韓国コスメや中国コスメのトレンドは抑えてる人は多いけど、
欧米圏のメイクトレンド、面白いぞ!!!
ちょっと前に日本でも話題になったのが、メゾンマルジェラ2024年コレクションの陶器人形メイク。
レジェンド的メイクアップアーティストであるパット・マクグラスとクリエイティブディレクターであるジョン・ガリアーノの最強コラボで、肌がまるでコーティングされたような艶やかな仕上がりはSNSでもセンセーションを起こしました。
一体何を使ったらこんなツヤ肌になるの?という議論が巻き起こり、実践してみる人も続々登場。
どうやらこれ、ピールオフマスクをメイクの上から塗ってたみたい。
最終的にベリベリっとメイクを剥がせる工程まで、ASMR的要素もありSNS時代のニーズに合致して大バズしたようです。
そう、欧米圏メイクってユニークな発想で面白い。
そして最近またSNSをスクロールしていると見つけました、こんなメイクトレンド!
じわじわブームな“デヴォン青木メイク”
デヴォン青木さん、ご存知ですか?
アメリカで大活躍する日系のスーパーモデル。映画『ワイルドスピード2』に出てた人、というとピンと来る方もいるかも?
このなんともオシャレな顔立ち。ドーリーなのに甘すぎなくて、少し毒のある美貌は一度見たら決して忘れることのできないヴィジュアルです。
唯一無二の存在感で、16歳でヴェルサーチのモデルを飾るなど錚々たるキャリアを持っているほか、MOSCHINOデザイナーのジェレミー・スコットのミューズとしても話題になりました。
Y2Kが愛される今、そのアイコニックな存在として度々話題になるデヴォン青木。
今では子育てママですが、その美貌が全く変わらないのもすごい!
そして誰もが思うのです。デヴォン青木になりたい。
ということで今、デヴォン青木になれるメイクテクが流行しているようです。
このアジアンな顔立ちを生かす時が来たぜ!
みんな、思い思いのデヴォン青木メイクを実践しています。
不思議なのが、元の顔立ちは全然違うのに、みんなしっかりデヴォン顔になれてる!
ポイントさえしっかり掴めば、実は難しいことではなさそう。
デヴォン青木メイクのポイント
①眉毛は細く、吊り上げる
まず最初に、彼女のメイクや顔立ちの特徴として挙げられるのが釣り上がった細眉。
存在感は薄いのですが、形はくいっと上がっており、気だるげなアイメイクに調和していいバランスに。まるで「私に何か用でも?」とでも言っているかのような表情が完成します。
パウダーで毛を埋めるよりも、毛流れで形作るのがベスト。
クリアブロウマスカラで整えて、細いアイブロウペンシルで眉尻などを最低限足してみて。
②スモーキーな囲み目アイメイク
デヴォン青木メイクの最重要項目と言っても過言ではないのが囲み目。
囲み目すると目が小さく見えて苦手?そんな意識は消し去って、挑戦してほしい!
横幅を強調するように作れば、むしろアジアンアイにこそ囲み目が似合う。
黒のアイライナーペンシルで上下の粘膜を囲ったら、フィックスしない内に指でグリグリぼかしてしまいましょう。
その後は指についた黒をアイシャドウがわりにまぶたにオン。この雑さがグランジっぽくてこなれたデヴォン青木メイクを作り上げるのだ!その後はスモーキーカラーのアイシャドウでぼかしてみて。
アイライナー選びは、むしろ密着しにくいスマッジ感を大切に。
スモーキーアイカラーはクールトーンを選んで!BBIAのパレットはぼかしやすい色もあって◎
③日焼けしたような広範囲チーク
彼女の輪郭は人形のようにギュッと縦に短く、そして丸い。
チークを広範囲に入れすぎるとおてもやんになる?いいんだ、それがデヴォン青木メイクだ!!
カリフォルニアのビーチで日焼けしちゃったぜ〜!と言わんばかりのコーラル系チークを両頬全体にオン。もちろん、鼻の頭もちょっとのせてバタフライの形に繋げましょう。
メリハリをつけるために、仕上げにコンシーラーで目の下や頬ぼねの高い位置に少し余白を足してぼかしてあげるとグッド!
より本格的にしたい場合は、アイブロウペンシルや専用コスメで小さなそばかすも描いちゃえ〜!
ちなみに、チークを塗る際は大きなブラシがおすすめ。
④リップはカッパーブラウンやブリックレッドでマットに
ここまできたらあとは仕上げのリップ。
スモーキー間とヌーディーリップでバランスを取りがちですが、デヴォン青木メイクでは唇だってしっかり際立たせます。
デヴォン青木の唇は、ぽってりしつつ口角が下がっているのがポイント。
ムッとした表情を演出するため、無理に口角挙上ラインを入れないで、そのままの形を大切に!
グラデはせず、きちんと縁取ってあげましょう。テクスチャは絶対にマットがおすすめ!
カラーは日焼け肌に合うようなカッパーブラウンやブリックレッド。
まるでサーフィンに目覚めた白雪姫のようです……!!
透明感メイクに飽きてしまったら
というわけでデヴォン青木メイク、いかがだったでしょうか?
海外トレンドといえど、日本にルーツを持つ彼女のメイクなので、わたしたちでも挑戦しやすいのではないでしょうか。
また、Y2Kファッションにも合わせやすいので、流行りの透明感メイクに飽きてしまったら、こんな遊び心を加えるのもアリかも。
是非チャレンジしてみてくださいね!
顔がオシャレだと服もオシャレに見えるんやで