りることで口元に隙間が生まれ、呼吸はしやすい&息が外に出ていくので熱が篭らない。
愛用してみて、夏も涼しく感じる理由はこれなのかなーと思うのでした。
この構造、マジで推しです。
おすすめポイント②:安心感がすごい
日焼け止めや日傘を超える、さらなる紫外線対策を求めてこちらを選んだのですからそりゃ鉄壁じゃないとね!!!
ということで外でのリアルな着用例をご覧ください。
これが第3の盾だ。
不審者じゃないよ!
帽子、サングラス、そしてヤケーヌ。遮断できるものは何でも身に着ける。これがなりふり構わないということです。(テストに出ます)
実際このスタイルで屋外イベントに参加したり、自転車移動したり、子供の公園遊びに付き合ったりしているわけですが、もちろんすれ違う人とはがっつり目が合うし、なんなら二度見されます。
それでも日焼け止めや日傘以上の安心感を得られることの方が大切なので、筆者が愛用を続けております。あと、見られるのは結構慣れます!(おおざっぱだな)
おすすめポイント③:リップは落ちない
じゃあメイクはどうなる?
これ、皆さん気になるところですよね。
ファンデーション・リップありの日に半日ヤケーヌを着用し、メイクの落ち具合を検証してみました。ちなみにファンデーションはクッションタイプ、リップは着色のいいティントを使用。
使用アイテムをくわしく↓
結果は……?
fwee クッションガラスナチュラル 01 Fair glass
Tense シャインモーメントグロッシーティント 08 Muddy Berry
Afterを見てみると、鼻の高い位置のファンデーションが剥がれています。目元や頬の部分は赤みやシミがわかるくらい落ちているようですが、ドロドロと言うより消えていく感じ。
こちらは着用後のヤケーヌ。鼻と目付近に当たるゴム部分にファンデーションがついていて、どこも生地が擦れる部分なので仕方がないかなと思いつつ……注目すべきはリップ。
ほぼ原形と留めている!ハッピー!!
ヤケーヌのマスク部分にある隙間のおかげでリップはキープ。個人的にツヤが残っているのがかなり嬉しいポイントです。
正直、ベースメイクはしないのが吉
ここまで読んでくださっているということは、意地でも日焼けしたくないガチ勢の方とお見受けしますので、ハッキリ言います。
ヤケーヌを着けるときは、ファンデーションなしがおすすめです。
先ほど見ていただいたようにファンデは落ちますし、炎天下に着用するのであれば確実に溶けます。究極な選択になりますが「メイクは落ちるもの」と割り切って、日焼け止めのみをしっかりと塗るのが個人的なおすすめです。
トーンアップ効果のあるものやカバー力のある有能な日焼け止めがたくさん出ているのでお好きなものを!
せめてくすみを飛ばしたい!という方はピンク系をどうぞ
おすすめポイント④:速乾
これ夏場は非常に重要だと思うのですが、洗濯してすぐ乾くか問題。
晴れの日であれば2~3時間、猛暑であればマジで1時間くらいで乾きます。驚くべき速乾性。
陰干ししたほうが生地の痛みは少ないかもしれませんが、筆者が日の当たる場所でガシガシ干してしまっています。今のところ劣化は見られず、買った時のままです。
ちなみに、生地(糸)にUV効果のあるチタンが縫い込まれているそうなので洗濯してもその効果は持続。安心して洗濯機にポンと入れちゃってください!
ヤケーヌ生活、おすすめです
UVカットマスク・ヤケーヌについて熱く語る回でしたが、いかがでしたでしょうか。
真夏に着けても涼しく感じるこのフェイスカバーで、なりふり構わず紫外線を物理的にブロック!この夏はぜひお試しください。
これであなたもヤケーヌ仲間!