「旅行やお泊まりのメイク、ポーチの中身が多すぎる」
「忙しい朝にメイクを手早く済ませたい!」
と、ミニマムな暮らしやメイクが浸透してきた2025年。
nene編集部でもミニコスメや持ち歩きコスメといった特集記事を組んできましたが、
ついにプチプラ界の王道・『CEZANNNE(セザンヌ)』からマルチパレットが満を持して登場!
今回は、新作『フェイスアイパレット』2種を実際に使用して、カラーの質感や発色、使いやすさを徹底レビュー!
普段のメイクに取り入れたくなるポイントや、おすすめの使い方をご紹介します。
セザンヌ フェイスアイパレットとは?【新作マルチパレット】

セザンヌ フェイスアイパレット
税込 ¥847
全2色 01 ピュアコーラル/02 クラッシーピンク
アイシャドウ×チーク×ハイライトのハイブリッド設計が魅力のマルチパレット、『フェイスアイパレット』が2025年6月上旬より発売(一部先行発売)。
パレットには、マット、シマーパール、ラメにいたるまで……欲しい質感が全部!ぜーんぶ入っちゃってます!!

しかも、使うパーツにベストなテクスチャーになっているらしく、至れり尽くせり。これ1つで顔面完成しちゃうなんて、まさに神アイテムの予感です。
3種の美容保湿成分を配合
乾燥が気になる目元や頬にも使いやすいよう、きちんとうるおい成分が入っているのがありがたいポイント。
キラキラのラメもパールも、しっとり密着!
ヒアルロン酸Na、アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)、ホホバ種子油の3種の保湿成分のおかげで、粉飛びしにくいのが特徴なんだそう。
既存のアイシャドウと変わらない超コンパクトサイズ
気になる『フェイスアイパレット』のサイズを測ってみると、縦横およそ6cm・厚み1cmと、かなりコンパクト。

既存のペールトーンアイシャドウと比較してみましたが、本当にちょっぴりの差でした!
ポーチの中でかさばらないミニサイズのケースに、面積ギリギリまで詰め込まれたパウダーたちが頼もしい。チーク部分は広めのスペースで、ブラシに取りやすいのも良いですね。
ブラシとチップも付いてるよ


ミニサイズなのにも関わらず、しっかりしたブラシとチップが付いてくるところがうれしすぎる……!付いてないマルチコスメ、多いもんね。
ブラシは毛量がきちんとあるので、きれいなグラデーションがバッチリつくれそうです。
これまでもマルチユースパレットは多くのブランドから登場してきましたが、1000円未満という価格帯でここまでの設計は、さすがセザンヌといったところ。
カラー展開はイエベ・ブルベ対応の2色
ナチュラルな奥行き感を生み出す、ワントーンの濃淡カラー設計になっている今回の新パレット。

目元と頬の色みをリンクさせると、うれしい効果がいっぱいなの知ってる?
アイメイクとチークを同じトーンでまとめると
✓統一感が生まれ、引き締まった印象に
✓色同士がケンカしないから、こなれて見える
✓肌に馴染んで見えるから、メイクが浮かずに失敗しない
と、ワントーンメイクは良いことづくめなんです!
01 ピュアコーラル

柔らかいコーラルベージュのウォームトーン。イエベさんに推したい多幸感カラー。
黄み寄りの肌に馴染む、オレンジ〜ベージュ系のあたたかみのある色なので、ナチュラルに仕上げたいシーンや、ヘルシーな印象を演出したい方に◎。
日常使いにぴったりの万能カラーだと言えそう。
02 クラッシーピンク

上品なくすみピンクのクールトーン。ブルベさんに推したい儚げ女子カラー。
ややくすみ感のある青みピンクが肌浮きせず、大人かわいい印象に。透明感を引き出したい方や、ブルベ寄りの肌色の方におすすめ。
手もとスウォッチ(01 ピュアコーラル)
サラサラのマット質感と、キラツヤのラメの対比がとてもきれい!


TPOに合わせたいろんなメイクが楽しめて、これがなんと税込847円。どういうこと?

価格設定がおかしいですよね……採算とれてますか?(泣)
実際に使ってみた
本当にこの価格で買えてしまっていいのか心配になりながらも、まずは公式おすすめの方法で、『フェイスアイパレット』2色をお試し!

アイシャドウとして使った場合
わかりやすいように、アイライナー、マスカラは使わずにメイクしてみました。

上段のベージュ〜コーラルオレンジカラーが自然にまぶたに溶け込み、グラデーションが驚くほど簡単に完成。
マットシャドウはしっかり深みがあって目元を引き締めてくれる一方で、重たくなりすぎず軽やかな仕上がりに。

わたしはパーソナルカラーがイエベ春のため、かなり馴染んで見えました!

重ねても厚塗り感が出にくく、しっとり肌に溶け込むように馴染みます。特にラメシャドウは繊細なツヤが美しく、うるうるの涙袋メイクができるのに浮いて見えないから大人にもぴったり!
キラキラ感が繊細で安っぽくないところが気に入りました。
02 クラッシーピンクは甘すぎない上品な仕上がりになるので、オフィスやデートにも活躍しそう。
フェイスカラーとして使った場合
チークカラーはマットな質感ながら、ちゃんと透け感があって、老け見えナシ!
色づきはかなりほんのりとしている印象です。付属のブラシでも使えますが、指にとって優しくのせたほうが発色するのでおすすめ。

しっかりした血色感がほしい方には正直、物足りないかもしれない……??

濃くなりすぎないから失敗しづらいとも言えるね。
しかし、B:ハイライトカラーが秀逸!
頬の高い位置やCゾーンに仕込むことで、ふわりと光を受けて立体感を生み出してくれます。派手すぎないツヤがナチュラル派さんに刺さりそう。

毛穴落ちはどう?
粉質によっては乾燥したり毛穴落ちしたりして、せっかくのチークが汚く見えてしまうこと、ありますよね。
そこで、メイク6時間後の様子をチェックしてみました。
この日の最高気温は28℃、初夏の陽気もなかなかですが……

頬は無事でした。
わかりやすいように撮った下からのアングルでも、ヨレがわかりません!
チーク自体はちょっと薄れてしまったものの、アラサーの筆者に言わせると「毛穴に落ち込まない」ってかなり重要だから、これはありがたい。拝みたい。
おすすめ活用法①チークをアイシャドウにしちゃおう
発色が柔らかめだったチークカラーですが、パサつかないシルキーマットな質感が絶妙だからこそ、もっと有効活用してみたくなった筆者。
ということで、目元に使ってみたところ……

大人っぽミュートメイクが完成。
↓メイクレシピはこちらです↓

Eのマットシャドウとミックスしつつ色をすこ〜しずつ重ねて、アイホール全体の彫りを起こしていくイメージで。ブラシを往復させるように使えば簡単ですよ。

ホント、粉質が良すぎて、プチプラとは到底思えない仕上がり。
おすすめ活用法②眉もチークで描いちゃえ
さて、先ほどから載せているメイク写真。
実は……
眉メイクもすべて『フェイスアイパレット』を使っていました!
やり方
①チークカラーで全体を染める
②眉の足りない部分にマットシャドウを足す

めちゃめちゃナチュラルでしょ?(ドヤ)

さすがに付属のブラシチップでは難しくて、ロージーローザを使ったけどね。
筆者のように眉がしっかりしている方は
チーク:マットシャドウを、3:1ほどのバランスで。
うす眉さんは
チーク:マットシャドウを、1:1ほどのバランスにするのがおすすめです。
眉メイクまで網羅できるなんて、優秀すぎる……。
フェイスアイパレットが使えるシーン
- メイク初心者さんに
→色選びが難しくないので、初心者でも失敗しにくく、自然な仕上がりに。 - 忙しい朝の時短メイクに
→1つで目元と頬が完成するので、朝のメイクも時短かつ統一感バッチリに。 - 旅行やお泊まりメイクに→コンパクトなパレットに必要な色が揃っているため、ポーチの軽量化に◎。
- メイク直しに
→ブラシとチップ付きで、外出先でもサッとメイク直しができてハッピー!パールやラメで質感チェンジも自由自在。
これだけ優秀なら、どこへでも連れていきたくなっちゃいますね。とりあえず2色とも買おう。
847円で買えちゃいけないパレットだと思います
ふんわり控えめなカラーですが、やりすぎない自然なメリハリと、しっとりうるおいを感じる仕上がりに驚きの連続でした。
誰でも簡単にこなれたナチュラルメイクが叶う『フェイスアイパレット』は、何度でも言いますが税込847円というびっくりプライスです。
この価格で、質感・カラー・使い勝手の三拍子が揃ったマルチパレットなんて見たことない。

まさに「プチプラ革命」な神パレット!ぜひ、その実力をチェックしてみて。
ちなみにこのシャドウベース、まぶたのくすみが消し飛ぶ。
リップラインを詐欺れるバズライナーもだいぶ生産が落ち着いてきた様子です。
↓ミュートメイクのバリエーションを広げるならこちらのパレット。
↓マスカラとアイライナーも良作すぎる。ライターゆう子のわかりやすい解説は必見です。
↓セザンヌの細心アイブロウも参戦!対決の行方はこちらで読めます。








